万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

梅の香

2017年06月25日 | なごみ
今年も梅の季節がやってきました。



縁側でひなたぼっこしている梅の香が部屋中に広がっています。

なんともいい匂い!

今年の梅は奈良県産!

どこの市かは記載がなくてわからないのが残念ですが、3Lサイズでキズ1つない綺麗な梅ばかり、良品です。

生産者の心まで頂いた気分。嬉しいですね。

縁側で熟すまで待って梅酢作り、そして漬け込み。例年12月頃から食べ始めることができます。

もうしばらく梅の香りを楽しめそうです。

全国万葉協会の季刊誌「万葉ネット通信」に記事が掲載されました。

ありがとうございます!




味狭藍(あじさい)七変化

2017年06月20日 | 身近な野鳥たち
言問はぬ 木すら味狭藍(あじさい) 諸弟(もろと)らが 練りのむらとに あざむかえけり(万葉集巻4−773)




万葉集にも詠まれているあじさい、七変化の異名があるようにつぼみから開花し終えるまで色の変化が楽しめるが、ここのところの空梅雨に心なしか水を求めているような。。。



母の体調の不安定さが気になり、ちょっとバードウオッチングに、、、がままならない日が増えているが、それでも気になる野鳥たち。


外に出たら森の中間あたりに白い物体。もしや。。。慌てて一眼レフを取りに戻り、パチリ、オオタカだ。

ならば、と近所をぶらり。

コゲラ。だが、ケガしてる様子。自然界も厳しいのね。お大事に。




お久しぶりです、エナガ。

講演会の資料作りをしているが、なかなか集中してできない。
1日でいい、自分だけの時間を下さ〜い!!



















鳴海潟(なるみがた)と東海道

2017年06月19日 | なごみ
さ夜千鳥 声こそ近く鳴海潟(なるみがた) かたぶく月に 潮や満つらむ(新古今和歌集)

今回は名鉄本線鳴海駅(名古屋市緑区鳴海町)界隈の台地を中心とした古代遺跡を歩く。
所用で15分ほど遅れて参加。

名鉄鳴海駅で下車。ここから北へ扇川を渡るとほどなく左手上方に鳴海城跡がある。戦国時代、織田、今川両家の戦の最前線だったところ。
みなさんと合流できた。

現在は鳴海城跡公園となっており、名古屋名物「富士山公園!」となっている。

ここではないが、元名古屋市民の私も子供の頃はほんとによく遊んだ!懐かし〜い!

弥生時代においてはなんとここは環濠集落だった複合遺跡である。

そして本道から今度は右手、鳴海城の向かい側に当たるところは鳴海廃寺跡。
出土瓦の一部は尾張国分寺の瓦と同范。


現在の園龍寺の辺りで、本堂前から見た高低差のある眺めは干潟が広がっていた古代を思い浮かべるには十分であった。




白い高架が鳴海駅。台地と干潟のちょうど端に位置しているのがよくわかり半島上に突き出している地形。

ほど近くにあるのは天神社。式内社成海(鳴海)神社の旧地である。朱鳥元年創建に思わず身を乗り出した。こ、こんなところにも。。。



古代住居跡があった矢切遺跡(こんもりしたところ)のある鳴海小学校。
子供の頃、ピアノの発表会にきた懐かしい記憶も蘇ってきた。

市内最大の縄文時代の貝塚は雷(いかづち)貝塚といい、土製耳飾りが出土している。住宅街だったので案内板のみ。

小字名の「いかづち」が気になる私。飛鳥だけだと思っていた。。。

こちらは、、、桶狭間の戦い、善照寺砦。





四方見晴らしがきくことと、お高そうな看板であることがよくわかった(笑)

時代は下って近代の遺産、名鉄自動車学校。


よくみると後方にそのままの形を残す観客席が。

日本初のプロ野球の開催場所だそうで、あのベイブ・ルースもきたというからファンでなくても驚き!

台地の高低差をそのまま古代の地形と重ね歩き続け本日のゴール、鳴海潟、年魚市潟を眼下に見下ろす三王山遺跡に。





星崎の 闇をみよとや 啼く千鳥 芭蕉

公園入り口に建っているのは芭蕉直筆の唯一の歌碑だそう。ちなみに星崎は名古屋市南区星崎。尾張名所図会には星の宮が見られる。

芭蕉の碑に、連綿と受け継がれている歴史の重みを感じる。


この遺跡は弥生時代後期の二重環濠集落が見られ、古墳時代と中世の遺跡もあったとか。
講師の先生はここの発掘もされ、青銅製釧(くしろ)(=腕輪)の発掘状況も現地で詳細に教えて下さりなんだか聞いてるだけでワクワクしてきた。

縄文、弥生〜戦国、そして近代までを巡った鳴海潟に面した台地上の遺跡歩きは、今回も目から鱗の連続だった。

ここからは番外編。
歴女4人は解散後、現:成海(鳴海)神社目指して東海道の旅路へ出陣。(笑)

勘を頼りに東海道筋をあちらこちらと寄り道しながら、成海神社にようやく到着。


立派な山車蔵が3つも。




創建は686年6月。祭神は日本武尊、宮簀媛命、建稲種命。


プロから学ぶ郷土の歴史。知らないことを知る楽しさを味わっています。

ご一緒させていただいた皆様、今回もありがとうございました!











































道 by 松下幸之助

2017年06月06日 | なごみ
「自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広い時もある。せまい時もある。
のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
(中略)
他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。」

Panasonic エイジフリーライフvol.24 季の窓(『道をひらく』PHP研究所より)より引用


母の入浴サービス。
愛情もって接してくださるスタッフのみなさまに毎回ながら頭が下がる。
そのPanasonicからいただく季刊誌の見開きページ、松下幸之助氏の言葉がすーっと身体に染み渡っていった。

ちょっぴり身と心が軽くなってのバードウオッチング。


ホオジロの高鳴き。


セッカ。可愛らしい顔がいい。


ヒバリのおさんぽ。


アマサギ天国。美しい。


トンボ。なんとか1枚、動きが早くって落ち着きません。。。。。


















初夏。

2017年06月01日 | なごみ
ここのところの蒸し暑さ、資料の山に日々埋もれながら頭がうみそうになると庭に出て風にあたる、、、すると暑さの中にも心地良い風が時折吹き抜けて生きていることを実感。

庭の草花たちも生きています。



ヒトリシズカ。


ユキノシタ。満開です。



シラン。


サツキ。こちらも満開。

群生地のカキツバタ。すでに終盤。




青楓。


麦の秋。


只今子育て中(だと思う)オオタカ。
あまり刺激したくないので、遠くから1枚だけパチリ。