政府がやっと福島原発事故による放射能汚染で人が住めないことをを認めた。警戒区域内は十年以上人が住めないということを・・・
原発事故の収束が最も順調にいってのことですから、これも「想定内」では無理で、一世代の時間がかかるのではないか？
計画避難地域２０ｋ内とすれば、面積は６０ｋ㎡となる。東京の山手線内の面積とほぼ同じだ。ここの住民は、国民に保障されている主権が奪われた。すなわち、住む自由・往来する自由・生活する自由でしょうか。そしてGDPにカウントされることのない「非日本」地域となり、日本地図から福島の一部が抉られてしまった。
これは他国による侵略と似通うような気がする。
３．１１以前に尖閣諸島の領土問題が、中国漁船の侵犯でもめた。韓国との竹島をめぐっても同様だ。北方領土は歴史をみれば日本領土は当然だ。しかしコノテの問題はナショナリズムがからみ双方国民が感情的になりやすい。
フクシマは「灯台元暗し」でした。他国に侵されなくとも、「侵略・領土占領」が放射能によってなされてしまいました。通常侵略は相手国あってのものですが、フクシマにはそれがありません。純正日本の優良企業とそれを応援した日本政府がソウテイガイに冒してしまったことです。ノーテンキに電力をダブダブ使っていたワレラも？・・・
しかし救いはある。領土問題なら交渉相手はチンチンになった相手の国民と政府です。しかしフクシマは自国内問題です。国民一人一人が関与できるからです。
さぁ～てワタシはなにかしてるんでしょうか？