昨日のライブが終わり一夜明けた今日は、心地良い余韻と心地良い疲れに満たされています。
愛知からの万葉歌の発信ということで、どうしたら地元の皆様に受け入れてもらえるんだろうとずっと考えてきました。
そして、過去のステージを反省、かつ進展させ、やはり万葉集原文に触れてもらうことが必要だと思ってあの構成と致しました。
今回のステージでまた更に反省すべきところは改善して次回、地元でのステージにつなげていきたいと思っております。
地元でのはじめの一歩。
主催者の知立街かど音楽会のスタッフの皆さんのおかげで、知立神社という由緒ある素晴らしい環境の中で歌わせていただくことができました。
スタッフの皆さんが折りに触れ、お声をかけてくださったのも心からあたたかなものを感じました。
出番待ちしていたときにたまたま知り合った近所の80代の年配の女性の方は、ここから徒歩1分のところに住んでいて、コンサートって書いてあったから友達がでるのかと思って来てみたら、友人の方は見に来ただけで出演者じゃなかったからどうしようかと思ってと。
いろんなお話して、あっという間に私たちの出番が。
そしてライブ終了後、ロビーに出てみたら、その方がなんと待っていてくださいました。
「見せてもらったよ。よかったねえ。般若心経好きなのよ。まさかここで聴けるとは」と。
思いがけないお言葉を頂き、一期一会の出会いに感謝した時間ともなりました。
毎回ステージを終って思うのですが、万葉歌は不思議な出会いをそしてご縁をつないでくれます。
万葉集を万葉歌として いにしえ人の心 を歌わせていただくことによって、現代人同士の心と心をつないでいってくれる。
そう思えた一日でした。
みなさま、ほんとにありがとうございました。
地元でのはじめの一歩が少し踏み出せました。
感謝。