ゴルフ場では、
「害獣」の
「亥(イノシシ)」。
しかし、
日本古来の風習では
11月6日は
「亥の子」の日
と言って、
由緒正しい
「冬越し準備の日」
らしいのです❗️
☆
西日本の方には
馴染みの行事が
「亥の子」
「亥」の月の
最初の「亥」の日
に行われる、
収穫祭
のことです。
田畑の収穫に感謝し、
子孫繁栄や
万病除去などを
祈る日であるそうです。
☆
「亥」は十二支の一つで、
亥の月とは
旧暦の10月を表します。
新暦では11月。
今年、
2022年の
「亥の子」は
11月6日です。
☆
「亥の子」は
古代中国の
「亥子祝い」という、
無病息災を願う
宮廷儀式に
由来します。
亥の月、
亥の日、
亥の刻に、
穀物の入った餅を食べると、
病気にならないと
信じられていたのです。
「亥子祝い」や
「亥の子餅」が
日本に伝わったのは
平安時代のこと。
宮中行事として、
貴族の間に
広まりました。
「源氏物語」にも
光源氏が
紫の上との
新婚2日目が
「亥の子」の日で
「亥の子餅」を食べた、
という記述が
あります。
☆
この時期になると
西日本の和菓子店で
亥の子餅(いのこもち)
を目にする事が
あります。
亥の子、
すなわち、
沢山生まれる
イノシシの子ども
(うり坊)
に見立てて
子孫繁栄、
無病息災を願う
という意味合いです。
☆
西洋の「ハロウィーン」に
良く似ている⁉️
のですが
西日本の里山には
最近まで
「亥の子突き」といって、
子供達が
縄をくくりつけた丸石(亥の子石)
を持って近所を回り、
亥の子餅や
お小遣いをもらう行事が
あったそうです。
子どもたちは
各家の玄関先で
「亥の子唄」を歌いながら、
石を地面に叩きつけます。
これには
土地の除霊をし、
精霊に力を与えて
豊作を祈る意味が
あるそうです。
☆
西日本の
亥の子に対し、
東日本には
「十日夜(とおかや)」
という行事が
あったそうです。
十日夜とは、
旧暦10月10日
(新暦11月10日頃)
に行われる
収穫のお祭です。
十日夜になると、
子どもたちは
藁鉄砲を持ち、
歌いながら
地面を叩いて回ります。
お礼に
子供達は
お餅やお菓子を
貰います。
地面を叩く理由は
モグラや害虫などを
追い払ったり、
土地の神様に
生気を
与えたりするためです。
なんか、
「亥の子突き」や
「ハロウィーン」と
似ていますね!
☆
お茶の世界では、
亥の子の日に
「炉開(ろびらき)」
が行われます。
昔は、
一般家庭でも、
亥の子の日に
は囲炉裏や
掘り炬燵ごたつを開く
風習
がありました。
古代中国の
「五行思想(ごぎょうしそう)」
によると、
摩利支天(まりしてん)は
炎の神で、
イノシシは
摩利支天の使いで
水を操り、
火の災いを防ぐと
いいます。
そこで
亥の子の日に
火を入れると
火事にならないと
されていたのです。
☆
ゴルフコースでも、
「亥の子」の日頃
から
「冬越し準備」
を始めると
良いのかも、知れません。。。。
「冬越し」には
酵母が主成分で
ターフの貯蔵糖分を
充実させる
「リストアプラス」が
オススメです❗️
貯蔵糖分の充実したターフは
霜害、
乾燥害になりにくく、
来年の「春の芽だし」や
「夏越し」が充実します❗️
是非、
お試し下さい❗️
☆
(サバンナブラン/
スポーツターフ事業部)
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