
毎年、スキーシーズンが始まる前になると無性に見たくなる
映画『私をスキーに連れてって』(1987年)
原作はバブル期に一世を風靡したホイチョイプロダクション。
いわゆるホイチョイ三部作の第1作です。
雪の上でのみ光り輝く、冴えない商社マンの矢野文男(三上博史)が、

ゲレンデで一目惚れした女性池上優(原田知世)との

クリスマス・イブからバレンタインまでの恋愛模様を描いたラブストーリー。



そんなストーリーはどうでもいいっていうくらい、様々なシーンに心を鷲掴みにされてしまいます。
オープニングのスタッドレスタイヤに交換、板を積み込んで、カセットテープを挿入。

ユーミンの『サーフ天国、スキー天国』が流れる中、走り出すカローラⅡ。

もうこれだけで、スキーに行きたくって仕方がなくなります。
ゲレンデの原田知世演じる池上優の可愛いコト。

こんな子に「バーン!」って撃たれたら誰でも殺られてしまいます。

ゲレンデでは『恋人がサンタクロース』をBGMに

若い男女のグループにしか許されない憧れの密着トレイン。

「とりあえず!」の掛け声でカメラを向ける沖田浩之。

携帯電話が高嶺の花だった時代、ゲレンデのトランシーバーは憧れの的でした。

四駆時代の到来を告げるセリカGT-FOURの雪上カーアクション。


高橋ひとみ、原田貴和子の両お姉さまの

「凍ってるね。」「う~ん♪」は、皆一度はマネをしたはず。


そして矢野の勤める安宅物産のブーツブランド『サロット』は、
「板がロシニョールでウェアはフェニックス」など

スキー用具一式を複数のブランドでトータルコーディネートする
時代を先取りした斬新なコンセプトを展開。

プロジェクトを進めるのは往年の名スキーヤー、田中邦衛演じる田山さん

いい味だしてます。
「ブリザード、ブリザード♪」の音楽に乗って志賀・万座ツアーコースを疾走する矢野。

サーチライトを背負っての夜間滑走も。


スキーの滑走シーンがふんだんに盛り込まれた本作

スキーアドバイザーに元アルペンスキーヤーの海和俊宏さんを迎え、
主人公矢野の吹き替えには、デモンストレーターのサブちゃんこと渡部三郎さん

と、これまたスキーファンには堪らない陣容。
この映画の影響で、空前のスキーブームが巻き起こりました。
(実際にはこの数年前からスキーは流行っていましたが、
この作品が拍車を掛けたのは間違いありません。)
ほんとにいろんな記事にお邪魔して、すみません。
というか好みが似てるのでしょうか。(汗)
私スキーはセリカGT4の爆走シーン目当てにDVD買いました。
本当は三菱車が使われる予定だったのを断られたそうですね。
バブルの真っただ中で、三菱もお高く留まってたのでしょうか。
>本当は三菱車が使われる予定だったのを断られたそうですね。
>バブルの真っただ中で、三菱もお高く留まってたのでしょうか。
三菱車だったら、何のクルマになったのか気になりますね。
ギャランのVR-4(E30系)ならハマりそうですが、デビューが87年12月と、
87年3月に撮影されて11月に公開した映画にはさすがに間に合わなそうですね。
モデル末期のΣか、ランサーEXターボ辺りでしょうか。
主人公の矢野の乗るカローラⅡはやっぱりミラージュでしょうね。
ただサイボーグでお馴染みの3代目の登場も87年10月とこれもまた微妙な時期ですね。
というコトはこれまた末期の2代目ミラージュNOWですかね。
エリマキトカゲとか88万8000円の「わがままマリオン」が懐かしいです。
パッパラパー(888)マリオン懐かしい。
あの時は忙しかったです。
爆走するのは無理としてもパジェロがありますよ。
>パッパラパー(888)マリオン懐かしい。
>あの時は忙しかったです。
忙しかったってコトは、もしや・・・。
>爆走するのは無理としてもパジェロがありますよ。
確かに!パジェロなら華やかになったでしょうね。
あとデリカのスターワゴンとかもいいかも。
雪が降って、ほんの少し積もったので、
BGMは『恋サン』鳴らして通勤しました。
本来、セリカの雪道爆走シーンのBGMは『ブリザード』なのに、
なぜか『恋サン』を聴きながら走った方が調子が出ます。
さすがに、ドア開けて『凍ってるね』まではマネしませんが。(笑)
雪が積もると気分が高揚しますね!
ボクはやっぱり『サーフ天国、スキー天国』のイントロが一番、テンションが上がります。
「凍ってるね」はさすがに恥ずかしいですね。
(昔はやってましたけど)