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 名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

名古屋市名東区の赤帽運送はタケフジへご用命下さい
052-772-5880

花のはて

2021年03月19日 | 朝な夕なのこと
 家にいる時間が長いのでカミさんから家事依頼が多くなる。昨日は、狭い庭に植わっている椿の花が汚いので掃除をして・・・とのこと。この椿は開花するとすぐにも色褪せて汚くなり、ぽとぽと落花するんです。きれいが短く、みっともない?姿が長いのです。ゴミ袋に落花をかたずけていると、なんだか自分の老境と重なり、枯れはて汚れちまった椿の花が愛おしくもなった。
   むざんやな 落ちたる椿 我に似て

10年たったんです

2021年03月13日 | 朝な夕なのこと
 震災10周年です。
当時のブログと日記を見てみた。運送のこと生活のこと・・・アレコレです。
恐れとそのストレスが綴られてました。毎日の報道に胸が圧し潰され、心身にもその刻印がありました。胃痛とか、眼の飛蚊症とか…震災2年後に見つかった癌もこのストレスが因かしらとも思ってしまいました。大げさなことかとも思うが・・・。
あのころ目ざめると即携帯ニュースのヘッドラインを見た。原発が心配だったからです。
また深刻な現実の報道をみるに堪えず、報道の見聞をシャットダウンしたことも記されてました。
福島原発の水素爆発のあと羽村市や東京への運送があった。サービスエリアの給油は行列で10ℓのみという綱渡りの長距離仕事でした。東京行は銀座築地方面でした。雨のなか計画停電にて暗い銀座を走った。異様な光景と、東京の上水道が原発放射能に汚染されたとの報道があり、荷下ろし時の雨に濡れることが怖かったことも思い出す。
十年・・・皆それぞれの・・・


コロナ籠りの請求書

2021年03月03日 | 朝な夕なのこと
「コロナ籠り」はどのような変化を生活にもたらしたか・・・
なんだか大仰な書き出しですが、昨年からのコロナ禍が自分の暮らしにどんな影響をもたらしたかということです。
 仕事の面では先日もブログに上げましたが、売り上げは1/4ダウン。
家庭内では、家事をする機会がアップ、カミさんの好感度はアップ。仕事以外の外出がなく金を使うのがダウン。当然外で飲むこともなくストレスはアップ。散歩の機会は時間だけは有り余るのでアップ。ならば健康になったかといえばさにあらず。2月の市民健康診断の結果では、悪玉コレステロールがグンとアップ。高脂血症ということで薬を飲むはめとなる。思うに、家に居ることが長くなり、間食をしない習慣が壊れて甘いものを多食するし、自分で作る昼食に脂っこいものや卵の多食が因でしょう。体の請求書は正直です。
「緊急事態宣言」の行方が気になるところです。解除か否か・・・いづれにても自分の生活は当分変わりようもない。間食だけはやめるぞ!!



「ある人質」を観る

2021年02月26日 | 朝な夕なのこと
 23日の旗日は定期もなく全休日でした。一年ぶりの映画鑑賞。
「ある人質」という事実の映画化ものです。

2013年写真家を目指すデンマークの青年が、シリアでの撮影中にISに誘拐される。高額の身代金の要求。デンマーク政府はテロリストとの交渉はしない国是だ。家族がプロの交渉人を頼み、身代金を集める。不動産・退職金・保険解約では到底だめで、募金やあらゆる手段を以て数億を実現し4百日の監禁から生還する・・・というものです。
拷問・暴行・監禁者の処刑が見るに堪えない。日本でもISによる首切り処刑される者の自己責任だろう・・という冷酷なことばが氾濫した。
暴力による恐怖支配は人のこころを破壊する。法も正義もこころの自由も、武器を持った暴力の前では無力です。息子を救おうという家族の強い思いと不安絶望が痛々しい。
 一時青年は脱獄し、近くの住民に助を求め、トルコ国境まで行ってくれぬかと懇願する。住民は体を洗わせ、衣服を与え、食事も与える。しかし、そこまでが精いっぱいの思いやりでした。ISには通報し、彼は再び拘束された。住民も家族を守るためにはそうせざるを得なかった。
現在もシリアの人口の半分が家を追われたり、難民となっている。
その青年は今、写真家として生きている。映画の最後にかれは自分の経験より、難民の苦がどれほどひどいものか・・・と語る。

・・・鑑賞後、コロナにて休日の外食はしてませんでしたが、一年ぶりに蕎麦屋にはいり、昼間の酒を飲む。コロナ禍にても日本の私はこんなところです。

終活…というヤツ

2021年02月20日 | 朝な夕なのこと
 カミさんと同世代の旧友が、自宅を売却しマンションを購入し引っ越しとなった。いわゆる「終活」の開始です。移転の理由はいろいろありますが、結局のところ自分たちが亡くなった時、子供たちが容易に不動産を捌くことができるように・・・というのもその一つです。
マンションの売却は、一戸建てのものよりはるかに簡単ということです。
「終活」というコトバが違和感もなく分かる世代となりました。それを自分に当てはめてみると、やらねばならんことがゾロゾロある。ただ一つモノが少ないというのはあります。
家の中はかなりガランとしてます。家具・衣服・雑貨等は極めて少ない。カミさんの趣味は、「断捨離」ですから。
モノの相続は死後どうにてもなっていく。ただ、伝えなければならないことを果たして子たちに伝えてきたかたか・・・というと、途端に萎んでしまいます。



ナマカワ者のボランティア

2021年02月04日 | 朝な夕なのこと
 朝刊に販売店のチラシに目が止まる。
「食品寄付」のお願い・・・というものでした。
コロナ禍にて、困っているひとへの食糧支援です。これは「NPOセカンドハーベスト名古屋」が行っている。まだ食べられる食品を有効に使うフードバンク活動です。福祉施設・団体等に配布している。
かねてより協力したいとは思っていましたが、ナマカワ者でメンドクサガリ屋でありますので思うだけ・・・でした。
このチラシにて、新聞販売店にTELするだけで、食品を回収しに来てくれるので簡単にできます。日頃カミさんが特売にて買い込んだ食品をチョイスして袋一杯を出しました。
ナマカワ者でもこのボラなら継続でしそうです。


「つばめタクシー」のお兄さん・・ありがとう!

2021年01月13日 | 朝な夕なのこと
 散歩の帰り、歩道にて倒れ伏せった人と、3人の人。制服を着た人が救急車の要請をしていました。事情を聞くに、年配女性がよろけて昏倒したらしい。TELしてたのは、通りかかった「つばめタクシー」のドライバーでした。
間もなく救急車到着。この場は、無事おわりました。最初に現場にあった老年男性曰く・・・携帯を持っていないので、通りかかった若い男性に救急車を呼んで・・の依頼もよそに行ってしまったと。次の若い女性にも声をかけたが同様。人情紙風船か・・
ここに「つばめタクシー」の若者がかけつけ救急車を呼んだ。
若者ドライバーありがとう!タクシーなぞあまり乗らぬが、乗る時は「つばめタクシー」にするぞ・・と。
でもdemo・・・はたして、自分が赤帽車を運転してて、倒れた人を見つけたらそこに留まり、救急コールができたか!!自問しながら帰る。

年賀状か・・・

2020年12月12日 | 朝な夕なのこと
 年賀状を書かなきゃならん時節です。当タケフジは、適宜枚数を印刷をしてもらってます。それは上がってますが、まだ書いてません。
印刷の賀状は例年の如くの・・おめでとうございます・・です。
しかし、なにがオメデタイのかようわからんようになる。
小林一茶の句  目出度さも ちゅう位也 おらが春 ・・・てのがある。
この句の気持ちです。
例年印刷賀状にもひとこと書いてるんですが、今回は筆が重かろう・・・

カレンダーは一枚となる

2020年12月07日 | 朝な夕なのこと
 娘の介助にて、かろうじて短い定期仕事のみでしのいでおるこの頃です。しかし先日金曜日夜に集荷し、翌朝大阪難波までの仕事はできました。その日は大阪の医療機関がコロナにて赤信号となった初日でした。土曜の早朝、街中は車少なくスムーズに流れた。終われば寄り道する余裕なぞなく、すっ飛びカエルとなる。
流行り病にて、家の事情でも仕事ができなくなり、会いたい友にも会い難く・・・このマスクだらけの風景はいつまで続くのだろうか。今年もペラリと一枚になったカレンダー・・ほとんど表情のないままで終わりそうです。
 
  のっぺりの 師走一枚 カレンダー

もう時効のハナシです

2020年12月02日 | 朝な夕なのこと
 もう30年も前のハナシです。
名古屋から幸田町までの引っ越しでした。幸田は愛知三河にあり、岡崎市の南に位置します。のんびりした田舎ですが、デンソーとか自動車関連の工場があまたあります。引っ越し先は古い田舎然とした集落でした。
引越荷は娘さんのもので里へ帰るものでした。春の日差しの中でひと汗かいておわる。帰り支度のときに、おふくろさんが、娘になにか飲み物を・・と促す。娘さんは小走りにオロナミンCくらいの小瓶のオレンジジュースをもってきてくれました。ありがたく頂戴し帰路につく。
南に三ヶ根山を仰ぐ田んぼのあぜ道で、プルトップを開けて一気に喉をうるおす。
 ウメぇ~・・・アレぇ~・・!!お腹がぽっ~としてきた!?!?
これお酒かぁ~!!
何も知らぬ娘と、なにも確認しなかったオレと・・・まあいいか・・次の仕事もなかったので三ヶ根山ふもとの田んぼ春を楽しんだ・・・今日、オレンジジュースの焼酎割りを飲んで思い出したハナシでした。

「老ー障」介護

2020年11月16日 | 朝な夕なのこと
 子供の具合が悪く仕事は自分のコマイ仕事のみ行う。家を長く空けなければならぬような仕事はできない。介護があるからです。年齢に応じて仕事量は少ないのでそれが幸いしてる。今年は具合がわるいのが続く。2度の入院と、家でもこの秋は2度も伏せっている。「老ー老」介護ならぬ、「老ー障」介護です。
夫婦くたばらぬよう気を付けてやってます。

お釈迦さんの言葉を思う・・・「子のある者は子について憂い、また牛のある者は牛について憂う。実に人間の憂いは執着するもとのものである。執着するもとのもののない人は、憂うることがない。」
 子や財(牛)のある人は、それに執着する。するとそこに憂いがついてくる・・という真実です。歳を重ねるごとに知らされます。


国勢調査

2020年09月22日 | 朝な夕なのこと
 5年に一度の国勢調査です。今回もネットで済ました。昭和の四五十年代だったでしょうか、町の会長さんが回収に来てチラリと内容を見るようなのんびりした時代もありました。
国勢はその昭和と比べると大きな変化があります。我が家の「家勢」はこのところ変化はなかったが、次回5年後はきっと変化があることでしょう…家族構成も就業の有無も・・・



ある図書館の閉館

2020年08月22日 | 朝な夕なのこと
 一人の老人間が亡くなっていくということは、「一つの図書館(辞典)がなくなるようなもの」・・・という「ことわざ」が中国にあると聞いたことがある。
どんな人でも生を受けてより、力尽きて亡くなるまでにはどれほどの思いと行いがあり、どれほどのお与え物を受けて、また他者に働きかけたことか。いのちというのは、網の目の一つの結び目でしょうか。すべての繋がりのなかでいのちを継いでいる。自分の気づかぬ繋がりのほうが膨大です。それを文字にてしるせば一つの辞典となるということか。しかし、縁尽きて亡くなる時には、いのちの網の目が解けそのアミは永遠の時の中に溶けていく。そしてその字典の内容は何人も読むことができなくなる。
 叔父が亡くなり、その通夜式に参列するにつき思ったことです。コロナ禍にあっても、アレコレ世話になった叔父ですので送りたいと思っている。この葬儀をもって私と連れ合いのすべての両親・叔父・叔母を送ったこととなる。
 
  秋近し 辞書閉ずるよう 叔父の逝く

美しい阿弥陀堂

2020年08月10日 | 朝な夕なのこと

 土曜日、愛知県西尾市の国宝金蓮寺の「阿弥陀堂」に寄る。この地は忠臣蔵の仇役の吉良家の領地でありました。
13世紀の建立。県下では最古の木造建築の国宝です。
盆休みとなりカミさんと娘の三人でいきました。

 檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が美しい。修復以前は維持管理の容易な瓦ぶきだったそうだ。
規模は大きくない。簡素な造りです。屋根の右側奥に庇(ひさし)が張りだし、非対称になるのがたのしい。堂内の須弥壇には阿弥陀三尊像が納められている。
鎌倉中期といえば、法然・親鸞等の念仏が盛んとなった時代です。さぞかし多くの参詣でお念仏が絶えなかったことでしょう。
  
 炎昼や 南無阿弥陀仏の 声一つ

 端居する 深き庇の 阿弥陀堂





給付金10万円の使い道

2020年08月05日 | 朝な夕なのこと
 政府の全国民への給付金10万円の使い道です。
自分の給付金は、眼鏡と九州豪雨への寄付金でほぼなくなりました。
眼鏡は6年間も使用し、見にくいこと限りナシで買い替えました。私の目は遠近と乱視、さらには斜視ぎみにて、プリズム加工も必要でレンズが高価になるのです。
更に白内障とコウハン変性症とやらぽいので、度付きサングラスも作りました。けっこう高い買い物となる。
残りの僅かは自分の楽しみに使うつもりです。