
菅義偉(すが・よしひで)首相は21日、海上保安体制強化に向けた関係閣僚会議に出席し、同日閣議決定した令和3年度予算案について「わが国の海を守る海上保安官が崇高な使命を全うできるよう今年度補正予算も活用しながら、尖閣、領海警備のための大型巡視船などを整備したい」と強調した。(以下略)
菅さんは尖閣を守るために、巡視船を大型にするとの考えだそうです。
う~ん、そうですか。
そりゃあ、中国海警局の船は大型化しています。
それに比べれば日本の巡視船は小さいです。
でも大きさの問題ですか。
大きくして、中国側を威圧するつもりなのですか。
大型巡視船なら中国海警局は来ないのですか。
日本が大型化しても中国の船には機関砲を配備しているのです。
丸腰で機関砲に勝てる筈じゃないですか。
それに船を同じ大きさにしてもきっと数では負けるでしょう。
中国は尖閣諸島の魚釣島を釣魚島と呼び、中国領だと言い張っています。
そして日本は当然ながら、魚釣島は日本固有の領土だと言っています。
これでは平行線です。
中国側の主張を崩す為の文書や地図があるじゃないですか。
それらを示して中国の嘘を暴くべきです。
船を中国船並みにしたっていつまで経っても平行線です。
もっと建設的な対策を示すべきではありませんか。
今日の虎ノ門ニュースではこの事について須田さんと田北さんが述べています。
01:46:40 尖閣周辺に中国船 5日連続
ここでも茂木大臣の不手際が問題にされ、岸さんの電話会談で挽回したと。
ただ岸さんの発言も茂木問題の直後にすればよかったとの意見も。
やはりタイミングも重要なのですね。
須田さんは中国船よりも大きい船で威圧しろとの意見のようです。
やられたらやり返す、って事でしょうか。
それもどうかなって思いますが。
因みに虎ノ門ニュースの時点では5日連続となっていますが、今日も接続水域に入っているので
6日連続です。
https://www.sankei.com/politics/news/201221/plt2012210002-n1.html
また相変わらず海上保安庁は中国公船の動向は17日を最後に更新されていません。
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R2_12.pdf
海上保安庁には、速やかに情報を国民に伝えるべきではありませんか。
また定期的に尖閣諸島周辺の動画を公表してもらいたいです。
日本と中国の漁船や中国海警局の船と海上保安庁の船の動き等々、
どんな様子なのか、知りたいものです。
そして現場の姿を見て、危機感を持つ人が増えて欲しいです。