菅官房長官は5日夕の記者会見で、4月上旬に予定していた中国の習近平国家主席の国賓来日を延期することを明らかにした。新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、日中両政府が合意した。今秋以降の来日で再調整する。
菅氏は来日延期を巡り、中国側と協議し続けてきたことに言及したうえ、「(日中)双方は現下の最大の課題である新型コロナウイルス感染拡大防止を最優先する必要があり、国賓訪日を十分な成果があがるものとするためには、しっかり準備を行う必要があるとの認識で一致した」と述べた。
また、今後の来日時期について、「双方の都合の良い時期に行う。具体的な時期については、今後両国間で外交ルートを通じて改めて緊密に調整する」と述べた。天皇、皇后両陛下は4〜6月の間に英国を公式訪問する方向で調整しており、7月には東京五輪、8月にはパラリンピックが続くため、来日は秋以降になるとみられる。
菅氏は、来日延期による日中関係への影響について、「特段の影響があるとは考えていない」と語った。
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習近平主席の4月訪問が延期されたと正式に発表されました。
理由は武漢ウイルス感染を封じ込めるのを優先させる為だとか。
では武漢ウイルスの大流行がなければ、訪日は予定通りだったのでしょうか。
安倍首相は習主席との会談で尖閣周辺に中国公船が航行する事を
「挑発」と言い、自制を求めていたのに、
無視している中国です。
日本の訴えを無視したのです。
にも拘らず日本は習主席を国賓で招く方針を変えませんでした。
これを中国はどう見るかです。
尖閣周辺に公船を行かせても、それでも国賓待遇ですから、
日本は中国の挑発を許容したと思われても仕方ありません。
日本は中国にひれ伏したと。
だから日本は舐められるのです。
相手に要望を飲ませるには、強く主張しなければいけません。
それをしない日本のお人好しさ。
今回の武漢ウイルス騒ぎで中国依存の危うさに気付いた筈です。
中国に過度に依存しているから、強い決断を出来なかったのです。
中国の報復を恐れて思い切った対応を出来なかったのです。
違いますか?
いつまで経っても中国全土からの入国拒否をしなかった日本。
中国の機嫌を取るように支援物資を送り続けた日本。
その結果、日本の医療現場や国民の手にマスクが行き渡らず、
医療崩壊が始まるかもわからないところに来ています。
中国の不法ぶりは尖閣問題だけではありません。
不当に邦人が拘束されたり、中国自治区の人権問題も無視できません。
そんな国のトップを国賓待遇で訪日を求めるのですか。
そんな事をしたら日本は中国の無法ぶりを認めたと国際社会から思われます。
下手したら、日本も中国と似たり寄ったり、
中国の仲間、中国と同レベルだと思われます。
台湾の問題もあります。
経済規模からいえば、台湾よりも中国でしょう。
しかしだからと言って、台湾を切り捨てるような事は止めて欲しいです。
日本が台湾に近付けば中国の嫌がらせがあるかもわかりません。
中国はそんな国です。
金の為に魂まで売るのか、そんな言葉を思い出しました。
秋以降の延期を無期延期としてもらいたいです。
もしも国賓で招待するなら中国共産党の一党独裁が崩壊した時です。
菅官房長官は「双方の都合のよい時に」と言いました。
中国は変わらなければ、日本にとって都合のよい時は永遠に訪れない、
そう思います。