新曲の取り組みの一環で斎宮史跡へ行ってきました。
名古屋からはアクセス良く行けることがわかり、意外と近かったんだなと実感。
一人旅にはもってこいの距離です。
通りかかったことはあるものの自分の足で歩くのは今回が初めて。
下調べ以上に整った環境に、いい意味で遥かに予想を裏切られました(笑)
駅の程近くにあるのが、斎宮歴史体験館。
入りたい気持ちをぐぐっとこらえて、こちらは博物館を見た後でと自身に言い聞かせます。
まず目の前に広がっていたのは1/10の復元斎宮。
斎宮の全体像がとても精巧に再現されていました。
案内地図片手に史跡公園を博物館の方向に向けて気の向くまま道を選んで歩みを進めます。
とにかく広いっ!
するとやがて奈良時代の古道に。
そしてようやく今回の1つ目の目的地、斎宮歴史博物館に到着です。

こんなに立派でいいのかと思う程!
いわゆる箱ものっていう部類、、、見学者はまばらです。。。
見る側にとっては、ありがたい環境でした(笑)
特別展「斎宮誕生」は、日本書紀や万葉集などの写本を含め文献と遺物の展示で、時代毎にみる斎宮のあり方が見られる展示内容でした。
斎宮に関しては、瓦の出土がほぼないそう。
理由は建物に関して瓦葺きではなかったそうです。
同時代の遺跡に対して特徴的であり、それだけ古代においても斎宮は、特別な「場所」であった証でしょう。
斎宮と斎王。
伝承時代の斎王としては、崇神・垂仁天皇の時代の豊鍬入姫(とよすきいりひめ)が最初となる。
ただ、まだまだ未知数な部分が多く歴史時代にはいって最初の斎王とされるのが、大来皇女である。
泊瀬斎宮(奈良県桜井市)で契斎を行なったとあるのが日本書紀四月条。
この時代までは、斎宮の記述はみられるのものの斎王とはまだされていない。
斎王の記述が認められるのは、続日本紀にみえる養老五年九月の「斎内親王」とある首(おびと)親王の娘、井上女王。
以降、後醍醐天皇の時代まで、連綿とした斎王制度が続く事になるのである。
まだまだ語り足りないですが、歴史的なことはこれぐらいにして。。。(止まらなくなりそうです(笑))
このあと常設展で第2の目的を果たした私は、歩みを元に戻して博物館をあとに再度来た道を戻り、いよいよ歴史体験館に!
体験館ですので、楽しんできました!
斎王といえば、斎王行幸!
あこがれの葱花輦(そうがれん)!
時代行列でもおなじみのあれです!

体重制限なし!よしっ!
乗ってみました!

(中から見た様子。意外と広い!)
旅の恥はかき捨て(笑)
怖いものなしです(笑)
次に平安装束の袿(うちき)の試着体験。
十二単の簡易版ってところ。

こちらは単衣の着物の上からもう1枚はおるのですが、見た目以上に重いです。
単衣の着物も私たちが普段使っている着物とは桁違いの重さでしたが、いい体験をさせて頂きました。
帰りの電車まで少し時間ができたので、ここでランチ。
程近くの無料休憩所内にあったお店で品定め。
伊勢うどんを頂くことにしました!
麺は極太でもっちもちのあっつあつ!つゆと言う感じでなくって混ぜて食べる感じです。
色の割にさっぱり。酢が少量加えてあるのでしょうか。しょうゆみそって言う表現がいいかわかりませんが、少しとろっとしてます。
これで350円也。以前に伊勢で食べたことがありますがなぜか断然こちらが美味し~い!
あなどるなかれ。
また食べたいっ!そう思わせてくれる一品でした。
身も心もほっこり~大満足~!
いよいよ本腰入れて、本題制作に突入することになりそうです。
最近、やっと新曲1曲の歌詞が出来上がりました。
毎日空を見上げていた甲斐があって!?か、ようやく少し近づけたように思います。
とはいっても、新たな取り組みの中では、私の中ではまだ序文の段階。
数日前からは、メロディをのせはじめました。が。
この歌詞の世界観をどうメロディで表現するのか。まだまだ模索中です。
また、秋空を見上げる日が続くことになりそうです。