同省統合幕僚監部によると、Y9は中国方向から飛来し、午前10時40分頃、福岡市の南西約250キロに位置し、五つの主要な無人島からなる男女群島の南東の空域で旋回を開始。同11時29分頃、群島の東から領空に侵入した後、左に旋回して南東方向に進み、同31分頃に領空を出た。その後、群島南の上空で再び旋回した後、午後1時15分頃、中国方向へ飛び去った。

 Y9が領空侵犯する前に、空自の戦闘機が緊急発進して、Y9に対し領空に接近しすぎていると通告した。だが、そのまま領空に侵入したため、退去するように警告した。

 これ以外の特異な行動は確認されず、空自機による武器使用はなかった。同省はY9が呼びかけに返答したか明らかにしていない。

 中国機を巡っては、2012年12月に中国国家海洋局の航空機1機が沖縄県・尖閣諸島の魚釣島近くで領空侵犯した。17年5月にも同島付近で中国海警局の公船の近くを飛行していた小型無人機が領空に侵入した。しかし、軍用機による領空侵犯は初めてだ。同省は中国側の意図は「分析中」とした上で、「日本周辺での軍事活動が拡大・活発化の傾向にある。警戒監視に万全を期す」としている。

 自衛隊が昨年度、領空侵犯をする恐れがある外国軍機などに対して緊急発進した回数は669回。過去10年では最も少ないものの、00年代の平均の約3倍で、高い水準が続いている。昨年度は中国軍機による事例が7割超の479回に上った。

 外務省は26日、岡野正敬外務次官が中国の施泳駐日臨時代理大使を同省に呼び出し、極めて厳重に抗議するとともに再発防止を強く求めた、と発表した。

「小さな変化を重ね既成事実化か」

 元海将補で笹川平和財団の河上康博・安全保障研究グループ長は「日本の対処力を確認しようとした可能性がある。今後も挑発の度合いを上げていく恐れがあり、小さな変化を長期間重ねて既成事実化していく戦略の一環だ」と指摘する。

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中国軍機が初めて領空侵犯したとのニュース。

初めて?

何度も領空侵犯していると思っていました。

自衛隊幕僚監部が毎日のようにスクランブル発進のポストをしています。

 

 今回の領空侵犯が初めてという事は今までのポストは領空侵犯の恐れがあった為、

スクランブル発進をして領空侵犯を食い止めたという事なのでしょうか。

 

また無人の偵察機が飛来した事もあります。

 

こちらは先月のスクランブル発進です。

 これも領空侵犯をスクランブル発進で食い止めたという事でしょうか。

 

そして今回の領空侵犯ですが、かなり陸地に近い場所を旋空し、そして2分ほど領空侵犯したようです。

勿論、領空侵犯前には自衛隊機がスクランブル発進し、警告しましたが無視して領空侵犯したのです。

記事によると有人の中国軍機が領空侵犯したのは初めての様子です。

いつもの中国の手法です。

様子を見つつ、日本の出方次第ではさらに過激な行動に出る可能性もあります。

サラミ戦術と言うそうですが、徐々に迫って来て、最後は核心に迫るという事なのでしょう。

 

折しも27日から超党派の日中友好議連が訪中します。

さて今回の領空侵犯を抗議する為に、訪中を取りやめるのか、

それとも訪中後に抗議をするのか、

それとも親中派や媚中派ですから、軽く話題にするのか、何事もなかった事にするのか。。。。

日本は試されているのです。

 

国会議員は常に中国に試され、どう動くのかを中国は注視している事を忘れないで欲しいです。

とにかく反日の中国です。

原発処理水放出による海産物全面輸入停止を決めている中国。

何人もの日本人が拘束されています。

また尖閣諸島を自国領だと主張し、我が物顔に尖閣近海を軍艦装備の海警局船を航行させています。

 

訪中団の行動如何で日本の中国に対する態度がわかります。

毅然とした態度が出来るのか、それとも土下座外交の言葉通り、領空侵犯はなかった事にするのか。

更には次期総裁は中国に厳しい対応で臨めるのか。

それを私たち国民は注視し、総選挙でその判断を示したいです。