藪こぎは、辛いものだ。
どんな登山形態でも適期があって。 藪こぎは、暑い時期、春の虫が増える時期はやめたほうが良い。
真冬の時期は藪こぎ向きなのかな^ー^
しかし、地図読みとコンパスは必須!
最初は登山道から、5mか、10m離れて歩いてみるのも良いかもしれない。
安全第一だけど・・・
藪こぎグレード。 面白いものを拾ったので引用させて頂きます。m(_ _)m
『群馬の山歩き130選』の藪漕ぎグレード
1級:腰から胸までの薮で、周囲の見通しは良好、楽しむ感じ。
2級:普通の薮。手でかきわけて進める。見通しも悪くなく、不安はほとんど感じられない。
行く手も良く見渡せる。 3級:手だけでは漕げず、足の力も借りないとかきわけられない。手足に傷が出来うっとうしさを感じる。
4級:前方視界2、3m。グループで行っても頼れるのは自分だけ、顔にも傷が出来、疲労と不安が交互に来る。大幅なタイムロスが気になり出す。
5級:足は地に着くが、力関係は薮の方が強い。焦りが頭を駆めぐり、傷の痛さも忘れてしまっている。山登りに来てしまった事を後悔する。
6級:手足とも地に着かず、樹中でもがくだけ、時速50mの世界で、目の前は真っ暗。完全なパニック状態。
hははh、面白い! 僕だけか・・・
Ⅰ級:自然に出来た踏み跡で歩きやすい。
Ⅱ級:両手を使い始める。
Ⅲ級:本格的なヤブ。
Ⅳ級:非常にきつく、ヤブをこぐ気力を失うようなところ。
Ⅴ級:自分が過去に体験した中で最もひどい部類のヤブで、その中に入ると身動きできなくなるようなところ。
Ⅵ級:自分がいまだかつて体験したこともないような猛烈なヤブ。 これを書いたのは細貝栄さん。 伝説の登山家である。
引用させて頂きます。
「僕の荷物というのは、背負子に食糧を入れた一斗缶をつけ、さらに大きな袋とキスリングを縛りつけているので、まるで洋服ダンスを担いでいるようなものだ。その格好でⅤ級の藪に飛び込むと身動きできなくなり、時には発狂するほど苦しくなる。」地図上の平面距離で290キロもある那須から浅間を、単独・ノンサポート・ノンデポで大縦走したときの激しい藪コギの様子を綴った一節だ。このほかにも、南アルプス全山縦走(冬期26日間)、日高山脈全山縦走(積雪期33日間)や断食山行など、ある意味自虐的とも思えるような山行をくり返し展開した。 「290キロもある那須から浅間」地図開いてみると! う、ちょっと強烈すぎ。凄すぎだあ!