1102回 自民党総裁選候補 小泉進次郎編
小泉進次郎さんの父親は言わずと知れた小泉純一郎さん。
元総理総裁です。
偉大かもわかりません。
人が何と言おうと、これと決めたら貫き通します。
その最たるものは靖国神社参拝です。
どんなに批判されてもその意志は貫き通しました。
では小泉進次郎さんはどうでしょう。
なぜか人気があります。
演説が上手いです。
でもそれは選挙演説だけです。
地方に行くと、その地方の方言をちょっと入れ、
その地方の名産品もちょっと入れ、
そして聴衆をひきつけます。
そしてその場は和み、笑いに包まれ、何となく進次郎さんっていいわあ。みたいな気分になったりします。
でも、それだけです。
あまり中身がある話はしません。
都知事選で人を愚弄するような話し方をした石丸伸二さん。
ちょっと腹が立ちます。
あの話し方を石丸構文と揶揄されていました。
そして対極というか、あの時比較されたのが進次郎さんの演説です。
尤もらしい事を言っていても、実は中身がない。
面白いけど、結局何を言っているのかよく分からない。
かつて外国で記者の質問だったかに「セクシー」と言って誤魔化した事がありました。
同じ意味の事を繰り返し、結局何を言いたいのかよく分からない事もあります。
もしかしたら本人も分かっていないのかも、と疑いたくなる事もあります。
そんな人が進次郎さんです。
政策で言えば。。。。
今一番話題になっているのが「夫婦別姓」です。
小泉進次郎氏が出馬会見で“夫婦別姓”賛成を明らかにする。夫婦別姓は“親子別姓”、“兄弟姉妹別姓”、また祖父母との別姓強制に他ならない。家族の“氏”(ファミリーネーム)はやがて消え、世界一の日本の戸籍制度も崩壊へ。家の表札も2枚。人種や性別などを基準に一定の比率で人数を割り当てるクオータ制に… https://t.co/if8POcSK0l
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) September 2, 2024
世論調査では選択式夫婦別姓の質問では容認する意見も案外多いです。
しかし「選択式」がミソです。
つまり自分は夫婦別姓を選ばないが、別姓にしたい人はご勝手に。という感じです。
そしてあまり深く考えずに容認するというものです。
夫婦別姓だと子供の姓はどうするのか、そして兄弟姉妹はそれぞれどうするのか。
選択式ですから、様々なパターンが考えられます。
父親の姓を選ぶか、母親の姓を選ぶか、兄弟は? 姉妹は?
社会が混乱します。
家族の一体感もなく、バラバラな感じがします。
外国では戸籍がない国もあり、夫婦別姓も多いという人もいます。
かつては外国に憧れ、外国の真似をする事が進んでいると思われた時代もありました。
でも、よく考えると日本ほど良い国はありません。
治安、道徳観や倫理観。
今になって自分の国を誇りに思います。
今まで自虐史観に基づき、日本は悪い国だと教えられてきましたが、
その実、そうではなかった、日本はそんなに悪い国でなかった。
進次郎さんは人気があっても、総理大臣としてはどうなのか。
それを考えると疑問符が付きます。
そしてバックには恐らく菅義偉元総理がついています。
菅さんの考えも影響するでしょう。
そして周りには誰が付くか。。。
誰が周りを固めるのかも重要です。
脱原発かどうかも気になります。
そして周りに影響され易い様な気もします。
立ち止まって考えると。。。。。
自民党員の皆さんにはその場の気分で考えないで欲しいです。
総裁選は人気投票ではないとよく考えて欲しいです。
この国のリーダーとして頼れるか、任せられるかをよく考えて欲しいです。
勿論、一般国民よりも身近に接する機会が多い自民党国会議員の皆さんは自分に有利かどうかよりも
当然、国の為、国民全体の為に誰が相応しいのかよく考えて欲しいです。