
教科書の従軍慰安婦記述「検定意見付されなかった」加藤官房長官
加藤勝信官房長官は29日午前の記者会見で、4月から使われる中学校歴史教科書に「従軍慰安婦」という記述があることについて、文部科学省の教科書検定の基準に沿ったものだとの認識を示した。「教科書検定基準などに基づき、教科用図書検定調査審議会において学術的、専門的な審議がなされ、その結果として検定意見は付されなかった」と述べた。
一方、「従軍慰安婦」という言葉を広め、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話について「基本的立場を継承している」と説明し、見直しを否定した。政府は同26年に河野談話を「見直さない」とする政府答弁書を閣議決定している。
文科省は社会科教科書の検定基準として「閣議決定、その他の方法により示された政府の統一的な見解」「最高裁判所の判例」を掲げている。
日韓関係に悪影響を及ぼしている最大の原因は歴史問題だと思います。
何にしても最後には間違った歴史認識に辿り着きます。
その中でも河野談話の文言と河野洋平氏の会見後の「強制性はあった」との発言。
この河野談話に歴代首相は引きずられています。
事実と異なっているのに河野談話を踏襲すると、どの首相も発言しています。
安倍首相だけはと期待しましたが、安倍さんも見直さないとの発言でした。
あの時は期待していただけにがっくり来ました。(平成26年4月)
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b186086.htm
その後の平成27年8月14日の安倍談話が精一杯の修正上書きだったのでしょうか。
https://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/discource/20150814danwa.html
因みに慰安婦日韓合意は忘れもしない平成27年12月28日でした。
間違いは間違いです。
不利になろうと有利になろうと、事実は事実です。
歴史問題も間違っていたと認めて訂正してはいけないのですか。
真実も語られず、誤魔化しが許されるのですか。
いつまでも事実に反する歴史に引きずられ、それをネタに韓国からゆすられ、
未来永劫、歴史問題に振り回されていいのかと言いたいです。
もっと政府にはシャキッとしてもらいたいです。
その真剣さが加藤さんの会見から伝わりません。
日本人としての尊厳があるなら、学術的専門的な意見に異議を唱えてもらいたいです。