警察と美術館、意外な組み合わせですね。フランス語では、Musee de la Prefecture de Police。いったい何が展示されているのでしょう?
場所は、5区、メトロ10号線のMaubert Mutualite駅のすぐ上。5区警察署の3階にあります。
英語のパンフレットも用意されているので、外国人の訪問もあるのでしょう。ただし私が行った日は、フランス人のお年寄りがひとりいただけでしたが。
さて、展示品は・・・まずは、犯罪者に対して使うもの。
そうです、ギロチンの刃です。右に古い制服姿のマネキンの一部が写っていますが、身長170㎝ほど。それとの比較でギロチンの刃の大きさを推測してください。そんなに大きくはないのですね。
手錠の数々です。痛そうなものが多いですね。
これは、さまざまな取調べ(拷問)や処刑に使われた道具のミニチュア(手前)とステッキに仕込まれた武器(奥のケース)が紹介されています。ステッキに仕込まれた武器・・・探偵が使っていそうですね。警官も持っていたようです。
そして、警官の制服の変遷。
17世紀のものです。
18世紀・19世紀を経て、
20世紀初頭のもの。右側に写っているのは、独房のドアだそうです。
また、この美術館には、警察が保管しているさまざまな書類も展示されています。
これは、Tribunal Criminel Revolutionnaire(革命犯罪裁判所)の書類です。こうした書類とともに、多くの人がギロチンに掛けられ、断頭台の露と消えていったのでしょうね。
手書きで達筆な書類が多く読みにくいのですが、もしかすると歴史の証人としての書類を丹念に見ていくのが、ここで最も面白いことなのかもしれません。もう一度、長居覚悟で出かけてみようと思います。
因みに、ネット上でも一部見ることができます。
http://www.prefecture-police-paris.interieur.gouv.fr
なお、最後に、ここで見つけた面白いものをひとつ。
犯罪者の顔写真などを記録するためのカメラです。すごい蛇腹の長さですね。
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場所は、5区、メトロ10号線のMaubert Mutualite駅のすぐ上。5区警察署の3階にあります。
英語のパンフレットも用意されているので、外国人の訪問もあるのでしょう。ただし私が行った日は、フランス人のお年寄りがひとりいただけでしたが。
さて、展示品は・・・まずは、犯罪者に対して使うもの。
そうです、ギロチンの刃です。右に古い制服姿のマネキンの一部が写っていますが、身長170㎝ほど。それとの比較でギロチンの刃の大きさを推測してください。そんなに大きくはないのですね。
手錠の数々です。痛そうなものが多いですね。
これは、さまざまな取調べ(拷問)や処刑に使われた道具のミニチュア(手前)とステッキに仕込まれた武器(奥のケース)が紹介されています。ステッキに仕込まれた武器・・・探偵が使っていそうですね。警官も持っていたようです。
そして、警官の制服の変遷。
17世紀のものです。
18世紀・19世紀を経て、
20世紀初頭のもの。右側に写っているのは、独房のドアだそうです。
また、この美術館には、警察が保管しているさまざまな書類も展示されています。
これは、Tribunal Criminel Revolutionnaire(革命犯罪裁判所)の書類です。こうした書類とともに、多くの人がギロチンに掛けられ、断頭台の露と消えていったのでしょうね。
手書きで達筆な書類が多く読みにくいのですが、もしかすると歴史の証人としての書類を丹念に見ていくのが、ここで最も面白いことなのかもしれません。もう一度、長居覚悟で出かけてみようと思います。
因みに、ネット上でも一部見ることができます。
http://www.prefecture-police-paris.interieur.gouv.fr
なお、最後に、ここで見つけた面白いものをひとつ。
犯罪者の顔写真などを記録するためのカメラです。すごい蛇腹の長さですね。
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