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万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

いよいよ11月4日!

2018年11月02日 | なごみ
ノドのコントロールも順調、、、だったはずだった。

ところが。

朝起きると明らかに炎症を感じるノドの痛みが!

あーーー!

奈落の底にーー!

漢方にうがい、手洗い、鼻うがい、トローチなどなど。

やれることはやり尽くして行こう。

本番は明後日。

心尽くして向かいたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します^ ^



いよいよ週末

2018年10月29日 | なごみ
週間天気予報が出ました!今週日曜日11月4日大和は晴れ予報!

なんとも不思議でありがたいことに奈良でのコンサート、100パーセント晴れ女。
快晴、降りそうで降らなかったり、降っていたけど止んだり、、、過去一番凄かったのはコンサートの時間だけ晴れっていうこともあったなあ。。

さて、今回の舞台は藤原宮跡!
藤原京!ありがたいことに初めての場所となります。

今回用意した楽曲は全てこの時代に歌われた万葉集の歌を準備。
なんといっても、「万葉浪漫フェスティバル」!
最近のコンサートでは歌っていない曲も新たなアレンジを加えて入れ込みました!

よく質問されるのですが、演歌ではありません(苦笑)

なんだかワクワクしています。

喉の調子も、主治医の特効薬のおかげで少しずつ上向き加減!
先週受診してよかったあ。。。。。

でもあれから歌の練習は気持ちを抑えて未だエアヴォーカルですっ。
まだまだ喉をピカピカにせねば!

11月4日は藤原宮跡でお待ちしております!



人っこのいないウオーキングコースをえらんで万葉の時代に思いを馳せに。

期待通りの景色。ノンエヘェクト。
天高し。


スイラン(キク科)

一眼レフ持たずにスマホ撮影、こんな日に限って、野鳥たち現る。
オオタカ、ミサゴ、カワセミ、全て目の前通過。
あーーー!
やはりライブ終わるまでお預けなのね^ ^










コントロール

2018年10月26日 | なごみ
今年の夏は人生初の熱中症で身体はもちろんの事、喉までやられ今まで経験したことのない夏となった。

そして季節は移り、秋。

暑さは去ったが気温の変化と乾燥に、上部咽頭アレルギー持ちの私の身体はあっという間に下り坂!

咳が止まらない!

乾燥なのか風邪なのか、、、株価のように乱高下!

マスク、うがい、手洗いも念入りにしててもアウト!

やはりライブ前のこの週末、薬なしで様子を見るには危険すぎる、、、ということで主治医のところに駆け込むことにした。

この安心感は近くの町医者では不可能。

遠くてもいそいそと。

毎度の事なのですぐに対応していただけるのが本当にありがたい。

帰宅後、薬を飲んでエアボーカルで練習。
語り部分だけは声にして。

一番の特効薬である。
使わないこと。

スタジオオーナーに強く言われる言葉だ。

ライブ当日、スタジオ録音当日までは人と会わない、しゃべらないとも言われている(苦笑)

これは自分の努力だけで何とかなるものでないのでなかなか難しい(笑)

こんな感じで今回も相変わらず喉のコントロールに苦戦しております。

が。

何とか間に合わせるぞー!


近所の公園、天高し!


早くも椿の蕾が膨らみ始めていました。
待ち遠しいな、でもここからが長〜い。


ご近所さんから花梨を頂きました。
匂い消しにもなるのよ、と教わったので竹箱に入れて秋らしさもプラスして。
真っ黄色になったらスライスして天日干しすれば喉にいい花梨茶になるよと。
ちょっと酸味のあるお茶になるらしい。ワクワク!

さて、間に合うでしょうか。
早く熟れますように^ ^




格別な想い

2018年10月24日 | なごみ
スタジオでのリハーサルに。

みっちり3時間、本番通りの衣装を身に纏い、動きと音を確認してきました。



万葉装束は見た目以上の重量感、、、やはり衣装着てのリハは欠かせない!

11月4日、舞台は藤原京。

思えばこの時代背景にこだわって曲作りをしてきた私にとってある種1つの終着点とも思える。

今までご縁を頂いた各地は全てこの前後の時代というのはただの偶然ではなく、必然だったのかもしれない。

この時代を生き抜いた万葉歌人たちの思いあってこそ。

見守ってくれたのは迦楼羅。

三重県名張市 夏見廃寺の塼仏に見られます。

様々な思いが交錯する今日この頃。





おみくじ

2018年10月16日 | なごみ
今月の句会は吟行に。

行き先は、刈谷市亀城公園。

この日はしとしとと降る秋雨。

傘をさしての吟行もなかなかいい。

お恥ずかしながら数十年ぶりの再訪でほぼ記憶にない!



天文2年、水野忠政が築城した刈谷城(別名 亀城)本丸跡付近。

往時は眼下に海が広がる場所に位置し、砦からは陸、海共に一望できたに違いない。

ちなみに海側には現在刈谷球場がある。


こちらは天誅組の志士、刈谷出身の松本奎堂の歌碑。
君が為 命死にきと 世の人に 語り尽きてよ 峯の松風

揮毫者は歌人 川田順氏。
奎堂辞世の句です。


実は刈谷市、奈良県東吉野村とこうしたご縁で友好市町村、交流も盛んです!

せっかくなのでとお声がけいただき、ここからほど近い市原稲荷神社に移動。




桜に似てるけど、、、何の花かしら、、、季節外れて忘れ花かな。

信心深くはないけれど、おみくじをひとつ。


今時なので色んな種類のある中で蒔絵シール付きに心惹かれ万福みくじを選んでみた。



さて、、、、

亀。長寿。私でなく、母の長寿を祈ろう!

吟行という機会を頂いたおかげでほんのちょっぴり刈谷を知ることができた。






万葉の風を感じて

2018年09月28日 | なごみ
藤原京でのライブを控え、持統天皇の時代の万葉の風をふと感じたくなった。

選んだ場所は、尾張氏との関係が深いとされる名古屋市緑区大高町火上山にある氷上姉子神社。

何度か訪ねている場所であり、持統4年690年に元宮から現場所に遷された現社。先般訪ねた名古屋市博物館の企画展でも熱田神宮との関係をクローズアップし、かなり丁寧に解説されていたことが記憶に新しい。




さて、今日は難しいことは抜きにして、、、参拝。
なんだか今日は境内が騒がしい。


んんっ⁉︎今日⁉︎

一度触れてみたいと思っていた神事。
万葉の風が吹いたようだった。


大高斎田。


常緑の山は氷上姉子神社。


いよいよ神事。


背後には名古屋高速、伊勢湾岸道、名四の高架が。
その真下でこんなに厳かな神事が行われているのをどれほどの人たちが知っているのだろう。





奇跡のような秋晴れの一日。


上物は変貌を遂げてしまっている名古屋でも、ふと足を止め、耳をすませばまだまだ万葉の時代にタイムスリップでき得る空間がそこかしこにあるのね。

今日あることを知らずに訪ねた私。
万葉に引き寄せられたのかも、、と都合のいい解釈をすることにしましょう^ ^

年魚市(あゆち=愛知)での心地よい万葉の風が感じられたひとときの中にある安らぎ。

お一人様カウンター!

2018年09月21日 | なごみ
万葉集のおかげで若い頃にはできなかったひとり旅ががぜん多くなった。

万葉の風土を訪ね感じるには朝に夕にと一人歩きに限るが、それでも最初の頃は食事の時間がなんだか嫌なものだった。
しかし有難い事に泊まりでのライブやレコーディングが重なるにつれ、だんだんとひとりでの食事が万葉の旅の楽しみの一つ!

最近、母の状態が大波小波で、周囲の人たちは異口同音に私を案じて下さる。

そこでデーサービスをもう1日増やし、ショートステイを増やしていこうか、、などなど。

そんな中、在宅介護の特集をBSでたまたま目にする。

90歳代の母を在宅介護で11年みる70代の家族が、母親の認知の進行に選択を迫られ施設入所を見送る日の朝の姿だった。

苦悩した見送る側の姿に、いつの日か迎えるかもしれない自分の姿を重ねていた。

ケアマネジャーさん、我が家に入ってくれているヘルパーさんたちに聞くと、要介護5で在宅でみてるのは、受け持ちで我が家だけだそう。

「○子さん、本当によくやってるよ」

いつもそう言ってくれる皆さんの言葉がこの日は妙にすんなり入ってきた。

母も頑張ってるけど、私も頑張ってるんだな。

ならば所用で出かけた帰り道、介護のご褒美ランチ。

以前から行ってみたいと思っていたお店。

カウンター席に案内された。

おお!望み叶ってお一人様カウンターだわ!

「天ばらおひつ」なるものを注文。

カウンターに出された揚げたての天ぷら5種に


メインの天ばらおひつ。

揚げたての小海老の天ぷらがザクザク入ってます^ ^
彩りも綺麗^ ^

山葵が添えられ塩味の効いた小海老天のご飯と相性抜群!

食の力、偉大なり。
もう少し頑張れそうな気がしている。


師に習う

2018年09月11日 | なごみ
楽典のお稽古の中で始まったピアノレッスン。

テキストは自身が作った万葉ヒストリーソング。

自分でも驚くほどに、人生最大の練習時間を費やしている。

若い頃のいやいやだったピアノお稽古とは月とすっぽん。

もちろん思い通りには弾けないがとにかく楽しくて仕方ない。

歌の練習も秋に向けてもちろん平行しているがピアノレッスンのおかげで今まで耳に入ってこなかったオケの細かな音が響くようになった。

そしてピアノの旋律の動きにかぶってゆく自身の声。ハーモニーなんだな、、、。

もっとなめらかに弾けたらいいなぁ^ ^



先週台風で休講になったお習字のお稽古。
出かけ前に新歳時記より季語探し。ちょうど秋の風が目に留まった。

秋の風、色は白にたとえられるのかあ。

脳裏に焼き付いたそれを持ってむかったお習字。
先生にお願いしてあった秋の短冊お手本を頂く。
何枚かあった内から迷わず選んだ一句。

水草の 花また白し 秋の風

やっぱり子規って偉人だわ。

こう写生して詠めたらいいなぁ^ ^



もっとしなやかにかけたらいいなぁ^ ^

だから師に習う。











遺物が語り いにしえびとが歌う

2018年09月01日 | なごみ
歌を歌いはじめた頃歌っていた万葉歌でなく、万葉ヒストリーソングを歌うようになって思うこと、いや戒めている事。

それが標題。

自らが語るのでなく、遺物に語らせる。

大学で教えを乞うた教授の言葉。
歴史学の基本。
先生お元気ですか。


歌に置き換えれば、私自身が歌うのでなくいにしえびとの作者本人に歌わせるということだろう。

万葉うたいびととしての生涯の課題、懐は実に広い、そして奥深い。

さて、介護の合間を縫いながらまたまた音楽漬けの日々。
今はオケ作りにいそしんでおります。
ご依頼頂ける中には急な依頼もあり不本意ながら一夜漬けの日もあったけど今はぬか漬けを作成中(笑)

漬けたことすら記憶の彼方にあったもの、奥底深く手を入れひっくり返してみたら手中にぴったりと収まった。

人麻呂さん、ごめんなさい。

熟成にかける時間は至福の時間(とき)。

いにしえびととの対話が生まれる。



今日から9月。
夏を惜しむようにサルスベリにしがみつくカナブン。

紫の ふっとふくらむ 桔梗かな

暦は秋ですね。


憧れの清泉寮

2018年08月31日 | なごみ
学生時代、親友とよく旅をした。

中でも思い出の地は清里。

ペンションブームだった当時、清里のペンションに泊まって清泉寮のソフトクリームを食べるのが女子学生の一種のステータスだった。

そしてある日、絵に書いたようなコースで私たちは清里へと向かった。

清里ではレンタサイクルで方々巡った。

もちろん憧れの清泉寮も。

清泉寮の前はいっぱいの人で全ての人たちがまるで軽井沢からきたのでは、、、と思える程に眩しかったのを覚えている。

清泉寮からはとうもろこし畑が広がり道沿いで買ったとうもろこしもなんだか高級な味がしたように思えた程の浮かれぶり!

2人とも青春の真っ只中にいた。

そして昨晩。

彼女から届いた旅のお土産宅急便はまさにその青春が詰まっていた。


清泉寮をあしらった木製のカードスタンド。

いつかまたふたりで行ける日を楽しみにしていると彼女の変わらぬ温かい文字でしめくくってあった。

新たに開かれる青春の1ページはそう遠くないかもしれない。

ありがとう。