安倍晋三首相は12日午前、北方四島の元住民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟の脇紀美夫理事長らと首相公邸で会談した。首相は15、16両日のプーチン・ロシア大統領との会談を前に「北方領土問題の解決に向け、一歩でも前進させるため全力を尽くしたい。私の世代でこの問題に終止符を打つ決意で首脳会談に臨みたい」と述べた。

 これに対し、脇氏は「元島民は子供や孫とともに戻れる日を待ち望んでいる。一歩でも二歩でも進めてほしい」と述べ、領土交渉の進展に期待を表明。「島に戻り、日ロ友好の懸け橋になりたい」との元島民の思いをつづったプーチン氏宛ての手紙を首相に託した。 

*******************************************************************************

北方領土の返還に期待してる多くの国民。

2島なのか、4島なのか、面積の半分なのか・・・・

等々言われています。

 

ロシア側の発言から、良くて2島返還、悪くて現状維持、

そんな感じです。

もう殆ど期待していない人も多くなってきたような気がします。

 

「引き分け」とプーチン大統領。(この発言はかなり前)

そして安倍首相は「新しいアプローチ」と。

 

以前は「引き分けなら、面積半分返還?」と思っていましたが

それも今となっては期待外れで虚しささえ覚えます。

 

新しいアプローチってどんな事なんでしょう。

現状打破でしょうが、一番恐れているのはロシアの食い逃げ、

つまり、経済協力という名で日本の資金だけを吸い取り、

何も変わらないとの懸念です。

 

全く新しい考え方。

例えばロシアの主権を認めるからと、拒否していた

日本人が自由に渡航出来るようにするとか?

 

現実的には北方領土にはロシア人が住んでいます。(歯舞群島には民間人は住んでいない)

今更追い出す訳にはいかない、との気持ちもあります。

また元島民の方は定住は考えていないとも言っているとか。

(テレビでの報道ですから、実際はわかりませんが)

 

ですから、残念ながら今まで日本政府は頑なに制限していた

日本人の島への渡航を可能にし、住民のロシア人と融和しつつ友好関係を結ぶ、

そんな「新しいアプローチ」をするのではと思います。

※外務省HPより 

 北方領土への渡航自粛要請

 

何だか、失望しますが現実問題として2島返還も難しそうな

そんな日ロ政府関係者の発言です。

 

私達が納得できる「進展」ってどんなものなのか、早く知りたいです。

それにより、国民はどう考えるのか、政府の判断に理解するのかどうか・・・。

 

日ロ首脳会談が気になります。

どんな結果になろうと、受け入れるしかないのか、そんな気持ちです。

少しずつ前進するしかないのか、そんな気持ちです。

 

 

ご訪問ありがとうございます。クリックして応援お願いします。 

 にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ  にほんブログ村