万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

桜井市夏期大学

2013年08月30日 | なごみ
先日、桜井市夏季大学の講演会に参加してきました。

午前中は、一度拝聴してみたかった坂本信幸先生による「万葉歌のはじまり桜井」。


お昼をはさんで午後からは、東京学芸大学名誉教授、木下正史先生による「よみがえる古代磐余の世界」。

午前、午後共に講演内容は濃く、参加された皆様のレベルの高さに圧倒されました。

この日は昼食付き。ご一緒して下さった皆様とお昼をとっていると、思いがけず「記紀万葉さくらい」のDVDがスクリーンに。


一番後ろの席を陣取っていましたので、会場の皆様の様子が手にとるようにわかり、熱心に観て下さった方々に心の中で感謝した私でした。

講演会終了後は打合せの為、「忍阪」へ移動。

この日はあいにくのお天気でしたが、移動中車窓から眺める景色はまるで山水画。

沸き立つ雲から浮かび上がる隠口の泊瀬の山々の情景は、まるで1300年前の景色そのものかと思える程に幻想的でした。


(こちらは石位寺のさるすべりです。石段にはすでに花が散りはじめていましたが、雨に濡れた石段の濃ピンクの百日紅も素敵でした。)

打合せが終わって、石位寺からみた雨上がりの倉梯山です。落日間近で一段と迫り来る高さが際立った倉梯山には夕陽が照らし出されて、それは美しかったです。


さて、こちらは愛知に戻ってからの事。
同級生がお花の教室を持っています。
その彼女からプリザーブドフラワーのプレゼントを頂きました!





Yちゃ~ん&ご主人も、ありがとう。


こちらは「さぎ草」です。ずっと探してました。やっと購入しました。
この花をみると、親友のお父さまを思い出します。

久しぶりに会いにいこうかな。。。











CD発売

2013年08月20日 | CDリリース
この度、奈良県桜井市忍阪区より新たな万葉歌CDが発売されました。

タイトルは「文に麗はし」(あやにうらぐはし)。

意味は「何ともいえず美しい」という意。美しい日本古来の言の葉で、日本書紀 雄略紀歌謡にある古代歌謡からのタイトルです。

収録曲は、第10回万葉の歌音楽祭、大賞受賞曲「泊瀬川」、日本書紀歌謡「文に麗はし」を含めた全11曲。

「記紀万葉さくらい」を大きなテーマに掲げられ、万葉歌9曲、日本書紀歌謡1曲、その他1曲の構成とし、万葉歌、日本書紀歌謡共に、私、風香の作詞•作曲となっています。

「記紀万葉のふるさと 忍阪」、「記紀万葉のふるさと、桜井」をあなた自身の心で感じて頂ければ幸いです。

お問い合わせ、お求め等は「忍阪の風」ホームページにてご確認下さいませ。

「忍阪の風」ホームページ















熱かった!桜井高校!

2013年08月10日 | なごみ
本日の甲子園、第2試合。

奈良県は桜井高校×栃木県 作新学院。

こうして奈良県とご縁を頂き、その中でも桜井市にある桜井高校が出場とあり、衣裳を縫いながら、テレビの前で自然と力の入った応援となった。

試合結果は5-17と大差で桜井高校は敗北。

残念な試合結果とはなったものの、解説者によると、最後まであきらめないつなげる野球をみせてくれた内容だったとか。

中でも終盤にベンチ選手全員起用しての全員野球は印象的だった。

そういえば、ついこの間、オリンピックで金メダルをとった○○選手(名前忘れました)と、石原良純との対談でこんなことを言っていたのを思い出した。

「メダルをとると、それが一番のように思われるでしょう。僕はそうじゃなくって、そこに至るまでの過程がその瞬間から大切なものに変わるんだ。メダルをとったことはもちろん嬉しいことなんだけど、苦しい時、辛い時もそれを乗り越えて今日まで頑張ってきた自分が愛しくなる」と。
(確かざっくりとこんな感じの内容でした)

選手の皆様、お疲れさまでした。
そして、猛暑の中で甲子園に歓声と声援が響き渡っていた桜井大応援団の皆様、お疲れさまでした!

オオタカの住む森。

2013年08月10日 | 身近な野鳥たち
その日は朝から夕方まで鳴き続けていた。

近くにあるオオタカの住む森。

その森が開発の波にのまれようとしているのを知ってか知らずか。
何でも採石の為の伐採計画があるとか。
その計画を知り、このオオタカの住む森を地元民としてどう守っていくことができるのか、ご近所さんたちと考えている最中でもあった。

いつもの森から聞こえる声は、だんだんと移動をして近くにある神社の森へと移動しているようだった。

ちょうど母の爪切りをしている最中、窓辺上空に鳥の気配を感じると共に響いてきたのはまぎれもなくオオタカの鳴き声だった。

ここ数年、野鳥観察をしているがはじめての出来事だった。

いつになく鳴いている声は、私の胸にオオタカからの悲鳴のように届いた。

その日を境に、2日程は移動した先の森から声が聞こえていたが、それ以降は耳にすることが途絶えてしまった。

どこに行ってしまったのだろうか。。。

オオタカは留鳥。
一年中同じ地域に留まって生活する鳥とされている。
しかし、一部は渡りや移動もあるとか。

冬は必ず戻ってきてくれると信じて待ち続けることしかできない人間の小ささ。

自然に逆らうことも、変えることも、なに1つできるはずがない。


(春先に撮影したもの)


立秋。

2013年08月07日 | なごみ
君待つと 我が恋をれば 我が屋戸の 簾動かし 秋の風吹く  (万葉集 巻4-488 額田王)

息をひそめてあなたを待って恋焦がれていると、私の家の戸口にかけてある簾がくくっ、、、と動いたわ。もしかしてあなたが来て下さったのでしょうか。
あら、秋の風のいたづらだったわ。。。。(風香意訳)


暦の上では早くも立秋。秋の気配が感じられる頃。

暦とはうらはらに、本日ここ愛知の温度は、、、37℃とか。
体温以上です(笑)

先日、日々ご無沙汰しているあの方、この方にお出した暑中見舞いのお返事を、全国つつうらうらにお住まいのあの方この方から頂くも、やはり全国的にこの暑さのようで、文面からも日々の暑さが伝わってくるお手紙を頂く事が多い今日この頃です。

皆様、残暑お見舞い申し上げます。

お体ご自愛下さいませ。









衣裳作り。

2013年08月04日 | なごみ
昨年からもう1着、巻スカートを作りたいっ!、、、と思いながらも、曲作りを優先していたらずっと後回しに。

今年も無理かな、、、そんなことを思っていたら、思いがけず衣裳のミセスふみこよりお誘いが。

ということで、2人で久しぶりに布屋さんへ買い出しにでかけてきました。

衣裳もアクセサリーも極力その時のメインの曲に合った手作りにこだわっています。

手作りにこだわるのは、何より曲のイメージを少しでも表現できたら、、、そんな思いがこもっています。

一昔前は有名店「O屋」さんへ足を運んでいたこともありましたが、ここ数年は私たち庶民の味方、名古屋市内にある布伝説さんばかり。

前回と同じものがあるとは限りませんが、掘り出しもの数しれず。

最近は店舗を広げられ、以前と比べれば雲泥の差ぐらいに見易くなったが、ほんの少し前までは布のなだれがおきる可能性があるお店でした(笑)


通路がどこだかおわかりになるでしょうか(笑)
この山から、探し出すのも、ひっぱり出すのもコツが必要なんです!
今回も、店員さんに誉められました!「この生地、一番下にあったでしょう、よく見つけられましたね」って。お~ほほほほっ!(笑)


さて、巻スカートについては丁寧さはおいておいて、私1人で仕上げることができる唯一の作品です。

とはいっても、生地選びには衣裳担当なしでは無理っ!

色目は毎回だいたいアバウトで決めていくものの、その場で「これだっ!」と2人の意見が一致し、お値段も2人が納得のものを購入することにしています!

きょうも、ありました!「これだっ!」

明日からは、息抜きが縫い物となりそうな予感。。。

次回は2人で腰紐探しの旅にでかけます!