goo blog サービス終了のお知らせ 

気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

武田邦彦氏のブログより 汚染牛肉を「安全」という専門家 2011.07.12

2011-07-13 10:31:27 | リンク
http://takedanet.com/2011/07/post_93a0.html

汚染牛肉を「安全」という専門家

また、基準値以上の牛肉を食べても「健康に影響がない」という専門家が現れました。

2011年7月12日、朝7時のNHKニュースに登場した何とか研究の権威の先生で、彼は、
「1日500グラムの牛肉を200日食べたら1ミリシーベルトになるので、汚染牛肉食べても健康に影響はない」
と言っていました。
放送するNHKもNHKですが、こんなことを言う専門家も専門家です。

・・・・・・・・・

問題点の1
この計算は「足し算が出来ない専門家」の計算です.
人間は、空間、水、主食、副食、おやつ、ホコリ、運動などから被曝するので、それぞれの基準は合計した1年1ミリシーベルトの10分の1ぐらい(0.1ミリシーベルト)にしなければなりません.
また、副食と言っても、牛肉、豚肉、鶏肉、卵、ほうれん草、小松菜、にんじん、タマネギ、ゴボウ、ジャガイモ、ネギ・・・など少なくとも10種類はありますから、一つ一つの被曝はさらに10分の1が一つの目安です(0.01ミリシーベルト)。
このような考え方はすでに食品安全の領域では普通です。そうすると、
「1年に500グラムを200日」
というのが、
「1年に50グラムを20日」
となり、これは現実に食べる量より少ないので、危険な牛肉になります。
つまり、被曝計算をするときには、生産者側から(牛肉だけ)ではなく、消費者側から(一日に食べる量全体と外部被曝など)計算しなければなりません。
専門家やNHKが被曝側にたって計算してくれるのはいったい、何時になるのでしょうか?

福島原発事故が起こってから、日本政府は終始、事故を小さく見せることに力を注いできました。
でも、報道の自由をもっている報道機関、学問の自由で守られている研究者が、なぜ政府に追従して、国民を被曝させようとするのでしょうか?

(平成23年7月12日 午後4時 執筆)



セシウムに汚染された牛肉が市場に出回り
既に多くの方が食べています。

ニュースなどでは最後に「健康に影響が出る数値ではありません」と
言って暗に騒がないように示唆しています。

読売テレビに「す・またん」という朝の情報番組があります。
MCの辛坊 治郎氏が「健康に影響はないようです」
そして
「食べる物は肉だけではないのですから、野菜とか牛乳とか
また空気中から吸い込む事もあるでしょうから、
一概に影響はないと安心しておれない」みたいなことを言っていました。
やはり司会をするなら、これぐらいの事も付け加えてもらいたいですね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 子ども手当 与野党議論は平行線 | トップ | 武田邦彦氏のブログより 緩... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。