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「一億総活躍」でアリさんは絶滅

2016年02月21日 | 世間のこと

2・21
 蟻の生態レポートを新聞にて読む。興味深し。
蟻社会には必ず「怠け」蟻が2割あるという。 それをあえて、働く蟻のみを集めたグループと、「怠け」蟻のみを集めたグループに分けてみる。すると、それぞれのグループは、やはり働き蟻が8割、「怠け」蟻2割に分化するそうだ。
 蟻社会は、常に卵・幼虫の世話をし続けなければならない。怠ればすぐに卵・幼虫は死滅する。その巣が絶滅してしまうのだ。 しかし世話は疲れる、疲れた蟻が発生すると「怠け」蟻が動き出す。組織全体が動き続けるためには代打要員が必要ということだ。
一見「ムダ」と思える「怠惰アリ」も蟻社会では不可欠の要員ということだ。

 翻って我等社会をみると・・・怠けを許さぬ世相です。働きまくることが当然でそうせねば生きていかれん・・・という強迫観念にある。すでに戦時中の「撃ちてし止まん」のヘロヘロ状態の国民です。これに輪をかけての「一億総活躍社会」を!!という安倍総理の旗振りです。アリ社会ではこの政策ですと即・即絶滅となってしまうんですが・・・。


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