1971年に登場したマセラティ・ボーラ
スーパーカーブーム当時、
ランボルギーニやフェラーリのような
華々しい主役ではありませんでしたが、
常に3番手、4番手辺りに位置していました。
デザインは巨匠ジョルジェット・ジウジアーロ。
ベルトーネ、カロッツェリア・ギアと渡り歩き、
自身のイタルデザインを設立した頃、
まさに脂の乗り切った時代の作品です。
ミッドシップ、2シーターに
リトラクタブル・ヘッドライトと
当時のスーパーカーの定義に沿っているモノの、
カウンタックやBBなんかの派手なデザインを
見慣れた目には、いささか地味に映り、
V8エンジン、最高速280キロというスペックも
ライバルたちより見劣りしていました。
今見ると、西洋の鎧兜を思わせるデザインは、
とても整っており、
他のスーパーカーたちよりも品があるように感じます。
V6を搭載したボーラの弟分のメラク。
ボディの多くの部品を共用しているため、
ほとんど見分けがつきません。
大きく違うのが、
ガラスで覆われたファストバッグだったボーラに対して、
ノッチバックになり、
リアピラーを模したアーチ状の梁が備わります。
ボーラは2シーターですが、メラクは2+2の4シーター。
『対決!スーパーカークイズ」に登場したとき、
後部座席に子供が乗っていたのを見て、不思議な感じがしました。
いろんな記事にお邪魔してます。(汗)
対決!スーパーカークイズ
見てました。
クイズの回答が微妙な場合、
司会者の独断で、
『う~ん、まぁいいだろう!』
ってひと言で正解にしてもらえてましたよね。
座布団運び屋さんが、
ポッポッポルシェは930、となりのター坊が言っていた
って歌っていました。
当時はターボチャージャーの役割を知る由もなかったのですが、
80年代に入って国産車も軒並みターボを積むようになり、
とうとう宇宙戦艦ヤマトの波動エンジンにもスーパーチャージャー搭載していましたね。
あの当時は笑いながら見てました。
返事を入れるのをすっかり忘れていました。
『対決!スーパーカークイズ』詳細はあんまり覚えていませんが、
結構ゆるい番組だった記憶がありますね。
当時は「ターボ」って言葉に魔法に似た憧れがありましたね。