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万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

鶴の観察

2017年12月03日 | なごみ
愛知県で見たナベヅル、コウノトリ、ヨーロッパコウノトリ(シュバシコウ)。

あとはマナヅルとタンチョウがみられれば、古代の鶴(タヅ)は制覇となりそう。

その目標!?に向かって、鶴が飛来してくる先月から観察開始!

といっても窓の外からではなくって。。。

強〜い味方、それは環境省 自然観光局のHP,生物多様性情報システム。

インターネット自然研究所のライブ映像。

朝から夜まで1時間刻みの映像がアップされております。過去データもみられ見ているだけでもう大自然の真っ只中〜!

お気に入りはなんといっても「釧路湿原のタンチョウ」と「出水平野のツル」!

出水平野のナベヅルはすでに賑わいをみせており楽しい映像満載。思わず ぷっ と笑ってしまいます。。。
釧路湿原のタンチョウはまだ少ない様子ですが、雪景色となる1月以降が楽しみです。

いつかはこの目で!と思っておりますが、それまではこの映像で時期をしかと見定めて、、、と目論んでおります!
画素数が荒いのが残念。。。

年魚市潟(あゆちがた=愛知の語源)に飛来したナベヅル(2015年12月)11羽。1ケ月以上滞在してくれていましたがあり得ないことだそうです。日の出前から伊勢湾岸道ぶっ飛ばして(笑)日参しました〜♪




愛知県某所 コウノトリ(2016年6月)


奈良県某所 コウノトリ(2015年11月)


愛知県自宅付近 ヨーロッパコウノトリ(2016年11月)


念ずれば叶う、、、で夢のような世界と出会っております。

あとはマナヅル、タンチョウ、Love you!!!!









決意

2017年11月29日 | なごみ
お習字での作品作り。

毎年、次年度の自身に向けての決意を万葉集で表現すると決めている。

今年は5作目。



熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎいでな(万葉集 額田王)


熟田津(愛媛県松山市 道後温泉付近)だといいのにな。。。こちらは刈谷ハイウエイオアシス付近。


川霧ならぬ池霧。飛鳥川もこんなふうな川霧で立ち込めるのだろうか。。。


そしてノスリ、はばたく。

今日は父の誕生日。
亡くなってからもうすぐ9年。

母も頑張っています。






音楽家 中田ヤスタカ氏と仮歌

2017年11月24日 | なごみ
昨日放送のNHK総合「インタビュー ここから、 音楽家 中田ヤスタカ氏」。

Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅの楽曲、北陸新幹線 金沢駅の発車メロディの作曲などを手がける音楽家、中田氏の楽曲制作現場が放映された。

シンセなどを使っての制作現場は電子音だけに実にシンプル。

ところが。

意外なことがわかった。

それは従来プロ制作のrecordingは曲が完成してからシンガーが歌を入れていたらしいが、彼が大切にしているのは曲ができる前にも歌い手に歌ってもらうことだという。

制作過程の共有ができる訳だ。

私が今まで経験してきたレコーディングは生音がほぼ入っているが歌に関してはまさにこれ。

まずは仮歌だ。

贅沢な空間を提供していただいていることを改めてTVから教えてもらうことになった。

さて、本日の鳥果なり。


青空にチョウゲンボウ。





我が家の金木犀を定宿にしているモズかしら!?だとしたらお散歩中(笑)






近所の池にヒドリガモが飛来しています。今年はマガモの姿がまだ見えてません。

護岸工事をしたため、池の様相はすっかりと変わってしまいましたがそれでもこうして毎年冬鳥が訪れてくれるのは嬉しいものです。













楽譜の手直し

2017年11月22日 | なごみ
楽典のお稽古に。

今回は自作の楽譜でのレッスン。

「夢」への一歩。。。のはずだった。

が、見直して見ると、Oh my god!!!!!

結局今回は楽譜の手直しのみに。

それにしても知らないってことほど恐ろしいものはない。

変ロ長調の曲のつもりだったが、わずか1小節、変ホ長調に転調してただなんて。

理論がついてくる面白さを今回も味わわせていただきました。

久しぶりに近所の大学図書館へ。



待ちに待ったリニューアルオープン。
ようやく使えるようになりましたが。。。

万葉文庫、消失。

本が無くなった訳ではない、、、と自身に言い聞かせあちらこちらの書庫を探索。
これからも時間かかるなあ。

まあ、慣れるしかない。。。


夕暮れ前のススキ。我が家から見える距離に群生。ようやくいい塩梅の光が。


近所のコスモス祭。一面満開です。

秋楽し。













難透難解

2017年11月17日 | なごみ
むずかしい。

知っていたようで、知らないことだらけ。

とにかく万葉集は深い。。。



長〜い旅路を歩んでいる今、ゴールは全く見えませんがどう読み解けるのかワクワクするものの壮大な時代背景の中、根を詰めた作業ばかりで頭が膿みました。。。

気分転換に妹の誕生日祝を兼ねて母も連れて会食。



3段重の昼席です。



和食でリフレッシュ後、空を見上げるとカワウの群が7羽。

そうだった、近づいていたハズだった尾張の歌、「年魚市潟(あゆちがた)」も以降あれやこれやとザクザクと史料にぶちあたり継続審査中(笑)。
レコーディングがうまくいかないのには理由がある。

歌は正直だ。

風土を歌うにもその土地土地が許してくれてこそはじめて歌わせて頂けると思っているし、叙情歌でもやはり作り手である作者本人の心が読み解けないと歌わせてもらえないのだと近年特に痛切に感じている。

やはり万葉集は深い。。。
























誇り〜日本人であること

2017年10月23日 | なごみ
普段、何気ない暮らしでも異文化に触れる機会があると改めて日本人であることに誇りを感じる。

昨今見直しされている和食文化や和の装い、もちろん文学も歴史も生活の中にしっかりと息づく。

こうした文化の継承は連綿と受け継がれてきたからこそ今に伝えられ自身も知ることができる。

万葉集もそうだ。

ある日突然、歌が読まれ綴られた訳ではない。

それを存分に感じさせてくれたのは、、、。

「秋季企画展 熱田神宮の特殊神事〜連綿と伝わる宮廷儀式〜」


秋陰ながらも美しい並木。


ピンボケ

熱田神宮宝物館。

宮廷儀式の中に見られる古代信仰の残影を探すのが実に面白い。
大和の大神神社(おおみわじんじゃ)以来だ。


こちらは、先般「もじゆうさん」から頂いたミニ色紙。

迷わずお願いした1文字は「結」。

「ゆい」であり、「ゆひ」であり、そして古代信仰の「むす」となる。

チョイスして下さった色も、そして字体も、筆を持ったもじゆうさんのお人柄が伝わってくるようです。ありがとうございます!

それにしても尾張の地で「天武天皇、持統天皇」の文字を展示遺物の中で読める安堵感といったら大和で見るのとはまた違った嬉しさ、喜びがあるものだ。

万葉の歌を歌っているおかげですらすらとはいかないもののガラスに張り付いて時間をかけて古文書が読めるのは嬉しすぎる。

「習うより慣れよ」とはよくいったものだが、やはり習うことも大事です(笑)

そして熱田さんと言えば、、、宮きしめん!


白えびかき揚げと迷いましたが、今回は天ぷらきしめん!
たまに無性にきしめんが食べたくなりま〜す!

こんな場面にも日本人!
いや、尾張人!



















特別展「陰陽師 安倍晴明」

2017年10月12日 | なごみ
毎回の事だが、ライブが終わるとなぜか無性に触れたくなる「遺物」。

いろんな選択肢の中で選んだのはこれ。

特別展「陰陽師 安倍晴明」。



陰陽師に興味をそそられた訳ではない。

古代信仰の1つ、卜占の姿に触れたかったからだ。

場所は愛知県安城市。

母がデーサービスに行っている間に移動可能な距離である。

この特別展を知った時、なぜ安城市で安倍晴明!?

その疑問は現地で解決された。


安城市歴史博物館。


立派な箱物、、、いや、博物館です(笑)

安倍晴明の嫡流である土御門家は陰陽道を統括しており、安城ゆかりの三河万歳が陰陽道の一派としてこの支配下に入って活動。正月の江戸の風物詩としても受け入れられていた存在だったとか。それで安城で安倍晴明!

卜占や陰陽五行、占星術など様々な思想を取り入れながら日本独自の陰陽道としての確立を見せた晴明の姿は、触れることのできた遺物や史料から平安時代に忽然と現れたものでなく、その源流には天武朝の姿をも推し量ることが十二分にできた。

今回無防備に足を運んだ特別展だったが、まさかまさかのご対面が。

式盤。(栻盤(ちょくばん))

大海人皇子が壬申の乱の折、式盤を使って占ったというもの。

その復元模型が展示されていたのには驚かされ、復元ながらも古代信仰の姿を目の当たりにした私はしばらくその前から離れたくなかった。


エントランスホール。2Fも立派な常設展。

ここの学芸員さんは相当な力をお持ちなのか、安城市がすごいのかわからないがこの特別展のあとは「発掘された日本列島2017」である。

アクセスが悪いのが残念でならない!


母の大好きな栗の渋煮を3日がかりで作りました。
手間はかかりますが美味です!

くろがねの 秋の風鈴 なりにけり。

四季のある日本は美しい。
























月待ち

2017年10月08日 | なごみ
倉梯の 山を高みか 夜ごもりに 出でくる月の 片待ちがたき (万葉集巻9ー1767 沙弥女王)



いにしえびとたちも思いを寄せた月。

仲秋の名月も過ぎた今宵、ふと月待ちをしてみたくなった。

山の端がうっすらと明るんでくる。

今か今かと待ちわびる。



いよいよ月の出。

大好きな歌の一首。古語の美しさがひと際引き立っている。

今宵は倉梯山(くらはしやま)にもきっとのぼったに違いない。







知的財産権

2017年10月05日 | なごみ
「万葉うたいびと」

万葉の歌をうたいはじめて12年。

今年に入り私の知らないところで「万葉うたいびと」に類似した呼称が一人歩きしておりました。
それが万葉を歌う方の発信であることに非常に困惑、さらには万葉集発祥の地、奈良県内からだったことにもショックを隠せずにはいられませんでした。
その周辺では以前より作品からの無断借用なども把握しておりましたが静観していただけにとにかく残念なことです。

先生にご相談を重ね、先般知的財産権である商標登録を得ることができましたのでご報告させて頂きます。

「万葉うたいびと」は商標登録です。
「万葉うたいびと」に類似した団体及び個人とは一切関係がございません。
類似した名称を名乗ることやHP,SNSなどでの使用も明らかなる違法行為です。今後につきましては先生とご相談させていただきながら進めているところです。


こうして法律で守られる権利を主張しなければならない状況に至った事はただただ残念な事ですが、この件に関しまして直接お問い合わせを頂くこともありましたのであえてご報告させて頂くことになりました。
私の知らないところでおきた事実に、改めて今後も自身はアイデンティティを失う事なく、自分の照らされた道だけをじっくりと歩いていこうと思っています。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

                                              2017年10月5日
                                              万葉うたいびと風香