たびびと

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ラウンジとさみしさ

2013年03月25日 | ペルーの風
小さな荷物をテーブルの上に、大木な荷物はソファーの横に置く。
豪華なガラス張りのズシリとしたテーブル。

飲み物とスナックを取りに行く。
機内食と同じようなラインアップ。特に目新しい物はない。
サンドウィッチ、おにぎりもある。

左手にジュース、右手にクッキーを持ち、自分の席にもどる。

先にとりにいった妻は、コーヒーを飲んでいる。
「おいしい」
と一言。

ぼくはコーヒーの味がわからない。


一服して、デイパックから読みかけの本を取り出す。

ふと、まわりをみわたすと、第一線で活躍しているビジネスマンらしき人たちの姿。
ノートパソコンを利用している多い。

ゆったりとした雰囲気を楽しみながら、飲み物に舌鼓をうつ。
成功者、大富豪の仲間入りをしている気分だった。

今回の海外赴任は、外交官なみの待遇。一応、その仲間の片割れには入っているのかもしれない…




このラウンジを利用しながら、何となく「さみしさ」のようなものを感じた。
さみしさというよりは、むなしさだろうか。小さな悲しみといってもいいかもれしない。


VIP待遇を受けて、とてもうれしかった。優雅だった。気持ちよかった。


ラウンジにいて、本来なら、充実感、優越感、豪華さを楽しむのがふつうだと思う。


なぜ、さみしさのようなものを感じたのだろうか?




いつもの旅行とはちがう光景が目の前に広がっていた。

一般大衆? を見ることがない。
家族連れで子どもが騒いでいることがない。
スナックを散らかしながら、ボリボリとおいしそうに食べている人がいない。

搭乗時には、列にならぶことなく、別の入口から静かに乗り込むビジネスクラス。
プライバシーが確保されている。
人ごみを感じることがない。


庶民であるぼくには、孤独な環境すぎた。

仕事が忙しく、一分一秒をおしんで、何かをしているのならいい。

ラウンジでは、静かな時間が流れる。
ビジネスクラスのシートとも、落ち着ける。

集中ができるから、仕事にはうってつけだ。書き物もできる。

そうでない場合は…

ぼくのように孤独感を感じることになる...かもしれない。




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