学生の頃、よく授業の合間など友達の下宿に暇つぶしに行っていました。
部屋にたくさんあった雑誌のひとつにヤングジャンプのTheグレート青春増刊号という
大層なタイトルの雑誌がありました。(のちの月刊ベアーズクラブ)
その雑誌の中で毎号心待ちにして読んでいたのが、西風の『GTroman』です。
名車・旧車といわれるクルマをテーマにした、一話完結のクルマにまつわるストーリー。
クルマ好きならではの視点で描いたクルマの魅力を前面に出したカットやエピソード、
影の部分が引き立つ画風や、登場人物に共通するワルっぽさなどなど。
クルマの絵の上手いマンガはたくさんありますが、味わいでは西風が最高だと思います。
(特にミニやロータス・ヨーロッパ、ストラトスの黒いトコの描写は最高にカッコいい!)
今まで読んだマンガとは一味も二味も違った作風にすぐにはまってしまいました。
ちょうど免許を取ってクルマへの興味が再燃した時期と重なったコトもあり、
影響を受けまくりました。
今でもバイブルのように家の本棚に常備してときどき読み返しています。
西風さんのマンガは大抵持っていますが、やっぱり『GTroman』が一番好きです。
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