常々マスコミは左翼野党に肩入れすると思っています。
その結果、与党が萎縮し野党の言い分を聞く羽目になっていると思うのです。
与党がもっとシャンとすればいいのですが、
マスコミから叩かれ炎上すれば困ると思う意気地なさも問題なのですが。
よく言えば穏便に、悪く言えば腰が引けているのです。
これで国民の為になりますか?
これで国益を考えるべき国会議員といえますか?
スリランカ女性の死亡が野党の感情論に利用され、入管法改正案が廃案となりました。
では実態はどうだったのか。
そして現行法により現場ではどのようなことが起こっているのか。
また入管法改正案が廃案されてよかったのかどうなのか。
西岡力氏が入管の実態とスリランカ女性について記していたので紹介します。
入管法改正議論に欠ける国益への目配り|西岡力 | Hanadaプラス (hanada-plus.jp)
法務省によると、令和2年末の送還忌避者は約3100人(収容約250人,仮放免約2440人,逃亡手配約420人)であり、そのうち1年を超える実刑判決を受けた者が約490人、難民認定申請3回以上の者が約540人だ。収容者数も増えている。平成30年6月末現在で、1494人が収容されている(うち6カ月以上の長期収容者704人)。25年末には収容者914人だったから、5年で約1.5倍に増えた。収容者医療費も、25年に1億2323万円だったのが、29年に2億4419万円と倍増
今回の改正案では、一部に見られる難民申請の乱用による送還忌避を減らすために3回目の申請中から送還を実施できるようにし、逃亡者防止のため罰則を新設した。その一方、難民資格は認められないが人道的理由がある者を「補完的保護対象者」として在留を認める制度を新設
入管法改正を実現せよ|西岡力 | Hanadaプラス (hanada-plus.jp)
●平成29年6月日本に留学のため入国。
●平成30年9月留学ビザ1年3カ月の期限が切れるタイミングで、帰国したら地下組織に殺されるという理由で難民申請。
●平成31年1月申請が却下され、逃亡して不法滞在となる。
●令和2年8月19日同居していたスリランカ人男性の暴力から逃げるため警察に出頭し、入管へ移送される。
●令和2年8月20日入管施設に収容されて、帰国の意思を表明したがコロナの影響で送還不可能。
●令和2年12月支援者が面会に来るようになり送還忌避者となる。
●令和3年1月体調不良を訴える。
●令和3年3月6日死亡。
まずスリランカ女性は難民ではありません。留学生です。
留学申請の期限切れのタイミングで難民申請していますがその理由は難民には該当しません。
「帰国したら殺される」は真実かどうかは不明です。
そもそも地下組織って? 一般人はそんな恐ろしい組織と付き合いはありません。
その後、スリランカ大使館に相談もせず逃亡しています。⇒ 不法滞在者
それからDVから逃れ警察に出頭した令和2年8月までの約1年7か月間は不法滞在です。
コロナがなければ帰国し、不幸な結果になっていないと思うと可哀想ですが。
ところがここから不幸が始まります。
どこから聞きつけたか、活動家が面会に来て相談に乗った結果、送還忌避者に。
つまり帰国したくないと言い出したのです。
今後について助言したのか、入れ知恵をしたのか。
面会から程なく体調不良に陥っています。
内臓系に問題はなく、精神的なものだったとカルテには書かれていたようです。
但しカルテの内容は真偽不明です。
スリランカ人女性の入国から死亡までの経緯を知ると、
彼女は誰かの犠牲になったと思うのが妥当でしょう。
それは法律の不備なのか、面会した活動家や左翼議員か、SVの同居男か、
はたまた診察した医師か、管理不行き届きの入管職員か。
はっきり言える事はスリランカ女性は不法滞在者だったということです。
そして入管法の不備です。
こんな事が起こらない為にも入管法改正は必要なのです。
不法者の為の医療費が年間2億円もかかっていますし、諸経費も含めたらかなりの額になるでしょう。
不法者の為に税金が使われて納得しますか。
更に逃亡者が日本各地で犯罪を起こしているのも許せますか。
左翼野党は勿論日本の国会議員です。
その事を自覚して日本の国民の為に働いてもらいたいです。
同情心が不幸な人を生み出すこともあります。
また倒閣の為に何でも利用する様な姿勢は問題があります。
マスコミも報道内容を精査し、感情論で報道するのは慎むべきです。
スリランカ女性の死亡から色々考えました。
そういえば、親族何人もこのコロナ禍の中、訪日していますが
もっと早く女性の相談に乗ってあげていたらと思ってしまいます。
またSV男はどうなったのか。
祖国の地下組織とやらは存在するのかを女性の親族に聞きたいものです。