ゆうべ ネットで作り方を調べて ニラ玉を作りました。
白いのは たまたま少し残っていた玉ねぎのスライスを
いっしょに入れただけなので 気にしないでね。
ネットで見ると 結構 やり方はまちまちのようでした。
真似てみたレシピの手順としては 卵をといて とりガラスープの素を
混ぜておき 熱したフライパンに ごま油を入れたら
卵をざっと入れて ゆるくかき混ぜて いったん取りよけます。
空いたフライパンに 少しだけ油を足して ニラを中火で炒めて
火が通ったら 卵と合わせて 塩コショウで味付けをして 出来上がり。
それが 上の写真です。
今更で笑えるけど ニラ玉ッて こうして作るのを 初めて知ったかも。
何しろ 食堂とか中華料理のお店で ニラ玉を食べたこともないし。
作った後でゆっくり検索してみると 塩コショウでなくて醤油味もあった。
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50年ほど昔のこと 高校を卒業して就職したばかりの私の思い出。
支社長の転勤が決まり 家族だけ 赴任先の借家(会社が用意)に
一足先に発たれて 上司は 最後の一夜。
今までの住まいは 引っ越し荷物を送りだしたので何もないから
住み込みの用務員さん(昔は 学校でも会社でも 用務員さんが
住み込んでいました)の部屋に 泊めてもらう ということになりました。
今なら そういう場合 ホテルに泊まるだろうけど・・・
夕方 仕事が終わって帰ろうとする私に 支社長が
「悪いけど 帰る前に 晩ごはんを作っといてくれないか」と言われました。
昭和の時代は そんな公私混同も当たり前だったのです。
用務員さんの部屋についている 小さな台所に 何があるやら
わからないので困って「何を作ればいいのでしょうか?」と尋ねると
「ご飯は用務員さんをの分けてもらうから おかずだけでいい
ニラ玉を作ってくれ」と。
うちには 畑にニラも生えているし 母が養鶏場に勤めていたので
卵は いつも冷蔵庫に売るほどあったけど
ニラ玉を食べたことがないわたし。
今のようにネット検索できる時代ではないし
会社に 料理の本なんかないし こまったなあ・・・
「甘辛いだし汁に 刻んだニラと 卵が入っているんだよ~」と
おっしゃる。へええ
お金を預かって 会社のすぐ近くの市場に 卵とニラを買いに行って
ちいさい鍋に水とだしの素を入れて沸かし ほんの少しの砂糖と醤油で
親子丼程度の味付けをして 刻んだニラを投入 火が通るかどうか
というタイミングで 溶いた卵を流しいれてかき混ぜて出来上がり
としました。味を見ると あら~~おいしいじゃないですか!
それで 私は 家でも それをニラ玉という名前で たまに作っていました。
ごま油どころか サラダ油も使いませんから 和風のニラ玉
という感じでしょうか。
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