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やはり、恋の国。

2006-11-16 02:28:43 | パリ
以前にも増して、メトロの車内やプラットホームで、そして舗道で抱き合いキスをしているカップルが多くなっているような気がします。しかも、眺めるのも馬鹿らしくなるほど濃厚なキスをいつまでもしている人が多くなってきています。ロマンティックな秋、恋の季節なのでしょうか。いや、一年中だよ、と言われてしまいました。

そんな気分を表しているのか、先日のセクシー広告に続いて、やっぱり・・・という広告が目につきました。


これは、科学的といか、生物学的ですね。メトロの駅でとったのでちょっと見難いですね。別の場所でアップにしてみましょう。

(黒い線はライトの影です。)“恋するロンドン、往復2枚で100ユーロ。”パリとロンドンを結ぶユーロスターの広告です。ロンドンが卵(卵子)、そこを目指す精子たち。目玉焼きでは食の国というにはちょっと寂しいですが、料理は料理。さすが、恋と食の国です!


これはきれいなヌードですね。ヴァージングループの広告。本、音楽、ビデオ、マルチメディア、ステーショナリー、プレイガイド・・・楽しみの文化、ヴァージングループ。楽しみ(le plaisir)と言ったとたんのヌード、何をかいわんや、ですね。でも、このコンセプト、カルチュア・コンビニエンス・クラブに似ていませんか。文化は楽しむためにある。文化は気軽に楽しみたい。お互いのもともとの文化は異なっていても、ビジネスの世界では似てきてしまっている、あるいは世界が狭くなってきている、そんな気がします。

どうもメトロやRER(郊外電車)に乗ることが多いので、プラットフォームや乗り換え通路にある大型ポスターについつい目が行ってしまいます。でも、広告は時代を映す鏡とも言います。フランスの今を少しでも感じていただければ幸いです。


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