万葉うたいびと風香®’s ブログ

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第7回 万葉の歌音楽祭 1次審査

2009年08月31日 | ライブ
おかげさまで一次審査通過の通知を頂くことができました!本選出場決定です。
応援してくれているみなさま、本当にありがとうございます。
今年は鏡王女の歌に挑戦致します。

天智天皇が「妹が家も継ぎてみましを 大和なる大島の嶺に家もあらましを」と、
「君の家が大和の大島の嶺にあったらいいのに。そうしたらずっと見続けていられるのになあ」と唄ったのに対し
鏡王女は、「秋山の樹の下隠り行く水の 吾こそ益さめ御思いよりは」と
「秋山の樹の下を静かに流れる水の如く、私はあなたが思う以上に深くあなたさまを思っております」と答えました。

鏡王女の人柄もうかがい知れるこの歌はずっと私の心の中にあった句です。
この相聞歌をオリジナルのメロディに自作の意訳をのせ、鏡王女らしい大人の歌に仕上げました。
万葉歌を通して、1300年以上も前のいにしえ人の心を当日お届けしたいと思っております。


またこの日は万葉の歌音楽祭が行われた後、午後5時から「第42回万葉の明日香路に月を観る会」も例年の如く開催されます。この日は中秋の名月。いにしえ人も観たお月様を眺めながら、しばしの時間万葉に身を浸してみるのも時にはいかがでしょうか。

     ~第7回 万葉の歌音楽祭~

 日時  平成21年10月3日(土)
     
     正午~午後3時頃まで
     (午前11時30分から受付にてプログラムの配布があります)
 
 場所  国営飛鳥歴史公園 石舞台地区 野外ステージ「あすか風舞台」にて

     特別審査員・ゲスト出演 ペギー葉山氏



    ~第42回 万葉の明日香路に月を観る会~

 日時  同上(10月3日)
      午後5時開演~午後8時頃終了(予定)

 場所  同上(あすか風舞台)
    
     万葉の語り部 朧谷 寿氏による「藤原道長と満月」
     万葉の歌音楽祭 入賞者発表及び演奏
     八雲琴演奏
     ヴァイオリニスト 巧刀丈弘コンサート等
     
 




奈良県立万葉文化館 万葉のひろば

2009年08月19日 | ライブ
今日、出演決定の通知が届きました。

今年は例年より更に日程が短縮されわずか2日間の開催だけに、応募はしてみたものの少しおびえておりました。

10月11日(日)13:00~ とこおとめ として30分間出演します。

内容につきましては後日UPしますね。

また花音さんも出演されます。
更にご活躍の花音さんのライブが無料で見られる最後の機会かもしれません!?

奈良県高市郡明日香村飛鳥にある奈良県立万葉文化館の野外ステージで歌える!
万葉歌を歌っている私たちにとって最高の環境です。
万葉文化館さん、今年もありがとうございます。

今年のとこおとめを精一杯表現できればいいなって思っています。

感謝。

想い。

2009年08月16日 | なごみ
ブログをはじめて約2年と半年。
「たまにブログを拝見してます」とおっしゃって頂けることがあります。
コメントからは確認できない方でも、読んで下さっているということがわかり、想いをかけて下さっていることに感謝すると同時に、つたない文面で申し訳ないなあって心の中でごめんなさいしています。
一瞬でも思い出していただける時間(とき)がある。
ありがたいことです。
自分に置きかえてみても、やはり「どうしてみえるかな」って想いをかけることによってはじめて行動として現れるものね。
これはブログでも手書きのお手紙でも、またお会いするのも同じ。

みなさんとこうしてつながっていられることに深く感謝。
ありがとう。

デモテープ完成。

2009年08月11日 | なごみ
万葉の歌音楽祭のエントリーに向けて重ねてきた練習。

アナログ音源と格闘しながらも、今年は昨年以上にデジタルレコーダーと向き合えたような気がしています。
その甲斐あってか、自分が思っていた以上にスムーズにCDにできた。
音楽に精通している人からみれば、まだまだ入り口。
でも、少しずつ歩んでいければ・・・なんてのん気に構えています。

というわけで、CD完成と相成りました。
昨日、デモテープを郵送。

結果は早くて9月かな。

名古屋から明日香へ

2009年08月06日 | なごみ
名古屋から明日香へのアクセスは何といっても近鉄電車の旅がおすすめ。

近鉄名古屋駅から難波行き特急に乗車。
途中、四日市、津、伊勢中川を過ぎ名張を過ぎると榛原へ。
ここら辺までくるといよいよだと毎回胸ワクワク。
桜井の忍阪あたりのこんもりとした山間を通り抜け、鏡王女の墓の方向を気にしながら奈良の空気を感じてくる。(実際匂うわけではありませんが)
そして車窓から前方右手に視線をやると三輪山麓が。
そこは毎回不思議な空気の流れている場所。
三輪山をはっきりと捉え、大きな鳥居が後方に来ると明日香への分岐点、大和八木に到着。
余談ですが、大和八木駅の構内売店で販売しているゐざさの柿の葉寿司がお気に入り。
3ケ入りからあり、シャリの酢加減が甘めで私好みです。
特急の車内で食べたり、お土産に買ったりしてます。

さて、ここで近鉄橿原線に乗り換え、橿原神宮前駅で更に乗り換え。
近鉄吉野線で岡寺の次が飛鳥駅。

明日香村だけど駅名は飛ぶ鳥の飛鳥。
近鉄さんのこだわりかしら。

飛鳥駅からは巡回バス「かめバス」がおすすめ。

巡回バスにのり、高松塚古墳、天武・持統天皇陵墓を過ぎると石舞台へ。
もうそこはいにしえの心が宿る飛鳥の中心。

川原寺跡でボーっと過ごすのは大のお気に入り。
甘樫丘から眺める大和三山は格別。
また遠く葛城連峰の右端は、かの二上山。

語り出したらきりがない、歴史背景の現存する明日香。

たまらなく明日香へ行きたくなってしまった。