日本アルプス 北アルプス、中央アルプス、南アルプス。
そして東アルプス、いわゆる奥秩父主脈の事である。
ここでは、雲取山~金峰山までの主脈縦走路とする。
今は昔
くわは、冬季にこの主脈縦走を繋げていた。
この頃には定職についていたので区切りうちで・・・ そして、最後に残ったのは大弛峠から甲武信岳の間だった。
甲武信岳~大弛峠。 一番アプローチが楽なのは甲武信岳への登山道を登ることなのだが、大弛峠からの下山がどうにもこうにも、悪い。
だから僕は冬季閉鎖になっている林道経由で大弛峠を目指した。
第一ラウンド、冬季といえるか微妙だが3月の終わり僕は、リングに立った。 どうせ林道歩き、一日で大弛峠に着くだろうと思っていた。 最初はツボ足・・・・ そして、膝上の雪、ワカンを履く。
標高が上がるにつれ、雪はどんどん深くなっていく。 ワカンを履きで膝上、傾斜増すと腰のラッセルになった。 こうなると、あきまへん_| ̄|○
まずは、目の前の雪を崩し、それからワカンを突っ込むしか無い。
小一時間喘いで、後ろを振り返ると。 そこには僅かな、頼りない自分の踏み跡があった。
こりゃ、無理だな! 二泊三日の予定で来たのだが、大弛峠までが精一杯だ。 南側の林道なので大したこと無いと思っていた俺が馬鹿だった。
恐ろしい事に、諦めの悪いくわは 第二ラウンドに続くのだm(_ _)m 定職についてふてくされていた・・・
久々の敗北と吹っ切れ感のあった、山行だった^ー^
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