万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

からころも。

2013年05月21日 | なごみ
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ

          古今和歌集 在原業平朝臣





近くにあるかきつばたが見頃を迎えている。
朝に夕にこの時期は観光にみえる人たちで賑わっているので、早朝は鳥の鳴き声が響いてくるものの、日中はさすがに鳥たちも羽を休める場がないようだ。
今年のかきつばたは例年になく花が戻ってきたようで、群落の名にふさわしいような情景が広がっていた。

昨夕、近所の田んぼに映える夕日。



空にはぽっかりとお月さま。

風が心地いい。

きょうのウォーキングコースは、人ごみを避けていつもの公園へ。


木漏れ日の差し込む中、思わず深呼吸。

なんだかいい匂いがしてきた。
その正体は、、、なんと樟の木。

樟脳として使われているが、自然な香りはとっても香り高い。自然の中でのアロマテラピーかな。

池に目をやると、あらららら。


前へならえ!(笑)
但し、アカミミガメ、外来種である。

近くでは、シラサギがゆったりとした足取りで餌をとっていた。





我が家のひとりしずか。もうすぐ開花です。    こちらはつくばいの下で咲くユキノシタの花。


つばめもあちらこちらでみられるようになりました。よくみると額と喉が赤いです。夏鳥なので、秋になると遠く越冬地へと飛び立ちます。

身近な環境で充電完了。








第62回青春のうたコンサート【ACOUSTIC NIGHT】in 総持寺

2013年05月19日 | なごみ
昨日行なわれました第62回青春のうたコンサート【ACOUSTIC NIGHT】には、多くの方に足をお運び頂きましてありがとうございました。


(こちらはドランカーズさん)

また、主催者の知立街かど音楽会さん、会場を提供して下さいました総持寺さま、本当にありがとうございました。
またご一緒させて頂きました出演者の皆様、お世話になりました!

みなさまのおかげをもちまして、無事に終了することができましたこと、重ねて御礼申し上げます。

お寺の本堂でのコンサートは、ヴォーカルマイクなしの生音コンサートで高い天井から跳ね返る自分の声を確かめながらのまさに「素」の音をお届けできたように思っております。


器材の搬入、搬出までお手伝い頂きました知立街かど音楽会さんのあたたかいお心づかい。
また、会場入りするや否や、総持寺さまの奥様が昨年の事を覚えて下さっていたようで、またまた着替え部屋を特別にご用意して下さいました。
本当にお世話になりました。

この与えられた環境でのコンサートをステップアップに、また今日からの新たな1日1日をあせらずマイペースで進んでいけたらと思った次第です。

会場で静かに、そして熱心に耳を傾けて下さったご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。


深謝。


写真は、会場の皆様にお願いして、ステージ側からの記念写真を撮らせて頂きました!
ありがとうございます!


(今回凛音ちゃんが初の万葉装束に挑戦!お似合いで~す!)

みなさん、本当にありがとうございました!






【ACOUSTIC NIGHT】コンサートのお知らせ。

2013年05月14日 | ライブ
来たる5月18日に知立街かど音楽会さん主催で上記コンサートが愛知県知立市の総持寺さんで行なわれます。

本堂でのコンサートは、生音が響き合うとても心地良い空間です。

是非、お誘い合わせの上、ご来場下さいませ。



              第62回青春のうたコンサート【ACOUSTIC NIGHT】

      日時  平成25年5月18日(土)18時30分開演

      場所  総持寺 本堂(愛知県知立市)


          *万葉うたいびと風香 with 凛音 で 全出演者4組中、4番目に出演予定です。

           演奏予定曲
                ♪平成24年度 第10回万葉の歌音楽祭 大賞受賞曲 「泊瀬川」(はつせがわ)
                ♪震災復興支援ソング 「花は咲く」    他2曲


      主催  知立街かど音楽会






         


       

音合わせ。

2013年05月11日 | なごみ
ほぼ1年ぶりに凛音ちゃんと笑顔で再会。
相変わらず美しい~!

さて、早速来週のライブの音合わせを開始しました。

久しぶりに凛音ちゃんのピアノの音色にワクワク。

はじまるや否や酔いしれそうです。

一番楽しみにしていた「泊瀬川」のピアノバージョンは想像通り、、、いやそれ以上で、メロディを確かめながらの歌入れは、目を閉じると泊瀬川の情景が浮かんできながらの歌唱となりました。

瀬を越すたびにはじける水音、その美しさは古代の造花「白木綿花」(しらゆふばな)そのもの。

見に行こう、見にきたわと誘い合う男女。

そんな光景が心の中に広がるピアノの旋律でした。

そして邦楽2曲の内、1曲は「花は咲く」。

みなさんがよくご存知の曲だけに、いやいや~なかなか苦戦しておりますが、はてさて仕上がりはいかに。。。

当日は5月18日。18時30分から。今回2人で揃うのは初の本格的な万葉衣裳で登場予定です。

凛音ちゃん~!

どの曲も素敵な仕上がりでした!

ありがとう!そして当日どうぞ宜しくね~!

ピアノの音色に酔いしれた数時間は、心安らいだひと時ともなりました。

感謝!






幸せすぎるクローバー。

2013年05月10日 | なごみ
今朝早く、インターホンが鳴る。

AM6:00。

玄関に出てみると、近所に住む母の知り合いのおばさんだった。

「K子ちゃん、これ見て!珍しいでしょう。5つ葉のクローバーだよ。母にあげてね」と。


ほほ~。ほんとに珍しい。
母が起床後、早速みせたみた。

「5つ葉のクローバーだって。Iさんからプレゼントだよ」と渡すと母は、

「四葉は幸せっていうけど5つ葉はなに?」というので

「幸せすぎるクローバーだよ」といっておいた(笑)

クローバーのおかげなのか定かでないが、母の日も近い今日、2人で久しぶりにお隣、豊田市の「まるさん」までランチにいってきました。



車椅子で気楽に出入りできる和食のお店と思うと、過去の経験からなかなか条件が揃わない場所ばかりだが、このお店はとてもいい。

入り口はフラット。中の段差も広いスロープが設けられているので問題なく、何よりゆったりとした椅子席があるので車椅子のまま利用できる。

トイレも手すり付きと母と私たち家族にとっては申し分ないお店である。

そしてお店のオーナーの方、店員さんもいつ伺ってもみなさんきさくである。

ということで少しばかり奮発して2,000円のランチを注文。


まずは半月盆にのせられたランチ。今日のごはんは、お寿司かさくら海老ごはんかをチョイス。
元はお寿司やさんだったらしいので、迷わずお寿司で注文。


こちらは、点心2種(たけのこ入りしゅうまいとほうれん草のしゅうまいかな)もう1皿は生麩の田楽とイタリアンっぽく仕上がったマッシュポテトとホタテの焼き物。


さらには、ごま豆腐のあんかけをお鍋風に頂きます。

最後はパンナコッタのフルーツ添え!?とコーヒー付きです。

もう動けない程に2人で食べ尽くしました。それにしてもこれで2.000円とはお値打ちですよね。

お腹の充電も完了!

さあ、明日は凛音ちゃんと来週のライブの音合わせです。

「泊瀬川」のピアノバージョンがどんな風に仕上がってくるのかワクワクしています!
また、邦楽で初合わせの音も2曲と、盛りだくさんのリハ日となりそうです。

ずっと調子が悪かった喉も、お医者さまのお力をまたまたお借りして、少し歌を封印していたこともありとてもいい状態に仕上がってきました。

ここ数日前からは本格的に歌の練習に励んでいます。

ライブが終わったら、古文書も一段落しそうな予感ですので、来月からはいよいよ新曲への取り組みも本腰いれていこうと思っています。

万葉漬けの日々到来の予感。







狩り。

2013年05月08日 | 身近な野鳥たち
たまに聞こえるコジュケイの鳴き声。

雑木林の中を歩いていることが多いと聞いたことがあったので、最近は林の上空ばかりでなく、下の方を双眼鏡でのぞいてみることもしばしば。

一昨日もそうだった。

すると、何やら動く影が!

おや、ついに、、、と思いきやコジュケイではなさそうだ。

よくみると、、、、、棚からぼた餅ならぬ雑木林に潜むオオタカだった!





どうも狩りが終わったところで、お食事中、、、というと聞こえが良いが迫力満点の、、、いや、少しばかり刺激の強い光景にはじめて遭遇。

木の幹の裏側で、私の存在に気付いていながらも、空腹には勝てない様子で一心不乱に何やらをついばんでいた。

弱肉強食。

オオタカにとって、この季節は子育て中らしい。

親鳥かどうかはわからないが、いづれにしても今日を精一杯生きているということだろう。





竹の秋

2013年05月04日 | なごみ
またまた古文書と向き合っています。

歌の世界も気になりつつも、凝り性な私ですのであえて振り向かないようにして日々文書と格闘中。

机の上は辞書だらけ。そのおかげか見慣れてきたくずし字がすらすらわかると気分爽快。
そうはいっても用語を読み解くのは難しいものでまだまだ難解です。

日々頭が膿みそうになると気分転換にバードウオッチング兼ウォーキングへ。(膿みっぱなしですが!)

ふと見上げれば外は「竹の秋」。

地中深くたけのこさんに養分を吸い取られた葉が黄色く色づくことからこの季節の季語とされているようです。

先日教えて頂いた桐の花も青空に映えていて、思わず深呼吸。



鳴き声に目をやると、その桐の花のてっぺんでホオジロが気持ち良さそうにさえずっていました。



田んぼのまんなかでは今日もひばりのさえずりが。





道端ではアオジがお散歩中。でもちょっとピンぼけ。



その先には、何やら襲撃された残骸が、、、。

場所から想像するに、たぶんオオタカの仕業かと。。。
弱肉強食の世界なんですよね、、、。

きょうは、少し足を伸ばして近所にある大学の自然観察園までいってみることにしました。

するとゆずるは(=ゆづりは)らしきが。



新芽が出てくるのを知ると、古い葉は自ら葉を落とす。だからゆずるは。
なんともはかなげな木で、ご存知万葉集に詠まれています。

いにしえに 恋ふる鳥かも 弓絃葉(ゆずるは)の 御井の上より 鳴き渡りゆく
(昔を懐かしがって、あの弓絃葉の繁る井戸の上を鳴いていくあの鳥はなんというのだろうか。)


その近くの川岸では藤の花が見頃を迎えていました。


近所の公園では、こじんまりとまとまった椿かな?
今の季節に咲く品種なのでしょうか。

のらりくらりと気のむくまま、足のむくままのウォーキングは、渋滞知らずのリフレッシュタイム!(笑)