政府は30日、天皇陛下の譲位への対応などを検討する「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の第10回会合(22日開催)の議事録を首相官邸のホームページで公表した。譲位に伴う皇太子、徳仁(なるひと)さまのご即位にあたり、皇位継承順位1位になられる弟の秋篠宮さまのお立場について、「皇太子」とするか、「皇太弟」の称号を新設するかで意見が割れたことが明らかになった。

 東大史料編(へん)纂(さん)所の本郷恵子教授は会合で、皇室典範は「皇嗣(こうし)たる皇子を皇太子という。皇太子のないときは、皇嗣たる皇孫を皇太孫という」と定めていることに触れ、「新しい天皇の弟君で『皇太弟』というのが分かりやすい」と主張。「一般の宮から皇太弟に移行する何らかの儀式のようなものが必要かと思う」とも述べた。

 皇学館大の新田均教授は、皇室典範にある「皇嗣たる皇子」の「皇子」について、解釈の変更を特例法に盛り込むことで、秋篠宮さまを皇太子とすることが可能だとの見方を示した。

 一方、関東学院大の君塚直隆教授は「中東では、王の弟が(王位を)継ぐかどうかは別として、皇太子の称号を与える」と述べた。

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いよいよ、天皇陛下の退位が現実味を帯びてきました。

従来通りなら、天皇の死去と次代天皇の即位と殆ど同時となるはずが

高齢を理由に平成30年を目途に退位されたいと表明された今上陛下。

 

憲法に従えば摂政を置くことも選択肢ですがそれを選ばれなかった陛下。

突然のNHKでの表明で国民の賛同を得、着々と退位へと準備が進められ

摂政案もどこかへといき、今ではそんな考えもあったのかと遠い昔の事のように思えてしまいます。

 

既成事実を作り、それに突き進む陛下の退位。

お住まいも、御所と東宮御所と交代するとの話も。

 

天皇陛下の退位を官邸は否定しても、それが現実となったのと同じく

お住まいの交代も官邸は否定していますが、これもいつの間にか現実となっていくのでしょう。

東宮御所が次代の天皇のお住まいとの意味合いがあると思うと

次代は秋篠宮殿下ではなく、愛子内親王だとの強い意志なのかとついつい思ってしまいます。

そしてそれが天皇皇后両陛下のお考えなのかとも。

 

現皇太子が即位したら、皇位継承順位が1位となる秋篠宮殿下。

それが愛子さまではなく秋篠宮殿下であると示す為にも称号を「皇太子」として頂きたい。

そう思いつつも天皇の弟なのだから「皇太弟」が妥当とも思える。

 

称号がどうであれ、徳仁殿下より秋篠宮殿下の方が公務に対し真摯な態度であり、

実際、量的にも品位も秋篠宮殿下の方が上だと多くの国民は認識している。

それが10数年に渡るお二人のご公務への取り組みからしても、納得できるというもの。

 

徳仁殿下が即位後、皇位継承順位1位が秋篠宮殿下である揺らぎない事実。

ですから、秋篠宮殿下のお住まいは東宮御所へ、ご身分もご待遇も全てが皇太子の身分にすべきと強く思う。

称号がどうであれ、皇位継承順位が1位の秋篠宮殿下、2位の悠仁殿下である事実を無視する事にならぬよう

官邸も配慮して頂きたいと切に思う。

 

天皇皇后陛下と宮内庁、官邸の意思疎通が出来ていないと強く感じるからこそ

官邸には憲法に則って、粛々と対応して頂きたいと思う。

 

 


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