横山光輝さんの名作『三国志』(潮出版社刊)
1971年から87年まで潮出版社の
『希望の友』『少年ワールド』『コミックトム』という
雑誌に連載されていたそうですが、どれも見た覚えがありません。
吉川英治さんの『三国志』を基調に独自の解釈を織り交ぜて描かれたモノで
希望コミックス全60巻にも及ぶ壮大な作品です。
かなり前から本屋さんで見掛けるたびに気になっていたのですが、
巻数の多さから、なかなか手が出せずにいました。
いつかは全部制覇したいとは思っていましたが。
10年ぐらい前だったと思うのですが、
地元の図書館に全巻置いてあるのを見つけ
ここぞとばかりに読み始めました。
これが面白いのなんの。60巻もあっという間に読んでしまいました。
横山光輝さんの描かれるキャラクターは
とても表情が豊かで親しみが湧きますが、
関羽、
ドカベン顔の趙雲、
老将の黄忠
あたりがお気に入りのキャラクターです。
その後、吉川英治さんや北方謙三さんの『三国志』を読むきっかけとなり、
現在読んでいる『岳飛伝』へとつながっています。
とっつき易さという意味ではマンガに優るモノはないですし、
やっぱりマンガって偉大ですね。
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