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万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

天からの使い

2016年11月08日 | 身近な野鳥たち
先日のこと。

天からの使いがやってきました。シュバシコウ(ヨーロッパコウノトリ)です。









日本では本来ありえないことですので、多分カゴ抜けだろうと熱心なバーダーの方たちがおっしゃって見えました。
ケガを癒して強く生き抜いてと祈るのみ。

それにしても美しい。。。。。



Best friend

2016年11月05日 | なごみ
1本の電話が鳴った。

旧知の仲である彼女からの電話。

いつもと変わらない声に、いつも以上に安堵する自分がいた。

介護生活32年の中で、動けない母が本当に動けなくなっての退院後の日常は私の想像をはるかに超えていた。

自宅介護の大変さを改めて思い知る日々の私は、彼女に今あるありったけの思いを打ち明けた。

共に泣いた。

お互い母の人生の終盤に共に心尽くしてできる限り寄り添っていくことを確認できたことが何より嬉しかった。
本当に良き理解者である。

入院中、NCUで再会した母が私の手を握って言ってくれた。

「ああ、待ってたの。だって私のことを一番わかってくれているから」

涙が溢れた。

そんな母のことも彼女は知り尽くしてくれていると思っている。

火事場の馬鹿力、Best friendからの力などなどいろんな力を駆使して、この苦境が乗り越えられそうな気がしている。








〜二上山の落日〜現世の人なる我

2016年11月02日 | 万葉history song


現世の 人なる我や 明日よりは 二上山を 弟世と我が見む(万葉集巻2−165)
うつそみの ひとなるわれや あすよりは ふたがみやまを いろせとあがみむ

磯の上に 生ふる馬酔木を 手折らめど 見すべき君が ありと言はなくに(巻2−166)
いそのうえに おふるあしびを たをらめど みすべききみが ありといはなくに

風香意訳:
うつそみに生きる人である私は、明日からは二上山を弟そのものとして見続けていこう。
磯の上に生える馬酔木を手にとって見せようとしても そのあなたがこの世にいるとは誰も言ってくれないのです。。。

〜二上山の落日〜現世の人なる我