天上の虹 副題持統天皇物語がついに完結となった。

単行本として発刊される以前、分厚い少女漫画に連載がはじまり、以降書き下ろしとなって今回23巻で完結。
30年越しとあるが、この少女漫画への連載から数えると私の記憶ではもっと年数が経っているはずだ。
先日、名古屋で行なわれた万葉学者上野誠先生の講座を受けてきたのだが、その中で先生もこの話題に触れられ、
「この本が万葉ファンに及ぼした影響力は計り知れない」とおっしゃってみえた程で、私もその中の一人だ。
何年か前に里中満智子先生の講座を聞く機会があった。
ご本人の話の中で印象的だったのは、これだけ深い考察をされ大学でも教鞭をとってみえる先生であるにもかかわらず
「学者の先生は大変ですね。私は一漫画家ですのでどう表現するのかは自由な立場なんです」
とおっしゃってみえたのが印象的であった。
この23巻のあとがきは実にさっぱりときっぱりと書かれており、まるでご自身に触れさせていただけたような爽快感すら感じた数ページであった。
この天上の虹・完結の年に持統天皇を万葉歌でもって表現できる機会を与えられたことに感謝すると同時に、これはもしかしたら鸕野讃良からの贈り物かもしれないと思う今日この頃である。
昨夜、「万葉装束が完成したわよ」と連絡あり、夜な夜な友人宅を訪問。
持統天皇らしさが出た素晴らしい衣裳完成日と相成りました。

たまには現代詩もいいんじゃない!?とお習字の先生に進められ、万葉づくめの日々からの息抜き。
でもやはり万葉集が好き!

単行本として発刊される以前、分厚い少女漫画に連載がはじまり、以降書き下ろしとなって今回23巻で完結。
30年越しとあるが、この少女漫画への連載から数えると私の記憶ではもっと年数が経っているはずだ。
先日、名古屋で行なわれた万葉学者上野誠先生の講座を受けてきたのだが、その中で先生もこの話題に触れられ、
「この本が万葉ファンに及ぼした影響力は計り知れない」とおっしゃってみえた程で、私もその中の一人だ。
何年か前に里中満智子先生の講座を聞く機会があった。
ご本人の話の中で印象的だったのは、これだけ深い考察をされ大学でも教鞭をとってみえる先生であるにもかかわらず
「学者の先生は大変ですね。私は一漫画家ですのでどう表現するのかは自由な立場なんです」
とおっしゃってみえたのが印象的であった。
この23巻のあとがきは実にさっぱりときっぱりと書かれており、まるでご自身に触れさせていただけたような爽快感すら感じた数ページであった。
この天上の虹・完結の年に持統天皇を万葉歌でもって表現できる機会を与えられたことに感謝すると同時に、これはもしかしたら鸕野讃良からの贈り物かもしれないと思う今日この頃である。
昨夜、「万葉装束が完成したわよ」と連絡あり、夜な夜な友人宅を訪問。
持統天皇らしさが出た素晴らしい衣裳完成日と相成りました。

たまには現代詩もいいんじゃない!?とお習字の先生に進められ、万葉づくめの日々からの息抜き。
でもやはり万葉集が好き!