http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201301/0005655628.shtml
兵庫県は、次世代エネルギー資源として期待される「メタンハイドレート」が但馬沖の日本海底に存在するかどうかを確認するため、堆積物を直接採取し、調べる方針を決めた。井戸敏三知事が8日の会見で明らかにした。数千万円規模の調査費用を新年度予算に盛り込む予定で、夏にも調査に乗り出す。
メタンハイドレートは、天然ガスの主成分メタンが低温高圧の環境で水と結びついてできる固体。白い氷状で「燃える氷」とも呼ばれ、日本海に広く存在する可能性があるとされる。
県はメタンハイドレートの研究を進める独立総合研究所(東京)と協力し、昨年6月と9月に魚群探知機などで海底を調査。香美町沖百数十キロの地点で、ガスとみられる数カ所の水柱を確認したという。同研究所の昨年12月の中間報告でも確度の高さが示された。
県によると、直径10センチ程度、長さ5メートル程度の鉄製の筒をこの海域の海底に差し込み、筒の中に入った堆積物を採取して調べる。
メタンハイドレートが見つかり、拠点施設などが整備されれば、雇用の創出や地域活性化にもつながる。井戸知事は「大変期待している」とした上で、本格的な調査について「海洋資源開発は一自治体の手には負えない。国にバトンタッチを要請したい」と話した。(岡西篤志)
やっとメタンハイドレート実用化に向けて動き出したようです。
先日もテレビでメタンハイドレートについて取り上げられていましたが、
やはり太平洋側の事だったようです。(チラッと見ただけなので多分ですが・・。)
で独立総合研究所と協力するとの事ですので青山さん主導で進められるようです。
いつも太平洋側が話題なり、少し歯がゆく思っていましたが、やっとという感じです。
国がやらないのなら地方から進めていってもらいたいですね。