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万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

2017年

2017年12月30日 | なごみ
あっと言う間に年の暮れ。

今年は波多の横山での講演を経て、改めて万葉の風土の素晴らしさと歴史の奥深さを私自身が学んだ1年となりました。

支えて下さった地域の方々、そして応援して下さった皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。

2018年。来年は、久しぶりに奈良でのお話を頂いております。

何ともありがたい事です。
お心にかけて下さっている方々がいるからこそと、ただただ感謝しております。
ありがとうございます。

風土の名を汚すことのないよう、精一杯取り組んでいく所存です。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

深謝。



おまけです。
先日したためた熟田津(にぎたつ)の書の力!?


伊予の国から贈り物!!!!!いや、額田王からの贈り物!(だといいな!)


ひゃー!


キャッチコピー通り!ほぼゼリーの食感!美味しすぎますっ!

そして、今年最後、ご学友からのサプライズ!


うそーーーーー!
目を疑いました!

なんでも奈良県葛城市の梅之宿酒造さんとの事。
こちらは大津皇子から頂いたサプライズ!(と思いたい!)

皆様、良いお年をお迎え下さいませ。


















2017年 今年最後の最高の贈り物

2017年12月26日 | 身近な野鳥たち
あと数日で今年も終わり。

人っ子を避けてのバードウオッチングは、今年最後の最高の贈り物を頂きました。


何とルリビタキ。


しかも2羽!雌と言いたいところですが、雄の幼鳥との判別が難しいなあ。私には無理。。。雌らしきは尻尾の方だけ青みがあった。


一歩も動けず。



雄は用心深くすぐに奥の方へ入ってしまいました。


こちらの存在に気づいてガン見するもしばらく同じ枝に留まっていました。



いつもと同じ道、何年と通っているコース。
それでも日々違った景色を見せてくれます。

母いはく「今日はきっといい事あるわね」と。

思わず返した言葉は、
「ルリビタキに出会えた事が最高の出来事だったのよ」と。

憧れの鳥、ルリビタキとじっくりと出会えた冬の日。

やはり鳥は天からの使いなのかもしれない。








冬の朝

2017年12月23日 | 身近な野鳥たち
冬の朝、近所の池は相変わらずの賑わい。



ホシハジロ。個体数は多い水鳥だが今回見つけたのはこのつがいの2羽のみ。


オオバン。魚を食べています。
大き過ぎて口に入らないのか、ついばんでは水面に叩きこんでいました。

オオバンだから!?バン!バ〜ン!!!!!ってな感じ。


上陸中のオオバン、こんな姿だったんだあ。ツル目クイナ科がようやくうなづける。


こちらは先日教えて頂いたバン。


図鑑通り口先が赤い。


ようやくツグミ。通称斜め45度。鳥の姿に元気をもらっています。

最後は猛禽。どれも、う〜ん。白旗。






太陽に透けた猛禽の飛翔姿は介護の疲れが和らぐ。
















介護休息 音楽と花とアロマの癒しコラボレーション Merry christmas! 

2017年12月22日 | なごみ
母の通院日。

最近、少し筋力がついたと思い、油断していたのかもしれない。

少しぐらいは大丈夫だろうと、コートを着せて車椅子に座らせたまま席を離れた。
その10分後。

「助けて〜」

叫び声に慌てて駆けつけると、車椅子からほぼずり落ちた毋の姿が。

捨て身の身体を、しかも車椅子に乗せ上げるのは至難の技である。

が。

火事場の馬鹿力とはよく言ったもので、自身の腰と膝の痛みも忘れて思いっきり引っ張り上げた。

母も怖い思いをしただろうに。

寝ていてくれれば楽なのだが、それではどんどん筋力が落ちてしまう。

起こしていれば、そばについてて見守るしかない。

それでも母の喜びを少しでも共有し、自分自身母の介護に後悔がないようにと願う日々。

介護する側も時には休息が必要。
それには他人の手を借りねば実現しない。

たった3泊4日のショートを頑固に嫌がる母をヘルパーさんの助けも借り、自身は心を鬼にしてこの日はなんとか送り出すことができた。
ごねられるとこちらも辛い。

そして実現した友人主催のイベントに参加。


場所は名古屋市昭和区にある ザ ナンザンハウス。

彼女はフラワーデザイナー、アロマコーディネーターなどとして多方面で活躍しており、今年も昨年に引き続き年1回のスペシャルイベントを企画。

会場内はテーブルコーディネートも含め、全て彼女のアーティフシャルフラワーなどの作品。








今回はアフタヌーンティーでのもてなし。


こちらは「オリエンタルビューティー」なる グリーンティのフレーバーティ。フレーバーティーは時に気分を害すがこれはとっても心地よい香り。
確か彼女の過去の作品にあったような、、、。

はじめに花とアロマのお話が。
思いがけず彼女にマイクを向けられ
「香りはいつから日本にあったと思いますか?」と問いかけられた。

彼女からの唐突な質問に香(かおり)というと香木、ならば仏教伝来か、とまるでしりとりゲームのように思いついたまま応えると以外にもその通りだったようで、なんだか現代アートの空間で古代に触れられたことがとっても嬉しかった。
そして彼女自身も飛鳥時代で私と繋がったことに喜びを感じてくれていたことを会終了後に聞かされた。
彼女のアンテナ力に脱帽。


音楽はハープ奏者、神谷氏によるもの。
ハープは媒体が何もなく直接弦を指で触れて音を出す楽器だそう。
言われて見ればなるほどなあ、なんだか新鮮。



作品名「ゴッホの愛した太陽の輝き」。全国大会入賞作品。
急いで撮ってピンボケ。○ーちゃん、ごめん!

お花も、そしてアロマも、数々の賞を受賞し、そこに満足することなく自身の感性を磨き常に前を向いて努力し歩いている彼女の姿は、本当に美しく輝いていました!

私が微力ながら応援できることは、一人でも多くの方に彼女の活躍を知ってもらうこと。

それは私自身もあちらこちらの万葉の会場で、私を心にかけて足を運んで下さった方々からいただいたご恩。

形は違っても伝えられることがあると信じて。

Merry christmas!!!!!



誰そ彼?と万葉うたいびと

2017年12月18日 | なごみ
黄昏の語源、誰そ彼(たれそかれ)。

万葉集にその表現がみえる。

誰そ彼と 我をな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つ我を(巻10ー2240)

誰かしら、あの人は、、、と夕暮れ薄暗くなると顔の見分けがつきにくくなる、後世になってその時を黄昏(たそがれ)、黄昏どきというようになったという。
ちなみに対義語は 彼は誰(かはたれ)となり、 明け方のまだ暗くて見分けのつかなくなる、その時間帯を 彼は誰時(かはたれどき)という。
こうなると万葉うたいびととしては古代信仰についても語りたいが、こちらはまた別の機会に。

暁(あかとき)の  かはたれ時に 島蔭を 漕ぎ去(に)し舟の たづき知らずも(巻20ー4384)


奈良大図書館で手にとった上野誠教授の新書『万葉集から古代を読みとく』の序文。
映画『君の名は』にみる万葉集についてまさにこの「誰そ彼」について書かれていた。

書籍については私なぞが語るすべもないのだが、誰そ彼?と問い続け、自分と他人を区別することにより、自分のなかのもうひとりの自分を見つけ出すことができるという。そして自分が誰かと問える人が万葉集を学んでいるというようなことが書いてあった。

万葉集を歌っていると、実に多くの疑問にぶち当たる。

なぜこの歌がこの場所で読まれたのか?
歌人は誰そ彼?

そして万葉うたいびとである私は誰そ彼?
なぜ、この歌を歌っているのだろうか?
やはり私は?誰そ彼?

このタイミングにして名著に出会った奈良大図書館、やはり蔵書53万冊を誇る大学図書館恐るべし!


高の原からバスの予定が、、、出たばかり。。。
以前を思い出して、止む無く徒歩で向かう。見慣れた景色にヤマガラ、シジュウカラ、メジロも集う。


講義中。


図書館。

せっかくなので、、、

学食ランチ。日替わりで根菜と豚肉の胡麻味噌煮と春雨サラダ、小ライスで400円也。まさに早い、安い、美味いっ!
あれ?お皿に校章入ってたっけ!?
奈良大学食も恐るべし。

平城(なら)の地で歴女たちの女子会、「あをによし茶論」。

すでに満席のためご入会はできません(笑)

今回旅のプランナーが選んだ場所は、、、「唐招提寺」。

西の京駅で降りた私が、薬師寺に立ち寄らないのは今回がはじめて。

人気なんだなあ、鑑真さん。

ちなみに薬師寺東塔はまだ覆屋被っておりました。


唐招提寺。

この日はお身拭いの日、普段見られない場所もご開帳(!?)されておりました。


苔むす鑑真和上御廟付近。なんでもこのあたりの池は清水が湧く湿地帯だったとか。苔はほぼ自然体で冬もこのままの姿で自生しているらしい。
なんともありがたいことにお寺の方にご案内いただき、中でも瓦からみる唐招提寺の変遷をお聞きすることができました。


文殊と巴紋は火と水を表し、火防の意味があるそう。


こちらの瓦は皇室との関わり、菊花紋。


こちらは葵の御紋。

古い建築物を他所から譲渡してもらったり徳川家より寄進を受けたりと様々な経緯を辿りながら現在の唐招提寺が維持されているとか。
ご苦労されています。




クチナシの実。


金魚葉椿(きんぎょばつばき)の葉。葉先の形が独特。(ひどい写真でごめんなさいっ、一応証拠)


お世話になりました。

夜のJR奈良駅。


宴は友ご用達の薬膳料理のお店。


薬膳料理というとなんとなく独特の匂いとお味が、、、と少し及び腰でくぐった暖簾だったが。。。
奈良野菜をふんだんに使った本日のコース料理は、、、実に美しい!

奥側中央のやや茶色いものは古代のチーズ「蘇」。優しいお味です。


蓮の実の炊き合わせ。



にゅう麺も。こちらは吉野葛入り。スープは烏骨鶏から。


高麗人参などの天ぷら。お行儀よく盛り付けられています。手前お豆腐の天ぷらの中には雲丹。


赤米。

そしてシメの1品は、、、、!

ガーン!
亀ゼリー!!!
無理っ!!!!!!!

しか〜し!
気を取り直してコーヒーがくるまで待つことに。そして勇気を出して1口。
黒砂糖のシロップを使っているせいか以外に全く癖はない。
でもきっと今回が最初で最後っ!


こちらはキンカン。

食べ終わった頃には、身体ポカポカ。ほんわかしておりました。

いにしえびとたちの時代から伝わる薬草。

正倉院に残る史料をみても古代宮廷人たちの食生活は以外にも豊かだ。

現代は旬がわからないほどにいつでも 食 が 手に入る。

いつでも手にできることによって、旬の感覚が少しずつ失われていく。

それは食のみに限らず、文化も同じだ。

便利になればなるほどに失われていく感性。
もちろん得るものもあるのだろうが。

久しぶりの平城(なら)旅は、自身の居場所を問い直す旅ともなった。

誰そ彼 である。


八太からの贈り物

2017年12月07日 | なごみ
プレゼントを頂きました。

八太からの贈り物は、、、



なんと、もじゆうさんの作品。万葉集巻1−22の草書。

Tシャツに描かれております。

文字色は、なんとも品のあるピンク色。
落ち着いた色合いです。

歌の持つ意味合いを十二分に考慮されて選ばれた色だそう。
もじゆうさんのプロフェッショナルの仕事ぶりからはそのお人柄まで作品に現れているようです。

ありがとうございます!




MIDI打ち込み

2017年12月05日 | なごみ
楽譜作成。
MIDIに打ち込み。



手書きより断然早い、そして綺麗。
ただし、macに入っているソフトのみで作っているので高度なことができない分、頭の中で全体の構成を考えリピート、コーダなどの小節の区切りをイメージした上で打ち込まねばならないというちょっと厄介さんであるのが難。それでもこれだけできれば私には十分。ソフト買うまでもないかなって思ってマス。
習うより慣れよ! で回を重ねる度、楽になっており、実際完成した楽譜はなんといっても見易い。

この日、母はデーサービスに。
新しいデーサービスは相変わらず順調そのもので、車椅子からの立ち上がり練習にと平行棒のリハビリも始まった。
驚くことにリハビリが始まってからの毋は、自分ではもちろん立ち上がれないがトイレの際、自分の片足で少し踏ん張って5秒ぐらいだけだが手すりに掴まっていられるようになってきた。
82才にして進化するとは。ケアマネさんもびっくり!
そういえばこの前読んだ本に書いてあった。
前進も後退も、発展なのです。全てを受け入れてあげてくださいと。

難しいことだが、やけに納得した。しかし、日々現実。


2年ほど前からだろうか、マイブームは未だ冷めやらず。どこにいってもカプチーノ。ラテアートがあるとなんだか幸せな気分になれる。

近所をバードウオッチング。

モズ。凄く見られています。。。我が家のモズかしら。


お久しぶりね、カワラヒワ。


ホオジロ。


数珠玉、見かけなくなりました。


こちらもお久しぶり、今冬初、頭ボンバー、カシラダカ。

今日で介護生活34年目に突入しました。















鶴の観察

2017年12月03日 | なごみ
愛知県で見たナベヅル、コウノトリ、ヨーロッパコウノトリ(シュバシコウ)。

あとはマナヅルとタンチョウがみられれば、古代の鶴(タヅ)は制覇となりそう。

その目標!?に向かって、鶴が飛来してくる先月から観察開始!

といっても窓の外からではなくって。。。

強〜い味方、それは環境省 自然観光局のHP,生物多様性情報システム。

インターネット自然研究所のライブ映像。

朝から夜まで1時間刻みの映像がアップされております。過去データもみられ見ているだけでもう大自然の真っ只中〜!

お気に入りはなんといっても「釧路湿原のタンチョウ」と「出水平野のツル」!

出水平野のナベヅルはすでに賑わいをみせており楽しい映像満載。思わず ぷっ と笑ってしまいます。。。
釧路湿原のタンチョウはまだ少ない様子ですが、雪景色となる1月以降が楽しみです。

いつかはこの目で!と思っておりますが、それまではこの映像で時期をしかと見定めて、、、と目論んでおります!
画素数が荒いのが残念。。。

年魚市潟(あゆちがた=愛知の語源)に飛来したナベヅル(2015年12月)11羽。1ケ月以上滞在してくれていましたがあり得ないことだそうです。日の出前から伊勢湾岸道ぶっ飛ばして(笑)日参しました〜♪




愛知県某所 コウノトリ(2016年6月)


奈良県某所 コウノトリ(2015年11月)


愛知県自宅付近 ヨーロッパコウノトリ(2016年11月)


念ずれば叶う、、、で夢のような世界と出会っております。

あとはマナヅル、タンチョウ、Love you!!!!









カワセミ 〜ダブル〜〜

2017年12月01日 | 身近な野鳥たち
私のバードウオッチングコース。

2通り。

1つは近所の公園、池の遊歩道コース。1周が2.3キロ。

もう1つはこの時期、人っ子1人会わないほどのコース。

今回は水鳥の様子が気になっていたので、池の遊歩道コースへ。
久しぶりの朝のバードウオッチングコースは賑わっていました。


ヒドリガモの編隊遊泳(笑)


相変わらずオオバン。子供もいました。


先日見えなかったマガモがわんさと!


キンクロハジロ。
んんっ!?
よく見ると先頭をいくのはオオバンだわ!確かに色は一緒だけど。。。


ガサゴソと1羽。水草の中から出てきた。見慣れない鳥。バンだそうです。ブロ友さんが教えてくださいました!





うわっ!カワウの大群!よく見るとゆりかもめも。


モクレンかな、コブシかな。。。ベリッ、、、もうすぐ開花の予感。


こちらは椿。開花が待ち遠しい。。。


シジュウカラ。



メジロ。怖いっ。。。

突然飛び出したのは。。

猛禽。ハイタカ!?(当てずっぽうです、先日バーダーの人から教えてもらったのに似てる。。。)


そして。。。

うわっ!カワセミ しかも ダブル〜〜!


結構近いです。




2羽揃ってみたのははじめて。

こんな嬉しい日もあるから続けられるんですね。


美味しいの〜♪