たびびと

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今を生きる

2013年03月18日 | 旅の友
ノンフィクションの映画は見ていて迫力がある。
真実の中から多くの人生の教訓を学ぶことができる。

人生で最も感動した映画は何だろう。


その映画は、大学生の時、友人の家で見た。
レンタルビデオ店で借りてきたものだ。

映画が終わったのは夜中の1時。友人は横になり、意識はなかった。
あまりの素晴らしさに感動。
何と、巻き戻しをしてから、もう一回みることにした。

こんな行動をとったのは、それが最初で最後。


その映画とは、「いまを生きる」だ。





舞台は1959年、アメリカの名門全寮制高校。

生徒たちは、伝統と規律や親の期待に縛られながら、冷めためた気持ちで日々をやり過ごしている。そこに同校OBの教師キーティング(ロビン・ウィリアムス)が赴任してくる。

マジメ腐った詩の教科書を破り捨てさせ、机に上に立ち、生きる視点を変えることを教えるキーティング。彼の授業を通して、生徒たちは自らを自由に語り合うようになり、自分の道を歩みだす。だが、彼らの前に厳しい現実の壁が立ちはだかる…。

エリート高校生たちが、教師の言葉や詩に触発されてトキメキを感じ、生き生きと変わっていく姿は感動的。

全編にあふれる詩と、生徒たちの心の変化を暗喩する四季折々の映像が美しい。




ストーリーは「コーチ・カーター 」と根本部分で共通している。

先生が情熱あふれる指導力と魅力あふれる人間力で生徒の心に火をつける。
心の奥底の情熱を思い出し、やりがいを見つけていく生徒たち。

勇気をもち行動し自信をつけていく。

そんなある日、一人の教え子が、ある挫折から自殺をしてしまう。
学校が、体制が、そして一部の生徒が、全ての罪を先生におしつけようとしていく。

荷物をとりまとめ、学校から去ろうとするキーティングを待っていたのは…




この映画のラストシーンのような人生にあこがれて、多くの人が教師になった。ぼくもその一人だ。

「I do believe you talk」
というキーティング先生のセリフが今でも耳に残っている。

某大学の教育学部では、この映画を指導研究に利用していという。




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