「正恩氏、人間大きく」「李夫人、すてきな方」 訪朝の金総書記専属料理人(産経新聞) - goo ニュース
【北京=川越一】北朝鮮の金正日総書記の専属料理人を務めた藤本健二氏=仮名=が4日、訪問していた北朝鮮からの帰路、北京に入り、金正恩第1書記と夫人の李雪主(リ・ソルジュ)氏に面会したことを明らかにした。
藤本氏は幼少期の金第1書記と親しかったとされている。藤本氏によると、金第1書記は藤本氏の本名に「さん」づけで呼びかけ、朝鮮語で「久しぶり」といって抱き合った。くだけた言葉遣いからは、2人の親密な関係がうかがえる。
藤本氏は平壌入りした7月21日に金総書記の“墓参り”をしたと説明した。金第1書記は藤本氏のために20人弱の少人数の宴会を催し、金第1書記夫妻のほか第1書記の妹のヨジョン氏らが出席。藤本氏は土産の本マグロを振る舞ったという。
藤本氏は金第1書記の印象について「本当に人間が大きくなった」と語り、夫人の李氏を「とてもすてきな方、すてきのひと言です」と称賛した。金第1書記は「いつわが国に来ても歓迎する」と述べたが、拉致問題など日朝関係に関する言及はなかったという。
近く再訪朝を予定しているという藤本氏に対する金第1書記からの土産は、「最高のお言葉」だったそうだ。
藤本元料理人って金正日の元料理人という触れ込みでよくテレビで見かけますね。
いつもサングラスでバンダナ姿です。
ちょっと胡散臭い印象でもあるけど、
北朝鮮の内部事情、特に金ファミリー周辺の事をよく知っていると言えば
この方しかいないのでしょう。
金正恩第一書記を子供の頃から知っているらしいですね。
もしかしたら父親金正日より身近な存在だったかも・・・。
それなら、それとなく拉致被害者を全員解放することを言えるのは
藤本氏しか今のところいないと思います。
でも、その事について藤本氏は「政府の遣いではないので」と
拉致問題に触れなかった様な事を言っていました。
そりゃあそうですよね。
一民間人ですから、そんな事言えないですよね。
でも藤本氏は2010年10月にソウルでの講演で正恩氏に対し、
「北朝鮮の政治収容所をなくし、拉致した人を一日も早く祖国に返すほか、
人民の生活を豊かにしてほしい」と呼びかけたとか。
http://news.goo.ne.jp/article/yonhap/world/yonhap-20101025wow010.html
何とか藤本氏の説得が拉致被害者奪還の突破口になればと思いますが、
やっぱり無理でしょうか。
一向に進展のない拉致問題、ドンドン年月は過ぎ被害者も家族も年老いていきます。
被害者も家族も日本国民も全員解放される日を持ち望んでします。
藁をもつかむ気持ちで、可能性があるなら全て選択肢として考えてもらいたいですが
問題が大きすぎて民間人に託すのは無理というものでしょうか。