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万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

ふるさと桜井 記紀万葉歌碑に親しむ集い 忍阪編

2018年02月01日 | なごみ
3月4日イベントのお知らせです。

下記の通り、出演させていただくことになりました。
午前の部では、忍阪の方々による名所旧跡の案内もございます。
また午後からは関西大学 村田教授の講演会と盛りだくさんの内容です!
早春の忍阪!みなさまお誘い合わせの上、是非お越し下さいませ。
尚、ご参加には事前お申し込みが必要となります。
受付は、桜井市役所 観光まちづくり課 ふるさと桜井 記紀万葉歌碑に親しむ集い係 です。お電話番号等ご確認の上、ふるってご参加下さいませ。

心よりお待ちしております。宜しくお願い致します。



作品づくり

2018年01月29日 | なごみ
3月のイベントに向けてようやくトンネルの出口が見えて参りました!(冷や汗)

今回のイベントは野外ですが、何と言っても天気は天任せ!
一応雨天対策用も準備中です。

作品づくりもいよいよ佳境に入り、もうひと頑張りといったところです。

改めてみてみると忍阪でのライブはなんと5年ぶり!

なんともありがたいことです。

過去の取り組みが密だった分、ありがたいことに今回文献をあたって調べなければならないことはほぼありません。
裏を返せば、それだけ今までの取り組みの中で十分時間を充ててきたってことだと思いたい(笑)

そうはいっても未来に向けて考えればまだまだ知らないことだらけ。

奥の深い「忍阪」です。

一番気になっているのは喉の調子。現在の大敵!それは乾燥!!

しかも3月のイベントはこの12年間で初!

12月の半ばからスッキリしない喉を引きずっております。。。。。

うがい、手洗い、マスクの3大予防に加え、最近はハッカ油をたらしたお湯で口周りを加湿。

色々やってます(笑)

それにしても毎日寒いです。昨日もパラパラと雪がふりました。

青天に 雪の遠山  見へにけり


我が家から見えるのは御嶽山。いまだに煙立つ日もあり心が痛みます。手前の山は猿投山。
わが町にある古窯跡が猿投山西南麓古窯跡というのもうなづける、


少し角度を変えて北東にふるとこちらは恵那山です。
この日は曇って見えなかったのですが、西には鈴鹿山脈が見える日も。


さて、最近譲位がありました(笑)
モズさまが退位され、ツグミさまが即位されたようです(笑)

ツグミも学習能力があるようで作品づくりの傍ら窓越しに観察していると、ここ10日程毎日同じ子(たぶん)が1羽だけやってきてほぼ日暮れまでいるようです。


ノスリ。上昇気流にのって気持ち良さそうに飛んでいるのがよく見られます。

歩き回るバードウオッチングもいいのですが、こうして足をとめてじっくりと同じ場所で観察してみるのも楽しいものです。


3月のイベントの参加受付は2月からとなります。今しばらくお待ち下さいませ。


万葉装束の打ち合わせ

2018年01月21日 | なごみ
早くも衣装の打ち合わせです。

ありがたいことに気にかけて下さって先にお電話頂きました。
いつもながら本当にありがとうございます。(ぺこり)

そしていつもの如く始まり始まり〜!
上衣に裳、領布(ひれ)などあらゆる組み合わせを試しての色合わせです。
今回、衣装のテーマはもちろんライブ会場でもある鏡王女!

ああでもない、こうでもない、、、を二人で繰り返すこの時間がまた楽し!


近年は衣装の素材にもさらにこだわり、こちらはいずれも正絹です。

おおっ!

仕上げは3月4日!
よろしくお願いします!

今週発表のあったミス日本!
年末にあった父方の親戚の集まりで最終選考に残っているとは聞いていましたが、、、

なんとグランプリ!

なんだか親戚っていうだけで我が事のように喜んでおります!めでたいことが多いのは嬉しいものですね!

おめでとうございます!







明日は藤前干潟

2018年01月13日 | なごみ
1月14日、明朝7時45分から8時放送のNHKさわやか自然百景は 愛知 藤前干潟だそうです。

国指定鳥獣保護区、ラムサール条約登録湿地の藤前干潟。
古代における年魚市潟(あゆちがた)の名残が唯一残っている場所で、数年前に歌を映像化する折に足繁く通いました。


数年前に撮ったもの。この日はよく干ひていました。見える橋は伊勢湾岸道の名港トリトン。


日を替えて夕景。遠山は鈴鹿山脈。

明日はどんな情景が映し出されるのでしょう。

テレビにかじりついて見たいと思います。

NHKHP.

さて、3月にあるイベント出演に向けてにわかに忙しくなってきました。

今は語りと歌との曲間の繋ぎ作業を行っています。語り部分のタイミングと音の長さがなかなかマッチせず、微妙な長さと音を調整しています。

曲だけに焦点がいきそうですが、以外にもかなり重要な作業!

頭が膿みそうになった時はこれ!

バードウオッチング!イエーイ!

早くも庭の水仙開花です。



こちらは公園の紅梅。結構膨らんできています。


メジロ。賑わっておりました。


カワウ。今日はなんだか凛々しく立っております。


別の個体がバタフライ中!(笑)


夕陽を浴びて、ツグミ。



オオバン。夕暮れ前の水面が美しい。


上陸中!


愛くるしい目が本当に可愛い!ジョウビタキ、メス。


カワセミ発見!

正面に廻ってみると、、、

目が。。。。


うっ。。。。。

私が退散させて頂きました、、、、お邪魔しました〜♪


今朝の月です。人麻呂さんが見た月もこんな風だったのかな。。。思わずパチリ。

地上の風景は変わりゆけど、ふと立ち止まった森や空、そして海にはまだまだ美しいものが沢山あることを実感!














2017年

2017年12月30日 | なごみ
あっと言う間に年の暮れ。

今年は波多の横山での講演を経て、改めて万葉の風土の素晴らしさと歴史の奥深さを私自身が学んだ1年となりました。

支えて下さった地域の方々、そして応援して下さった皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。

2018年。来年は、久しぶりに奈良でのお話を頂いております。

何ともありがたい事です。
お心にかけて下さっている方々がいるからこそと、ただただ感謝しております。
ありがとうございます。

風土の名を汚すことのないよう、精一杯取り組んでいく所存です。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

深謝。



おまけです。
先日したためた熟田津(にぎたつ)の書の力!?


伊予の国から贈り物!!!!!いや、額田王からの贈り物!(だといいな!)


ひゃー!


キャッチコピー通り!ほぼゼリーの食感!美味しすぎますっ!

そして、今年最後、ご学友からのサプライズ!


うそーーーーー!
目を疑いました!

なんでも奈良県葛城市の梅之宿酒造さんとの事。
こちらは大津皇子から頂いたサプライズ!(と思いたい!)

皆様、良いお年をお迎え下さいませ。


















介護休息 音楽と花とアロマの癒しコラボレーション Merry christmas! 

2017年12月22日 | なごみ
母の通院日。

最近、少し筋力がついたと思い、油断していたのかもしれない。

少しぐらいは大丈夫だろうと、コートを着せて車椅子に座らせたまま席を離れた。
その10分後。

「助けて〜」

叫び声に慌てて駆けつけると、車椅子からほぼずり落ちた毋の姿が。

捨て身の身体を、しかも車椅子に乗せ上げるのは至難の技である。

が。

火事場の馬鹿力とはよく言ったもので、自身の腰と膝の痛みも忘れて思いっきり引っ張り上げた。

母も怖い思いをしただろうに。

寝ていてくれれば楽なのだが、それではどんどん筋力が落ちてしまう。

起こしていれば、そばについてて見守るしかない。

それでも母の喜びを少しでも共有し、自分自身母の介護に後悔がないようにと願う日々。

介護する側も時には休息が必要。
それには他人の手を借りねば実現しない。

たった3泊4日のショートを頑固に嫌がる母をヘルパーさんの助けも借り、自身は心を鬼にしてこの日はなんとか送り出すことができた。
ごねられるとこちらも辛い。

そして実現した友人主催のイベントに参加。


場所は名古屋市昭和区にある ザ ナンザンハウス。

彼女はフラワーデザイナー、アロマコーディネーターなどとして多方面で活躍しており、今年も昨年に引き続き年1回のスペシャルイベントを企画。

会場内はテーブルコーディネートも含め、全て彼女のアーティフシャルフラワーなどの作品。








今回はアフタヌーンティーでのもてなし。


こちらは「オリエンタルビューティー」なる グリーンティのフレーバーティ。フレーバーティーは時に気分を害すがこれはとっても心地よい香り。
確か彼女の過去の作品にあったような、、、。

はじめに花とアロマのお話が。
思いがけず彼女にマイクを向けられ
「香りはいつから日本にあったと思いますか?」と問いかけられた。

彼女からの唐突な質問に香(かおり)というと香木、ならば仏教伝来か、とまるでしりとりゲームのように思いついたまま応えると以外にもその通りだったようで、なんだか現代アートの空間で古代に触れられたことがとっても嬉しかった。
そして彼女自身も飛鳥時代で私と繋がったことに喜びを感じてくれていたことを会終了後に聞かされた。
彼女のアンテナ力に脱帽。


音楽はハープ奏者、神谷氏によるもの。
ハープは媒体が何もなく直接弦を指で触れて音を出す楽器だそう。
言われて見ればなるほどなあ、なんだか新鮮。



作品名「ゴッホの愛した太陽の輝き」。全国大会入賞作品。
急いで撮ってピンボケ。○ーちゃん、ごめん!

お花も、そしてアロマも、数々の賞を受賞し、そこに満足することなく自身の感性を磨き常に前を向いて努力し歩いている彼女の姿は、本当に美しく輝いていました!

私が微力ながら応援できることは、一人でも多くの方に彼女の活躍を知ってもらうこと。

それは私自身もあちらこちらの万葉の会場で、私を心にかけて足を運んで下さった方々からいただいたご恩。

形は違っても伝えられることがあると信じて。

Merry christmas!!!!!



誰そ彼?と万葉うたいびと

2017年12月18日 | なごみ
黄昏の語源、誰そ彼(たれそかれ)。

万葉集にその表現がみえる。

誰そ彼と 我をな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つ我を(巻10ー2240)

誰かしら、あの人は、、、と夕暮れ薄暗くなると顔の見分けがつきにくくなる、後世になってその時を黄昏(たそがれ)、黄昏どきというようになったという。
ちなみに対義語は 彼は誰(かはたれ)となり、 明け方のまだ暗くて見分けのつかなくなる、その時間帯を 彼は誰時(かはたれどき)という。
こうなると万葉うたいびととしては古代信仰についても語りたいが、こちらはまた別の機会に。

暁(あかとき)の  かはたれ時に 島蔭を 漕ぎ去(に)し舟の たづき知らずも(巻20ー4384)


奈良大図書館で手にとった上野誠教授の新書『万葉集から古代を読みとく』の序文。
映画『君の名は』にみる万葉集についてまさにこの「誰そ彼」について書かれていた。

書籍については私なぞが語るすべもないのだが、誰そ彼?と問い続け、自分と他人を区別することにより、自分のなかのもうひとりの自分を見つけ出すことができるという。そして自分が誰かと問える人が万葉集を学んでいるというようなことが書いてあった。

万葉集を歌っていると、実に多くの疑問にぶち当たる。

なぜこの歌がこの場所で読まれたのか?
歌人は誰そ彼?

そして万葉うたいびとである私は誰そ彼?
なぜ、この歌を歌っているのだろうか?
やはり私は?誰そ彼?

このタイミングにして名著に出会った奈良大図書館、やはり蔵書53万冊を誇る大学図書館恐るべし!


高の原からバスの予定が、、、出たばかり。。。
以前を思い出して、止む無く徒歩で向かう。見慣れた景色にヤマガラ、シジュウカラ、メジロも集う。


講義中。


図書館。

せっかくなので、、、

学食ランチ。日替わりで根菜と豚肉の胡麻味噌煮と春雨サラダ、小ライスで400円也。まさに早い、安い、美味いっ!
あれ?お皿に校章入ってたっけ!?
奈良大学食も恐るべし。

平城(なら)の地で歴女たちの女子会、「あをによし茶論」。

すでに満席のためご入会はできません(笑)

今回旅のプランナーが選んだ場所は、、、「唐招提寺」。

西の京駅で降りた私が、薬師寺に立ち寄らないのは今回がはじめて。

人気なんだなあ、鑑真さん。

ちなみに薬師寺東塔はまだ覆屋被っておりました。


唐招提寺。

この日はお身拭いの日、普段見られない場所もご開帳(!?)されておりました。


苔むす鑑真和上御廟付近。なんでもこのあたりの池は清水が湧く湿地帯だったとか。苔はほぼ自然体で冬もこのままの姿で自生しているらしい。
なんともありがたいことにお寺の方にご案内いただき、中でも瓦からみる唐招提寺の変遷をお聞きすることができました。


文殊と巴紋は火と水を表し、火防の意味があるそう。


こちらの瓦は皇室との関わり、菊花紋。


こちらは葵の御紋。

古い建築物を他所から譲渡してもらったり徳川家より寄進を受けたりと様々な経緯を辿りながら現在の唐招提寺が維持されているとか。
ご苦労されています。




クチナシの実。


金魚葉椿(きんぎょばつばき)の葉。葉先の形が独特。(ひどい写真でごめんなさいっ、一応証拠)


お世話になりました。

夜のJR奈良駅。


宴は友ご用達の薬膳料理のお店。


薬膳料理というとなんとなく独特の匂いとお味が、、、と少し及び腰でくぐった暖簾だったが。。。
奈良野菜をふんだんに使った本日のコース料理は、、、実に美しい!

奥側中央のやや茶色いものは古代のチーズ「蘇」。優しいお味です。


蓮の実の炊き合わせ。



にゅう麺も。こちらは吉野葛入り。スープは烏骨鶏から。


高麗人参などの天ぷら。お行儀よく盛り付けられています。手前お豆腐の天ぷらの中には雲丹。


赤米。

そしてシメの1品は、、、、!

ガーン!
亀ゼリー!!!
無理っ!!!!!!!

しか〜し!
気を取り直してコーヒーがくるまで待つことに。そして勇気を出して1口。
黒砂糖のシロップを使っているせいか以外に全く癖はない。
でもきっと今回が最初で最後っ!


こちらはキンカン。

食べ終わった頃には、身体ポカポカ。ほんわかしておりました。

いにしえびとたちの時代から伝わる薬草。

正倉院に残る史料をみても古代宮廷人たちの食生活は以外にも豊かだ。

現代は旬がわからないほどにいつでも 食 が 手に入る。

いつでも手にできることによって、旬の感覚が少しずつ失われていく。

それは食のみに限らず、文化も同じだ。

便利になればなるほどに失われていく感性。
もちろん得るものもあるのだろうが。

久しぶりの平城(なら)旅は、自身の居場所を問い直す旅ともなった。

誰そ彼 である。


八太からの贈り物

2017年12月07日 | なごみ
プレゼントを頂きました。

八太からの贈り物は、、、



なんと、もじゆうさんの作品。万葉集巻1−22の草書。

Tシャツに描かれております。

文字色は、なんとも品のあるピンク色。
落ち着いた色合いです。

歌の持つ意味合いを十二分に考慮されて選ばれた色だそう。
もじゆうさんのプロフェッショナルの仕事ぶりからはそのお人柄まで作品に現れているようです。

ありがとうございます!




MIDI打ち込み

2017年12月05日 | なごみ
楽譜作成。
MIDIに打ち込み。



手書きより断然早い、そして綺麗。
ただし、macに入っているソフトのみで作っているので高度なことができない分、頭の中で全体の構成を考えリピート、コーダなどの小節の区切りをイメージした上で打ち込まねばならないというちょっと厄介さんであるのが難。それでもこれだけできれば私には十分。ソフト買うまでもないかなって思ってマス。
習うより慣れよ! で回を重ねる度、楽になっており、実際完成した楽譜はなんといっても見易い。

この日、母はデーサービスに。
新しいデーサービスは相変わらず順調そのもので、車椅子からの立ち上がり練習にと平行棒のリハビリも始まった。
驚くことにリハビリが始まってからの毋は、自分ではもちろん立ち上がれないがトイレの際、自分の片足で少し踏ん張って5秒ぐらいだけだが手すりに掴まっていられるようになってきた。
82才にして進化するとは。ケアマネさんもびっくり!
そういえばこの前読んだ本に書いてあった。
前進も後退も、発展なのです。全てを受け入れてあげてくださいと。

難しいことだが、やけに納得した。しかし、日々現実。


2年ほど前からだろうか、マイブームは未だ冷めやらず。どこにいってもカプチーノ。ラテアートがあるとなんだか幸せな気分になれる。

近所をバードウオッチング。

モズ。凄く見られています。。。我が家のモズかしら。


お久しぶりね、カワラヒワ。


ホオジロ。


数珠玉、見かけなくなりました。


こちらもお久しぶり、今冬初、頭ボンバー、カシラダカ。

今日で介護生活34年目に突入しました。