
1975年にNETテレビ系列で放送されていた
『勇者ライディーン』(東北新社)です。
数あるロボットアニメの中でデザインが一番好きなのがライディーンです。
鎧兜をイメージした頭部にツタンカーメンをモチーフにした顔、
そして左右の腕に装着した、弓と盾。

ベルボトム風の長い足でスタイル抜群です。

チーフディレクターが富野喜幸(由悠季)、キャラクターデザインが安彦良和という
後の『起動戦士ガンダム』のコンビで作成されていました。
冷凍睡眠装置で現代に送り出されたムー帝国の帝王ラ・ムーの娘であるレムリア。
その一人息子が主人公のひびき洸です。

1万2,000年前にムー帝国でつくられたライディーンの操縦者として運命付けられた存在です。
人面岩に格納されたライディーンを目覚めさせ、

フェード・インで乗り込みます。

左手の弓を使ったゴッド・ゴーガン。

格納状態も含めてこれ以上カッコいい武器はないんじゃないでしょうか。
右手の盾は色んなカタチに変形します。相手の攻撃を防ぐゴッド・ブロック。

先端から剣が伸び、ゴッド・ブレーカーに。

取り外せば、ゴッド・ブーメランとして投げられます。

そしてトドメはゴッド・バードに変形し、ゴッドバード・アタックで敵の急所を貫きます。

後半は、ゴッド・ボイスが決め技になりましたが、あんまり好みではありませんでした。

戦う相手は1万2,000年前にムー帝国を襲った妖魔帝国。
悪魔王パラオに仕える悪魔人の王子、プリンス・シャーキン。

仮面を被っており、外すと美形というキャラクターは、
ガンダムのシャアに受け継がれました。

玩具化を視野に入れてデザインされており、
ゴッドバードに変身可能な超合金が大ヒットしました。


ロボット形態のときの後の白い部分や、ゴッドバードの目など、難はありましたが、
超合金で変形が再現出来るのは画期的でした。
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