万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

2015年

2015年12月29日 | なごみ
日の出と共に移動する鶴をどうしても捉えたくて、きょうも愛知県某所へ。

到着するなり飛んで来てくれましたが、こちらの撮影準備が整わず。

何とか撮れたのがこれ。


その後、飛び降りた地を探し回ってようやく発見!はじめてナベヅル1番乗りです。しかも近距離!

きょうも二番穂を求めて11羽元気でおりました。


後ろ姿なるも、奇跡の飛翔姿初撮影!

皆様、今年1年ありがとうございました!来年もしばらくはナベヅルに夢中です。
良いお年をお迎え下さいませ。

深謝!






母とともに

2015年12月23日 | 身近な野鳥たち
本日祝日、デーサービスお休みなり。

相変わらずナベヅルが気になる私。

最近、嚥下(えんげ)障害がみられる母ひとりお留守番という訳にもいかないので、ならば!

「鶴が愛知県に飛んできて、ましてや自然な形でごはん食べてる姿がみられるだなんて、お互いの人生の中で最初で最後の機会だよ。これこそ1300年前の姿そのままなんだから」と、万葉の情熱を母にまで押しつけていざ出陣。


居ました!

ああよかった!きょうも11羽元気!
「鶴って黒いの!?」と問う母に、ナベヅルであることを話すと、
「じゃあこれは奇跡だね!」と母。



午前中のささやかな時間であったが、母とともに鶴(たづ)をみることができて本当によかった。

「そろそろ帰ろうか」というと、母曰く「一句できたわ」。

「休耕の 田や華(はな)やけり なべづるの 頭(こうべ)揃えて 歩み寄りけり」


我が母、健在です!

                                  
                        










The PHANTOM of the OPERA(オペラ座の怪人)

2015年12月20日 | なごみ
友人に誘われ、劇団四季の「オペラ座の怪人」へ。


名古屋ミュージカル劇場。来年10月からは新設の会場「名古屋四季劇場」ができるらしい。


そういえばもうすぐクリスマス。


通算100万人とは、凄過ぎる。


チラシにある如くとにかく演出、舞台設定、歌唱ともに凄かった。


こちらもチラシより。開演すぐソプラノの歌唱がはじまったが気合いが入り過ぎたのか、それとも演出だったのかはわからないがこのちょっと聞きづらいほどの高音の気合いの入った歌唱のまま続いたらどうしようかと少し不安になったが、歌唱曲が増えるにつれ曲にのってアリアなどオペラ歌手顔負けの聞き応え!劇中ではオペラありバレイありと見応え十分!
やはり劇団四季凄し!

前回のマンマミーアのように会場全体で盛り上がるという演目ではなかったが、これは1回のみならず2回、3回と回を重ねたほうが更なる見応えを感じる演目だったのかもしれない、そんなことを思いながら帰りは友人と名古屋駅まで散策することに。


納屋橋(なやばし)界隈を流れる堀川。(江戸時代からのもの)名前の如く名古屋城まで続きます。
納屋橋饅頭(なやばしまんじゅう)は名古屋では定番の酒まんじゅうで知られる。



納屋橋のたもと、柳の木が似合う何だか昭和の香り漂う建物。加藤商会とあり案内板によると昭和初期に貿易会社として建てられ、その後タイ領事館とされた。以降は中埜産業(酢でおなじみのミツカンのグループ企業)に売却。その後名古屋市に寄付され現在は国の有形文化財となっているそうだ。

堀川ギャラリーなるものも併設されている。

駅前は名古屋駅の再開発でどんどん高層ビル化されているが、時折歩いての名古屋散策も楽しいものだ。

友も要介護2の義母を介護する身。
お互いの介護生活も意見交換しながら帰路についた。

きょうは日中の介護を妹が引き受けてくれたおかげで作り出せた時間。
ありがたいことです。






再会 ナベヅル

2015年12月19日 | 身近な野鳥たち
冬至を前に、数日前からようやく冬らしくなってきた。

急激な季節の変化に不安がよぎる。

果たしてまだ「あゆち」に居てくれるのだろうか。

日々あゆちの空を眺めては、その機会をうかがっておりました。
自分の意思だけで動けるのなら早朝、日の出前から待機していたい気持ちを抑えて。

本日、チャンス到来。母がデーサービスに行ってくれている間だけですが、伊勢湾岸道をひとっ走り!
夕方の飛翔を求めて!

車が数台止まっていました。もしや!?



居ました。ナベヅル再会。11羽全員元気です。



待っていてくれたのね。一方的な万葉の心を届けて自己満足。

今の私にとっては一番幸せな時間かもしれない。
大和のコウノトリが届けてくれたに違いない。

文献で調べた通り、二番穂のある田んぼで採餌していました。
前回とは少し場所を変えて。
それもそのはず、前回の場所は既に田んぼがおこされておりました。


あとは万葉歌の歌詞にしたためた心の風景のままに、夕日に向かっての飛翔を待つばかりです。
ところが。



ええっ!東に向かって飛翔!


15時32分なり。

待って〜!

万葉への熱き思いはまだまだ続く。








晩秋から初冬へ

2015年12月17日 | 身近な野鳥たち
いつもの遊歩道。一気に落葉。


木の際(ま)には小鳥たちが集う。

めじろ。

キュッキュという鳴き声はなんともかわいらしい。


コンコンとつつく音。コゲラ。


ジョウビタキ。


あら、背伸びしてるみたい。

猛禽を待っていたら、真っ白な鳥が。

う〜ん。

ユリカモメだろうか。近くの池に毎年飛来しているが。


お久しぶりね。キセキレイ。


美しい。


ノスリ。

十二分に楽しませてくれた日だった。





コンパル エビフライサンド

2015年12月15日 | なごみ
今日は、奈良大学教授 上野誠先生の万葉講座を受講。

会場をたちまち引き込む話術にただただ敬服。

いつものように歴史目線から読む万葉集が楽しい。

次年度、また先生とご一緒させて頂く機会を頂いているのでご挨拶すると同時に、改めて身の引き締まる思いをひしひしと感じながら会を終えた。

帰路、TVにもよく登場しサンドイッチで有名な名古屋「コンパル」のエビフライサンドをテイクアウト。



実ははじめて。
パラフィン紙に包まれて丁寧な包装。



エビフライが3本、そこに厚焼きの卵焼きと超千切りキャベツにタルタルソース。


お味は以外にもさっぱり。
エビフライのエビは、エビの味がしっかりしていて美味しい!
これで930円也。
やっぱり私、名古屋人だったわ。うみゃー!




万葉ランプシェード

2015年12月14日 | なごみ
以前に買ったランプシェード。

和紙に包まれていましたが、古くなったので思い切って自分で張り替えてみました。



母が使っていたお習字の全紙に、先日のお習字で私が書き損じた万葉集を上から張りました。
綺麗な料紙だったので、手元に残していた甲斐がありました。

句はもちろん、「櫻田へ 鶴鳴き渡る 年魚市潟 潮干にけらし 鶴鳴き渡る」

ライトアップしてみたら、これがなかなかいい感じ。

しばらく楽しめそうです。

万葉とブラウン サーブロール(Brown Serve roll)

2015年12月11日 | なごみ
お気に入りのパン、ブラウン サーブロール(Brown Serve roll)


半焼きで販売されており、オーブントースターで軽く焼き上げると小麦の香りがほのかに漂い、食感良く、何より小麦の味が良い!

そこらへんの手作りパン屋さんとは比べものにならない程に美味しい!

そういえば、このパン、一体どこが作っているんだろうか。
商品の袋の裏にあったのは、、、。

奈良県桜井市粟殿、巽製粉株式会社。

あの三輪そうめんで有名な!?

万葉歌「泊瀬川」の動画制作にあたっては、この会社の前を何度行き来したことか。

泊瀬川(はつせがわ/Hatuse river)万葉うたいびと風香manyo-singer fuuka


会社の外観まで頭の中に思い浮かぶ程だ。

HPを見てみた。

なんとブラウンサーブロールの製造工程まで載っている!

ほお、製粉部門、製パン部門、手延素麺部門の3本立て。
説得力ありますね!

そうめん作りで小麦を知り尽くしてみえる巽製粉さんならではの商品。
いや、万葉のふるさと桜井市にあるがゆえ、日本人の心と味覚まで知り尽くしてみえるからか。
いやいや、あの美しい川の流れ泊瀬川沿いにある会社であるがゆえ、こんな繊細な焼き加減ができるのだろうか。

ブラウンサーブロールの原材料名をみると、もっと驚く事があった。

小麦粉、マーガリン、砂糖、くるみ、鶏卵、パン酵母、食塩、脱脂粉乳、小麦たん白、アセロラ果汁粉末、とうもろこし粉末。
久しぶりにシンプルな原材料名をみた。
某有名パンメーカーなどは乳化剤などの表記がみられるのを考えると、美味しい以前に何より安心できる商品であることもいい!

たっぷり食して万葉のふるさと納税!













あゆちの空に響く 鶴(たづ)が音(ね)

2015年12月09日 | 身近な野鳥たち

♪あゆちの空に


♪響く鶴(たづ)が音(ね)は


♪僕の胸の奥に


♪沁み渡りゆく〜


♪櫻田へ 鶴(たづ)鳴き渡る 年魚市潟(あゆちがた) 潮干(しほひ)にけらし 鶴鳴き渡る

愛知県名の由来となった年魚市潟(あゆちがた)。
鶴が飛び交っていた古代のあゆちの万葉歌を作った年に、本当に鶴が愛知に舞い飛んできました。ナベヅルです。


残念ながら今は住宅地と化した櫻田ではありませんでしたが。それでも『あゆち』に違いありません。
しかも、歌詞にしたためたようにあゆちの空で一鳴きしてくれました。

まさに, Dream come true !

夢は叶うんですね。まさに万葉の心が動いた瞬間でした。


成鳥9羽、幼鳥2羽の11羽の群れです。

静かに見守ってあげたいものです。