
2002年に登場した三菱コルト。


1999年のヴィッツを皮切りに、
2001年のフィット、2002年のマーチ、デミオと相次いで登場。
ときはまさにコンパクトカー戦国時代。
当時ダイムラークライスラーと提携していた三菱は
チーフデザイナーのオリビエ・ブーレイ指揮のもと
いわゆるブーレイ顔を採用。

コルトのデザインは素晴らしいと思います。
特に斜め後ろから見たときの、
フロントのワンモーションぶりは惚れ惚れします。


綺麗なサイドビューですが、ドアバイザーのデザインが残念ですね。
2004年にワゴンモデルのコルトプラスを追加。

リアを30センチ延長し、ふくよかなヒップに。
派生車種とは思えないほどきれいにまとまっています。


2006年にはコルトの最強モデル、ラリーアート・バージョンRが登場。

エアインテークにオーバーフェンダーで武装した姿はコンパクトカーのランエボ!

同じく2006年に海外ではクーペカブリオレのCZCを発売
当時はプジョーの206CCやマイクラC+Cなど欧州で大流行。

すっかり見なくなりましたが。
クローズ状態は後ろ向きに走りそうです。

あとこれも国内では販売していませんが、海外向けには3ドアモデルも。

リアスタイルはスバルのR1っぽいデザインです。

2008年のマイナーチェンジで海外向けモデルは
ジェットファイターグリルを採用。

日本は見送って正解だと思います。
コルトはマイナーチェンジを繰り返し2013年まで11年も販売されました。
その後も台湾では現地生産のコルトプラスが進化しており、
現在はダイナミックシールドを採用のSUVテイストに。

コルトも出たのが「リコール隠し」のあとだったため、
販売は苦戦していましたが、
本来ならもっと売れるべきクルマだと思います。
2001年に発表したコルトのコンセプトモデルCZ2
このデザインのまま出てたら、勢力図が変わってたかも。



スバルや三菱のコンセプトカーってカッコいいんですが、
なかなか市販車に反映されませんね。
この前、ナイトスクープで、
ペーパードライバーの娘(といっても40代)が父親の形見の車で自走してお墓参りしたいという依頼があり、
形見の車というのがコルトラリーアートでした。
車好きの親父さん自慢の愛車というわりには5MTではなくCVTでした。
なんか中途半端。
>車好きの親父さん自慢の愛車というわりには5MTではなくCVTでした。
>なんか中途半端。
いいんじゃないですか。バージョンRならCVTでも十分楽しいと思いますよ。
個人的には一番しょぼいエンジンをMTで走るのが好みですが。
ヒトそれぞれというコトで。
>一番しょぼいエンジンをMTで走るのが好みですが。
わかる気がします。
普段から280馬力40Kg・mのエンジンを操っていれば何てことはないのですが、
急に操ろうとしても、もてあますのでしょうね。
映画『TAXI』で20キロの2CVよりもこっちの方が安全だって言ってました。
>普段から280馬力40Kg・mのエンジンを操っていれば何てことはないのですが、
>急に操ろうとしても、もてあますのでしょうね。
んー、そうじゃなくって、非力なクルマだとパワーバンドを外してしまうと遅くなってしまうんで、上手く走らせるのが楽しいんですよ。
280馬力のもあるクルマでは、一般道ではなかなか本領を発揮するワケにもいかないでしょうし。
非力なクルマは、それなりの脚とブレーキしか備わってないので、
無理すると危ないですよ。(笑)
>非力なクルマは、それなりの脚とブレーキしか備わってないので、無理すると危ないですよ。(笑)
非力なクルマなんで、速度もそれなりですけどね。
危険な運転にならないよう気をつけます。