餃子の街、宇都宮――。

(写真はネットより)
宇都宮の熱気にも引けを取らない人気の餃子が、医科大学地下一階、職員食堂にありました。医大生・たきいです。
職食と呼ばれる白衣の人々がお昼に群がる場所が、「職員食堂」。時間がなくドンブリをかきこんでいるドクターから、教授試問を終えてほっと一息といった様子の医学生まで、たくさんの人の集う病院の元気の源だ。巧みな客捌きであまり並ぶことのない職食だが、たまに長蛇の列をなしていることがある。人気メニューの餃子を求めているよう。いつもは敬遠してしまっていたこの列だが、頑張って並んでみた。

待つこと15分、職食としては異例の待ち時間を乗り越えた先には大きな餃子が3個。とても一口では食べきれないほどだ。カリッと仕上がった皮で迫力満点、具は肉よりも野菜たっぷりのこの「手作り餃子」、ヘルシーで家庭の味である。なかなかうまい。
餃子を頬張りながら、実習班の友達からこう言われた。
「また並ぼうと思うほど、おいしいの?」
忙しくない日だったらまた並んでもいいかな、と思えるくらいにはおいしかったっす。ごちそうさまでした。
(同業者の方に別件で食レポを依頼したら断られた人(笑))