西村康稔経済再生担当相は4日の記者会見で、大阪府の吉村洋文知事が新型コロナウイルスの感染防止に効果的だとして「ポビドンヨード」を配合したうがい薬を使ったうがいを励行したことに関し、専門家の意見を踏まえうがい薬の活用を検討する考えを示した。「のどに付着したウイルスを消毒する性質・効果があるなら、専門家の判断をいただき、活用できるなら活用していければと思う」と述べた。
西村氏は「専門家は、あまりこれまで『うがい』は言っていない。手洗い、消毒、マスク、換気と言ってきている。単純なうがいではウイルスはなかなか取れないというのが、これまでの知見だ」とも語った。
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昨夕、吉村知事が武漢コロナにはうがい薬が有効だと言っていました。
武漢コロナに関してはマスクの着用と手洗いの励行が言われていますが、
うがいについてはあまり重要視されていなかったと思います。
※会見では上記の各社うがい薬が紹介されていた為、薬局では売り切れが続出したとか。
最近はうがい薬は強過ぎて粘膜を荒らすとも言われていました。
何年か前には2、30分に一度お茶等を飲めばウイルスが洗い流されると聞いたことがあります。
武漢コロナが問題になり始めた頃も、同じ意見を聞いています。
喉粘膜に付着したウイルスを除くには1日数回のうがいでは間に合わないと。
産経新聞の別記事には次のような記事もあります。
研究では軽症患者41人に1日4回、ポビドンヨードを配合したうがい薬でうがいをしてもらい、しなかった患者の唾液と、PCR検査を実施して比較。しなかった患者は4日目で約40%が陽性だったのに対し、うがいをした患者は約9%と低かった。
要するにうがい薬で唾液のウイルスが少なくなるので、
飛沫感染を減らせると。
専門家による研究結果ですから間違いないのでしょう。
しかし陽性の人が唾液によるPCR検査で陰性の判定にならないでしょうか。
素朴な疑問です。
巷ではうがい薬は売り切れ状態だし、ネットでは早速高価な取引が始まっているようです。
ただ医薬品なので転売禁止対象品だそうですので念の為。