ぼんやりしてたら…秋 2021年10月01日 | 朝な夕なのこと 緊急事態宣言が解除された日、なにも変わらずの一日でした。幸い当地では台風の影響はなく、散歩して、9月の請求書を作成して、定期の仕事をすまして・・・それでオシマイの夕暮れ時となりました。散歩コースの香流川堤には、先ごろまでは萩の花がゆらゆらと咲いてました。今日歩いてみるとその萩には種ができ裾にまつわりつくようになる。季節はしらぬまに移ろいて行きます。いわず語らず諸行無常を足もとで展開してくれます。こんな普通がスぺシァルと・・・。 萩の実の 裾まつわりて 足かろし
9月26日・・・伊勢湾台風 2021年09月27日 | 朝な夕なのこと 平和公園にある伊勢湾台風・殉難者慰霊碑です。5千人以上の死者が出ました。昨日雨のなか慰霊祭がおこなわれました。散歩コースなので寄ってみました。献花の白菊が濡れていました。・・・あの日夜8時頃に恐ろしい風が吹いた。雨戸が帆のように膨らみ、飛ばされぬよう必死で父・兄と押さえたことを思い出す。台風一過の翌日は日曜日だったか。近所を見回ると、二階建ての家がゴテント横倒しになっていた記憶がある。間もなく、学校の教室には被災し身一つになった子供たちが通うようになった。また名古屋駅南、中日球場前の駅近くの線路沿いに多くの小屋掛けが現れたのを記憶してます。あれから62年が経過しました。
コロナで良きものに・・ 2021年09月08日 | 朝な夕なのこと コロナ禍にて家に籠る時間が多くなって、毎日の炊事の大変さがつくづくわかりました。カミさんが「炊事を卒業したいわ・・・」というコトバを時々呟いていたんですが・・・そのこころががわかりました。それで、コロナ禍の去年からせめて食器洗いはと思い習慣化しました。食器を洗いながら思った。よくもこの炊事を50年近くも家族のためにしてくれたものだと。もう一つキッカケがありました。赤帽仲間で独り身の人とのダべリングからです。彼は仕事以外では、外食はしないと・・・。それはスゴイな。興味があるのでアレコレ聞いてみた。メニューなんぞはどうしてるの・・・? だいたいはわかるが、スマホのレシピを開けばカンタンだよ・・・と。・・・そうか!・・・とランプが心に灯る。 最近弟から菜園で実ったピーマンをたくさんもらう。チョイと意を決してスマホにてピーマン料理を検索。・・・あるはアルワ・・・です。やったろか…失敗作から・・・と思い立つ。コロナ禍でなくとも、仕事で外にあるより家に在る時間が多くなる歳です。コロナで人の過ごし方が大きく変わりましたが、その変化にも良きものもあり。
東山動植物園…静かでした 2021年08月29日 | 朝な夕なのこと 27日より愛知県は何度目?かの緊急事態宣言です。宣言が出ようが出まいが自分のやることは同じです。仕事があれば十分気を付けて、顧客との接触は極力短く、終われば即帰る。寄り道はなし。この8月は都合2週以上娘の看病に明け暮れ、疲労ストレスもたまりました。やっと恢復したのでソロリと東山動植物園で2時間ほど過ごす。炎天でしたので植物園の木陰で多くの時間を過ごしました。宣言下の東山は入場者数制限でしたので、とてもノンビリ。
明日のわが身 2021年08月24日 | 朝な夕なのこと 知り合いの家族が困っている。そこは両親と息子の3人暮らし。息子は障害があり、グループホームに入っている。週末には家に帰り、月曜日には作業所に送っている日常でした。ここ3~4年母親の持病が進み父親が主に息子の介助をしてた。ここにきて父親の体に異変があり救急にて入院手術となった。彼の入院に際し付き添いが入用でしたが妻も自分のことでやっとの身で困窮する。なんとか妻の兄弟に付き添ってもらうこととなった。この場はなんとかなれども、障害のある息子が週末に帰るとその介助がいるが、母親は出来ぬと・・・こんなメールがありました。我が家もその家族と似たものです。・・・このような事態は明日の我が家でもあります。
おそろしい見出し 2021年08月13日 | 朝な夕なのこと 今朝の新聞は大災害、戦時中ではないかと思ってしまう見出しでした。・・東京感染「制御不能」「医療機能不全」「自分で身守る段階」・・と。総理の演説にて「自助・共助・公助」という言葉がありました。自宅療養者の入院が困難となり、頼みの「共助・公助」も運しだいということか。 コロナ分科会の尾身氏によれば、同居家族以外の飲食・長時間人が集まる場面・混雑の場・マスクを外した会話…はリスクが高く避けるべき。逆にリスクの低くできる場面として・・・観客が声を出さないコンサート・演劇・映画館・公園・図書館・美術館等・・・とある。この盆休みは、災害を伴うような秋雨前線の豪雨であるが、せめて人出がこの雨にて減少するようになればと思う。 さりとて一歩も出かけぬ巣ごもりはストレスもたまる。障害のある娘はなおさらと思い、瀬戸信用金庫アートギャラリーに出かける。「北川民次コレクション」を楽しむ。人も少なく安心。心の背伸びができました。
稀有な国民性 2021年07月29日 | 朝な夕なのこと 作業着を買いにスーパーまでいく。試着室にて2~3試着し、ひとつ買い求めカミさんに会計してもらう。帰りの車のなかで、試着室にポシェットを置き忘れたのに気づく。中には、財布とカード類、手帳等が入ってる。こりゃダメだもうアカンだろうと思いながら試着室に駆けていきました。息を切らしてその場に行くと、女性が試着する順番をまってました。彼女が「ひょっとして鞄?」と言葉をかけてくれました。彼女曰く、「試着室の友が鞄を見つけ、レジにとどけましたよ」・・・と。地獄に仏 とはこのことか。丁重に感謝し無事済みました。落とし物・忘れ物が届けられ、持ち主の元に帰ることを、外国人が驚異に思うということを聞いたことがある。稀有な国民性であります・・・このような国民性が永らえんことを。
菩薩さん 2021年07月20日 | 朝な夕なのこと 町のあちこちに、菩薩さんのごとき人がけっこういるんです。家の近所にマンションと大きな駐車場があります。その周囲にプチトマトが実ってます。そこの大家さんが植えたものです。いつも雑草を抜いたり、掃除をしたりマメに動いてます。実ったら摘んでね・・・と。可愛いプチトマトは、道行く人が摘んでいきます。自分も朝夕に散歩に出た時には、色着いたのを摘んでかえります。この時期は毎日のサラダに頂きます。ありがたいことです。・・・こんなことが「利他行」ということでしょうか。そいいえば、散歩コースの香流川で河川に下りてごみを拾う人もあります。菩薩さんはどこにでもいます。私もいつかは菩薩さんになれるかも・・なるつもりがあれば。
いろいろありまして・・・ 2021年07月04日 | 朝な夕なのこと この間いろいろありまして・・・仕事は出来てません。先週よりカミさんが腹をこわす。発熱もあり、すわコロナか!と慌てPCR検査。陰性だったものの数日間寝込む。娘の介助もあり一日なんとか過ごすことが「仕事」となる。これに加えて身内に葬儀があり、伏したカミさんに娘の介助を預けて通夜・葬儀式に参列。 通夜式にて蓮如さんの白骨の「御文」を導師とともに読み上げる。 「・・おおよそはかなきものは、この世の始中終(しちゅうじゅう)、まぼろしのごとくなる一期なり。・・一生すぎやすし。‥我やさき、人やさき、きょうともしらず、あすともしらず、‥朝(あした)には紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり・・・」今度は自分の番であってもなんのくるいもないことだと刻み念仏申しました。
「人の振りみて我が身をなおす」は・・・できんなぁ~ 2021年06月23日 | 朝な夕なのこと 先週連続で早朝積み込みの現場納めがありました。荷受する二人の職人さんは対象的な性格でした。初日の人は、穏やかで、荷を下ろす順・場所の指示も的確でスムーズに終わる。2日目の方は、いえば上から目線。指示の言葉がボソボソで、少々耳が聞こえずらくなった自分には聞き返したりするやり取りが、チクチク刺さるような現場となりました。同じ仕事でも人によりこうも気分が異なることかと思う。どうせならば前者の雰囲気でやれば、お互いによかろうにと思うんですが・・・・。ひと様のことはさておき、自分は他者にはどうなんだ・・・ということです。 良寛さんバナシのひとつです・・・良寛さんが時々訪れた名主の解良(けら)家に記録が残されている。…良寛が家に泊まると、「和気 家に充ち 帰り去るといえども数日の内 人自ら和す」と。良寛の人柄・言動の和やかな気分が家人に薫きこまれて、帰り去ってもなお数日のあいだ家人が穏やかとなる・・・と あります。 ひるがえって自分を見るに、不愛想で取っ付きにくく、自分が帰れば人はホットするじゃないかと・・・。とてもとても人様のことを取り沙汰できる者ではないし、この我利ガリを直しようもない。このままそのまま・・・で、「なむあみだぶつ」です。
掃除のお爺さん 2021年05月30日 | 朝な夕なのこと あるおじいさんのハナシ。隣りの団地に住んでいる。いつもニコニコしてて近所の掃除する姿をよく見ます。団地のみならず隣接する町内の清掃活動にも参加する。かれの居る場はなごやかな雰囲気となる。彼には喘息の持病があり、生活保護を受けている。「税金で生かしてもらっているので、自分のできるお返しはこれくらいのことです」・・・という。 かって「ボランティアおじさん」といわれた人がありました。全国で災害等があればボランティアに駆けつける・・・。山口県で行方不明になった少年を発見したことでマスコミに流れた。これらの人は菩薩さんではなかろうか?他者の利益(りやく)のために生きている。今朝コンビニへ食パンを買いに行った。つゆの晴れ間、日差しは朝から強い。おじいさんは団地の草取りをしてました。
共感心があれば・・・ 2021年05月21日 | 朝な夕なのこと 二日間、仕事がめずらしく密となりました。昨日は一宮から岡崎までの引っ越しでした。昼過ぎに仕事が入ってるので、着手時間を早くしていただきました。手伝いの助っ人が2人もあり、順調に済み昼からの仕事も遅延することなく終わり。 本日はキツイ雨の中、建築現場への住器納め。びしょ濡れとなる。荷は濡らしてはならぬものですが、滝の中で作業するようなものですので、荷受けの職人さんも一言もなく、却ってねぎらいの言葉で終わりました。 運送上 納める方と、受け取る方は通常対等ではなく、後者がなぜか優位なんですが・・・本日の滝行のような豪雨には、不思議に双方は「同朋」となります。きっと厳しい状況下では日頃の上下関係なぞ吹っ飛び、同じ働くもの同士の連帯ができるのでしょう。「共感」の心が生まれているのです。 コロナ禍の脅威にあっても、人が持つ共感心があれば乗り越えられるように思う。
ガン手術後8年 2021年04月27日 | 朝な夕なのこと 8年前にN病院にて前立腺癌手術。その後に続いた血液検査がとりあえずピリオッド。「PSA」数値が安定?したからでしょう。しかし、これからも血液検査は地元の町医者にて継続しなければならない。この手術にはイロイロありました。手術入院し、直前のMRI検査にて骨盤に影があり、手術前日に執刀医から思いもよらない「手術をしますか?それともやめますか?」と問われたのには仰天しました。結果手術はしましたが・・・このガンは骨転移等があれば原則手術せず、化学・放射線療法乃至は、様子見で手術しない選択肢もあるらし。そもそも前立腺癌はのんびりやらしい。術後の血液検査の観察8年という長さは、少し稀なケースだったからでしょうか・・・わからんが。とりあえず長かった「かせ」が外れ、ふわりと肩が軽くなった思いです。しかし、先生曰く「また数値が異常になったら来てください」・・・と。もう御免こうむりたいんですが・・・
仕事のまえにチョイと・・・ 2021年03月29日 | 朝な夕なのこと 桜満開の平和堂です。堂内には中国南京より送られた千手観音が安置されてます。その公開も間もなくです。本日の運送は10時半よりの始動でした。その前のに散歩です。チョイと春スギる陽気でした。脚力を維持するためいつもこの百階段を4~5回やるんですが、平和堂からの眺望の時間だけで終わってしまいました。
雪なの? 2021年03月20日 | 朝な夕なのこと 通常ならば引っ越しなどで繁忙であるはずなんですが連休です。車で30分の豊田市・緑化センターへ散策。桜はまだですが、雪柳が6~7分咲き。日差しは春ですが、雪がひと降りしたようで、そのギャップが楽しい。明日には緊急事態がとりあえず解除される時です、人出ありやと思いましたがことのほかノンビリでした。娘の運動不足を少しでも解消・・・の目的です。娘は時に発作があるので、こういう閑散はひと目少なくノンキです。