ずっとずっと思い描いていた。
歌のイメージ作りの為に、いつか石位寺でお月見ができたらと。
でも、きっと現世では無理だと思っていた。
しかし、おもいがけずその日がやってきた。
この日は万葉アクセサリーを担当してくれている天音ちゃんと石位寺で合流。
二人で夕刻、鏡王女さまのところへ。
変わらぬせせらぎの音に歴女の彼女も大喜び。
彼女だからこそ感じて頂けたとただただご縁に感謝した私でした。
天音ちゃんありがとう。
この打合せが終わったのが夜19時過ぎていただろうか。
事前にM長さんにお月見のことをお話させて頂いたところ日々お忙しくしてみえるのにも関わらず快諾して下さり、嬉しい事に役員の皆さんとご一緒の観月会と相成りました。
美しい夕暮れ。
そして日没。
すっかりと暮れかかった空には星が瞬いている。
美しい。。。
隠口の泊瀬の夜空を眺めている自分がちょっと信じられない。
でもここは石位寺の境内。
ベンチに皆さんと腰掛け、ただただ月を待つ。
足下にはOさんが準備してくれた蚊取り線香。
そんな何気ない気遣いも嬉しい限りである。
しばらくするとKさんによる尺八での「祈り」の演奏が始まった。
す~っと入ってくる優しい音色が心に響く。
素晴らしい演奏に心の中で乾杯。
途中カメラを自社に取りに行かれたKさんが「赤尾からはもう既に上がっているよ」と。
それを聞いたOさんがならば車でひとっ走りしてあげると車を出して下さり、連れて行って下さった。
赤尾は、日本書紀によると十市皇女が眠る場所。
車を出すや否やすぐさまにお月様が見えて来た。
なるほど万葉集の通りで、石位寺の背後の山が高いので月がなかなか現れないのであることがよくわかった。
Oさん、いつもいつもお心遣いに感謝しています。
ありがとうございました。無事ブレスレットも連れて帰ることができました。
石位寺に戻ると、まだ月は顔を出してくれない。
「あと30分や」
そう言われたのは、この日もご多忙だったにも関わらず三脚と高級カメラをもってかけつけて下さったYさん。
何でもこの2日前の満月の日にも写真を撮りにみえて夜23時までいらっしゃったそう。
その想いにただただ頭が下がる。
本当にいつもながらお騒がせしています。
そのYさんの言葉通り、石位寺の背後の山からお月さまが顔を出してくれたのが夜22時15分位だった。
月待ち。
いにしえ人の想いに触れられた瞬間であり、また忍阪の人々の温かさを肌で感じた瞬間でもあったことはいうまでもない。
石位寺から見る月は、生涯忘れる事のできない観月となりました。
ご一緒して下さった皆様、本当にありがとうございました。
今思っても、たぶん二度とこうした機会はやってこないのかもしれないと思うと、額田王さまがこの機会を作ってくれたんだと思わずにはいられない夢心地のひと時でした。
すべての出来事に感謝。
歌のイメージ作りの為に、いつか石位寺でお月見ができたらと。
でも、きっと現世では無理だと思っていた。
しかし、おもいがけずその日がやってきた。
この日は万葉アクセサリーを担当してくれている天音ちゃんと石位寺で合流。
二人で夕刻、鏡王女さまのところへ。
変わらぬせせらぎの音に歴女の彼女も大喜び。
彼女だからこそ感じて頂けたとただただご縁に感謝した私でした。
天音ちゃんありがとう。
この打合せが終わったのが夜19時過ぎていただろうか。
事前にM長さんにお月見のことをお話させて頂いたところ日々お忙しくしてみえるのにも関わらず快諾して下さり、嬉しい事に役員の皆さんとご一緒の観月会と相成りました。
美しい夕暮れ。
そして日没。
すっかりと暮れかかった空には星が瞬いている。
美しい。。。
隠口の泊瀬の夜空を眺めている自分がちょっと信じられない。
でもここは石位寺の境内。
ベンチに皆さんと腰掛け、ただただ月を待つ。
足下にはOさんが準備してくれた蚊取り線香。
そんな何気ない気遣いも嬉しい限りである。
しばらくするとKさんによる尺八での「祈り」の演奏が始まった。
す~っと入ってくる優しい音色が心に響く。
素晴らしい演奏に心の中で乾杯。
途中カメラを自社に取りに行かれたKさんが「赤尾からはもう既に上がっているよ」と。
それを聞いたOさんがならば車でひとっ走りしてあげると車を出して下さり、連れて行って下さった。
赤尾は、日本書紀によると十市皇女が眠る場所。
車を出すや否やすぐさまにお月様が見えて来た。
なるほど万葉集の通りで、石位寺の背後の山が高いので月がなかなか現れないのであることがよくわかった。
Oさん、いつもいつもお心遣いに感謝しています。
ありがとうございました。無事ブレスレットも連れて帰ることができました。
石位寺に戻ると、まだ月は顔を出してくれない。
「あと30分や」
そう言われたのは、この日もご多忙だったにも関わらず三脚と高級カメラをもってかけつけて下さったYさん。
何でもこの2日前の満月の日にも写真を撮りにみえて夜23時までいらっしゃったそう。
その想いにただただ頭が下がる。
本当にいつもながらお騒がせしています。
そのYさんの言葉通り、石位寺の背後の山からお月さまが顔を出してくれたのが夜22時15分位だった。
月待ち。
いにしえ人の想いに触れられた瞬間であり、また忍阪の人々の温かさを肌で感じた瞬間でもあったことはいうまでもない。
石位寺から見る月は、生涯忘れる事のできない観月となりました。
ご一緒して下さった皆様、本当にありがとうございました。
今思っても、たぶん二度とこうした機会はやってこないのかもしれないと思うと、額田王さまがこの機会を作ってくれたんだと思わずにはいられない夢心地のひと時でした。
すべての出来事に感謝。