たびびと

世界を楽しく旅しましょう!

世界遺産観光地から開発途上国まで、世界各地の心あたたまる、すてきな風をお届けします。

ラウンジ

2013年03月22日 | ペルーの風
一番最初のビジネスクラス体験は仕事。
中米に赴任するときだった。

コンチネンタルのファーストビジネスクラス。

ファーストビジネスという名前なので、ビジネスクラスよりワンランク上の席だと思う。
野球で有名な原辰則氏も搭乗していた。




ビジネスクラスの利点は、まずチェックインから始まる。
エコノミークラスよりも、1時間遅く到着できる。

チェックインカウンターはエコノミークラスと別。

ビジネスクラスの座席数はエコノミークラスの半分以下。
ビジネスクラスの客数は少ない。ビジネスクラス専用のチェックインカウンターの列に、長蛇の列ができることはない。

待たされることなく、すぐにチェックイン手続きが開始、終了する。


次なる利点は、搭乗までの時間。
ビジネスクラスだと、ラウンジが使える。


「ラウンジって何ですか ?」

旅行をあまりしない人は聞いたことがない言葉だろう。


チェックイン手続をした後、ちらりと免税店をのぞき、お腹がすいている場合は軽食をとり、出国ゲートへ移動するのがふつうの流れだ。

ビジネスクラスの人は違う時間のすごし方をする。
ラウンジという特別な部屋を使い、搭乗時間までの時間を有益にすごすことができる。

どんな部屋だろうか。

一流ホテルのロビーを想像してもらえればいい。
雰囲気はもう少し落ち着いている。

豪華なソファー、ビジネスマン用の仕事机などが用意されている。
マッサージ器、シャワー室が用意されている航空会社もある。

ドリンク、茶菓子、軽食は無料。
セルフサービスになっている。

有料のバーもある。

女性がマッサージをしてくれるわけではない…




ラウンジでゆっくり本を読める。
新聞、雑誌も読める。
ビジネスマンの人は商談ができる。
パソコンを使い、ゆっくり仕事もできる。

とても落ち着ける。

入室時にチケットを登録し、自分の飛行機の搭乗時間になると、アナウンスで知らせてくれる航空会社もあった。
頻繁なアナウンスだと少し騒がしくなるので、このサービスをしていない航空会社もあるようだ。




ビジネスクラスだと、出国時間の2時間前の空港到着で十分。
だから、あまりこのラウンジでのんびりする時間はない。

どこかの国でトランジットのために数時間の待ち時間がある場合などは、このラウンジが使えると、とても便利だ。



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ビジネスクラスの世界

2013年03月20日 | ペルーの風
時計を見る。
日本では明け方に近い時間。

夜更かしをすることはめったにない。
というか、夜更かしができない。

夜の11時をすぎると、頭がもうろうとしてくる。
本も読めない。勉強もできない。パソコンにも向かえない。




今回は旅行なので特別。
さすがに、そろそろ眠ろうかと思う。

機内エンターテイメントシステムを折りたたみ、座席の横の小さなすき間にしまいこむ。

最前列の席なので、前方に座席がない。
モニターは座席の横におりたたんでしまうようになっている。




飛行機の座席であることに気づいた。

ふつう、前方のいすの後ろにモニターがついている。

毎回飛行機に乗るたびに電磁波が頭に直撃しているような気が…


「液晶モニターは電磁波を発生していない」
ということを聞いたことがある。

本当だろうか ?

頭の数センチ後方に液晶モニターがある。長時間にわたって電源がON。体によいわけがない。

電磁波に過敏な体質だ。パソコンなどを使っていると、頭痛がしてくる。
その対策として、送料無料★電磁波対策に大人気のビハドウシリーズ あす楽などを利用している。


これを携帯していると、けっこう、不快感などが和らぐ。

同じような症状に悩んでいる方は、いろいろと試してみるといいかもれしない。価格も数千円なので、気楽に購入できる金額だ。




飛行機の座席後方のモニター場合、ちょくちょく飛行機に乗るわけではないので、あまり心配することはないだろう。




眠い目をこすり、後方の人の迷惑にならない程度に、いすを少しばかり後方に傾ける。
左前方のカーテンのすきまから、ビジネスクラスの座席がチラリと見える。


大きなモニター。
豪華でゆとりのある座席。
ぜいたくな食事のサービス。


利用する便が中型ジェット機のときは、ビジネスクラスゾーンを通りすぎ、後方のエコノミー席にたどり着く。
大型ジャンボの場合は、搭乗口が別になっていることが多いので、ビジネスクラス、ファーストクラスの世界をかいまみることはできない。




ビジネスクラスにも搭乗したことがある。10回くらいだろうか。


仕事で数回。
マイレージを利用した旅行で数回。
マイレージカードのプレミアム期間を利用しての無料アップグレードで1回。
エコノミー席が満席で、運よくアップグレードしてもらったことが1回。

悪いことをしてビジネスクラスを利用したわけではない…


なかなか搭乗する機会のない人のために、ビジネスクラスについて少し紹介してみたい。




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今を生きる

2013年03月18日 | 旅の友
ノンフィクションの映画は見ていて迫力がある。
真実の中から多くの人生の教訓を学ぶことができる。

人生で最も感動した映画は何だろう。


その映画は、大学生の時、友人の家で見た。
レンタルビデオ店で借りてきたものだ。

映画が終わったのは夜中の1時。友人は横になり、意識はなかった。
あまりの素晴らしさに感動。
何と、巻き戻しをしてから、もう一回みることにした。

こんな行動をとったのは、それが最初で最後。


その映画とは、「いまを生きる」だ。





舞台は1959年、アメリカの名門全寮制高校。

生徒たちは、伝統と規律や親の期待に縛られながら、冷めためた気持ちで日々をやり過ごしている。そこに同校OBの教師キーティング(ロビン・ウィリアムス)が赴任してくる。

マジメ腐った詩の教科書を破り捨てさせ、机に上に立ち、生きる視点を変えることを教えるキーティング。彼の授業を通して、生徒たちは自らを自由に語り合うようになり、自分の道を歩みだす。だが、彼らの前に厳しい現実の壁が立ちはだかる…。

エリート高校生たちが、教師の言葉や詩に触発されてトキメキを感じ、生き生きと変わっていく姿は感動的。

全編にあふれる詩と、生徒たちの心の変化を暗喩する四季折々の映像が美しい。




ストーリーは「コーチ・カーター 」と根本部分で共通している。

先生が情熱あふれる指導力と魅力あふれる人間力で生徒の心に火をつける。
心の奥底の情熱を思い出し、やりがいを見つけていく生徒たち。

勇気をもち行動し自信をつけていく。

そんなある日、一人の教え子が、ある挫折から自殺をしてしまう。
学校が、体制が、そして一部の生徒が、全ての罪を先生におしつけようとしていく。

荷物をとりまとめ、学校から去ろうとするキーティングを待っていたのは…




この映画のラストシーンのような人生にあこがれて、多くの人が教師になった。ぼくもその一人だ。

「I do believe you talk」
というキーティング先生のセリフが今でも耳に残っている。

某大学の教育学部では、この映画を指導研究に利用していという。




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マネーボール

2013年03月16日 | 旅の友
時間的に次が最後の映画になる。
すでに朝食が配られ始めた。


眠い目をこすりながら、最後の映画にトライした。


あまりメジャーリーグには詳しくないが「マネーボール」を選択する。




簡単にストーリーを引用する。

舞台は米国の大リーグ。

勝つためには一流の選手を集める、そのためには資金が必要、というのが、球界の常識。
その常識をくつがえしたのが1997年に35歳でオークランド・アスレチックスのGMに就任したビリー・ビーンである。

彼は「無名の実力派」を「格安」で手に入れて、4年連続でプレーオフに進出するという、みごとな勝ちっぷりをみせた。

「この貧乏メジャーリーグチームがいったいどのようにして目覚しい実績を勝ち取ったのか?」

ドラフトやトレードでの絶妙なかけひき、まったく新しいデータ活用法と戦術、さらにこの映画には、アスレチックスという新天地でみちがえるように才能を開花させる選手たちの様子がくわしく描かれている。

メジャーリーグで奇跡を起こした熱血GMとはいかなる人物なのか?
そして格安の年俸ながら優勝する実力をもった選手たちとは?

球団経営という知られざるビジネスの全貌と、魅力的な登場人物がおりなす感動的な人間ドラマが融合。野球ファンのみならず誰もが楽しめる。




日本では、野村監督のデータ野球が有名だ。
その米国版といったところだろうか。


弱小球団が逆境の中て、強者に挑戦していく。
斬新なアイデアで相手を打ち負かし、記録を打ち立てる。


そんなアスレチックスの姿に勇気をもらった。


これだけの活躍をしたオークランド・アスレチックスのGMビリー・ビーン。当然、他球団がほうっておかない。

シーズン終了のある日、名門のレッド・ソックスからオファーの話がある。
巨額の契約金を目にしたビリーの決断はいかに…

コーチ カーター

2013年03月15日 | 旅の友
夜もふけてきた。
といっても、機内は数時間前からずっと真っ暗。

とりあえず、興味のある映画をすべてみることにした。

今、成田からロスに向かっている。

「ロサンゼルスからリマの飛行機で寝ればいいや」
へんな? 覚悟を決めて、次ぎの映画の再生のボタンを押す。


続いてみたのは「コーチ・カーター 」


あらすじを引用してみる。


大学進学率が最低で、卒業後は犯罪者の道を歩むものも多いという落ちこぼれリッチモンド高校のバスケットボールチーム「オイラーズ」。

同校のOBカーター(サミュエル・L・ジャクソン)がコーチとして赴任する。

彼は厳しい指導とともに学業や生活態度も重視。はじめ反発していた生徒たちも徐々に彼の教えに従うようになり、チームはめざましい活躍を見せるようになるが……。

実話を基にしたヒューマン・スポーツ映画。

スポーツのみならず、学業をおろそかにしたら試合に出さないという主人公コーチの信念が、生徒よりもむしろ大人たちから反発を食らう。




一人のコーチがチームを変えていくノンフィクション映画。

コーチとして、指導者として、生徒の人間としての成長を第一に考えて次々と厳しい決断をしていく。
卓越した指導力でチームが快進撃を始めたとき、カーターのある決断が、地域、そして保護者の支援を得られず解任騒動に発展する。


問題となった決断とは、入部時の契約を守れなかったとして、カーターは練習場の体育館を閉鎖。学業を優先させたのだ。

カーターの行動は評議会でとりあげられる。

契約を遂行することの大切さを学ばせたいという彼の強い思い。
体育館閉鎖が解除されるのなら、自分は辞任するとも宣言。

評決では「体育館閉鎖の解除」が決定される。

その後、一体何が起こるのか…

生徒は、予想に反して…

コーチと生徒はすでに強い絆で結ばれていたのだ。




地域、保護者は生徒の真の成長を考えない。目先の理由、利益のために教師を責める。
もともと教師であっただけに、同じような経験をしたことがある。
そんな様子に苦笑いをしながら、評議会の場面をながめていた。