<衆院選>解散でも万歳しなかった自民・小泉氏「大義が…」
自民党の小泉進次郎復興政務官は21日、衆院を解散した本会議で、与党議員としては珍しく万歳に加わらなかった。
小泉氏は本会議後、記者団に「『解散の大義』が感じられない国民が多い中で、切った張ったの戦いは、むしろ国民との距離を遠ざけることになるのではないか」とセレモニーに加わらなかった理由を説明。解散への疑問をにじませた。【田中裕之】
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小泉進次郎氏、最近メディアにあまり登場しませんが久し振りにテレビで見ました。
今回の衆院解散について批判的意見だったので少々ガッカリしました。
「解散の大義が感じられない国民が多い中で、万歳をする気になれない」
「多くの国民の皆さんの反応は、なぜ今解散なのか」
とのコメントをテレビのインタビューで答えていました。
国民の心に寄り添った意見のつもりでしょう。
しかし、国民全員がそう思っている訳ではありません。
それなのに自民党議員の一人としてこの意見はどうかと思います。
小泉氏のこの意見は多くの国民の共感を呼ぶでしょうが、何か違う気がします。
この意見はあまりにも反自民のマスコミに同調し過ぎではないでしょうか。
自民党議員なら、この解散に批判的な国民に対し説明する義務があります。
予定通り消費税10%に引き上げた場合の弊害と、引き延ばす弊害。
それでも消費税引き上げ時期の先送りを決めた理由と、将来の社会保障の見通し。
大儀は十分あります。
5年前の民主党政権では直ぐにでも民主党政権を否定する意思表示をしたくとも出来ませんでした。
それに比べ、安倍政権は安定していますし、国民に国益とは何かを考えさせてくれました。
しかし、まだまだ韓国や中国に迎合というか擦り寄るような議員もいます。
また、自公連立の為、法案が思い通り通らなかったこともあります。
安倍政権に対する信任選挙という以外に、国益に沿わない議員を落選させる事も出来る選挙です。
そう議員を落とすのも国民の意思表示です。
テレビでは街頭インタビューを効果的に使い、
大儀が無いとか、税金の無駄遣いだと、視聴者に刷り込むのに躍起です。
結果的に小泉進次郎氏のテレビカメラの前のコメントは
マスコミの世論誘導と偏向報道に手を貸した形になった事は残念でした。
国民に影響力が強い小泉氏ですから、その事を自覚して意見を述べてもらいたいです。