小沢一郎は新進党党首時代に集団的自衛権は合憲だと言っていた？

【安保法成立】各党幹部のコメント

09月19日 11:18

　集団的自衛権の限定的な行使容認を含む安全保障関連法が１９日未明の参院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立したことについて、与党から歓迎する声が上がる一方で、野党からは批判が相次いだ。

（中略）

■生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎参院議員

「これを受け止めろという方が難しい話だ。可決もルール違反をもとに行われた可決だ。（採決で行った「牛歩戦術」については）なんでこの人こんなことやっているのかと疑問に思うところから、違憲立法の中身を知っていくステップになるかもしれない」

（後略）

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参院本会議での山本太郎のパフォーマンス、

ひとり牛歩に数珠、焼香…。

国会という場での不埒な行い、議場を汚す様な行いには呆れた方も多かったでしょう。

山本太郎は「生活の党と山本太郎となかまたち」の代表者ですが

小沢一郎も共同代表者ですから山本の一連の行動を容認したという事になります。

小沢一郎はもう過去の人という印象ですが、

かつて、小沢氏は集団的自衛権は合憲だと言っていたとか。

韓国の新聞「東亜日報」1996年4月9日付けにその記事があったと

「シンシアリーのブログ」のシンシアリーさんが昨日のブログに書かれています。

引用すると

日本の統合野党である新進党の小沢一郎党首は7日、日本政府が憲法に反すると解釈している集団的自衛権の行使を合憲であると繰り返し主張した。

小沢党首はこの日、ある民放TVに出演し、「どんな時に集団的自衛権を行使するのかは別の問題だが、集団的自衛権の行使は論理的に認められているものだ」と強調した。

彼はまた新進党内の安保関連調査会が集団的自衛権の行使を国連憲章の理念に照らしあわせ合憲だと解釈した事に対し、「とても明快だと思っている」と明らかにした。

20年近く前ですから、今では考えが変わっているかもしれませんが

最近の中国の行動を見ても世界情勢はあの頃とは違っています。

それも以前より悪くなっているので集団的自衛権を認める方に傾くはずです。

では小沢氏の今の考えはどうなんでしょう。

恐らくこの法案に反対していますから集団的自衛権容認には反対だと思います。

念の為生活の党と山本太郎となかまたちのHPを見ると、ちょっと意外な文章が。

外国からの急迫かつ不正な侵害及びそのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に限って、我が国の独立と平和を維持し国民の安全を確保するため、やむを得ず行う必要最小限度の実力行使は、個別的又は集団的な自衛権の行使を含めて、妨げられない。それ以外では武力行使しない。

条件付きですが、個別的、集団的自衛権の行使を妨げられない。　と言っています。

う～ん・・・・・。

小沢氏の考え、どう捉えたらよいのかよくわかりません。

ずっと、安全保障関連法は反対だと言ってました。（私の勘違い？）

政府案を批判していました。

でも集団的自衛権は容認ですよね。

でも政府案には反対していた。

ちょっとわかり難いです。

小沢さんの考えが。

野党として政府案に反対したい気持ちはわかりますが

日本の外交、防衛に関わる問題です。

何でも反対ではなく、やはり対案を出すべきだったのではないでしょうか。

憲法に違反しているかどうかも大事ですが、どうすれば中国や北朝鮮の脅威から

日本を守るにはどうすればいいのか。

その事をもっと議論すべきだったと思います。

何でも反対。

与党の言う事には反対。

そんな野党の姿勢は批判されるべきです。

国民はそんな野党を支持していません。

もっと建設的な議論を期待していた筈だと思います。

それが野党各党の支持率が延びない原因ではないでしょうか。

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