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ブログにアップして買った気になる。

ブログタイトルとは内容がかなり違ってきましたが、ほしいモノ、好きなモノなど綴っていきたいと思います。

"サムライ戦士" 越中 詩郎

2015年06月10日 | プロレス
ヘビー級に転向してからはまったく見ていないので、大変おこがましいのですが、
越中詩郎が大好きです。

新日のジュニアでトップを張っていたタイガーマスクが突然の引退。
タイガーマスクの後釜として期待されたのはザ・コブラでした。

WWFジュニア王者の決定戦でコブラはダイナマイトキッドに破れ、
そのキッドは全日へ移籍、WWFのベルトも提携が切れなくなり、
新たにIWGPジュニアヘビータイトルが設けられ、と目まぐるしく
変わっていき、その初代王者に就いたのが、コブラを破った越中でした。

正直、越中を見くびっていました。
全日本時代、ルーテーズ杯の決勝で三沢を破って優勝した試合を見ましたが
タイガーマスクやキッドが活躍していた新日のジュニアを見ていた目には
しょっぱい試合に見え、活きのいい新日若手の高田や山崎の方が強く見え
全日の若手は大したコトがないと思っていました。

そんな越中はメキシコ遠征に行き、「サムライ・シロー」と名を変え、
白袴風のリングコスチュームに変貌。
三沢は二代目タイガーマスクとして先に帰国することになり、
越中は新日に戦いの場を移しました。
派手な空中技のイメージが強いメキシコマット。そこで修行した越中が
レベルの高い新日でやっていけるはずがないと高をくくっていました。

そして新日に現れた越中。
新日のジュニアヘビーは派手な大技を器用にこなすレスラーが多い中、
越中は相手の攻撃を耐えに耐え、形勢逆転のヒップアタック。
決してスマートではありませんが、見るモノの心に沁みるファイトスタイル。

特にUWFの高田、山崎が参戦してからは、キックで蹴られまくられ、

必死に耐えたところでヒップアタックを放つと会場は割れんばかりの大歓声!

その姿は「耐える美学」や「人間サンドバッグ」と名付けられ、主役の座に躍り出ました。

タイガーマスクの華麗な技の数々、キッドの切れ味するどいファイトスタイル
そんなプロレスも好きですが、越中の試合が一番面白いと思います。
特に高田との一連の試合は、大技が決まるたびにこれでフィニッシュか?と
思えるところを越中が跳ね返し、の展開はとても見応えがありました。



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