首相「民主と同じじゃダメだ」 県外移設論の沖縄県連を牽制(産経新聞) - goo ニュース
安倍晋三首相は10日夜、都内で自民党の塩崎恭久政調会長代理、世耕弘成官房副長官と会談。
米軍普天間飛行場の移設問題で、党沖縄県連が今夏の参院選に向けたローカル・マニフェスト(政権公約)に県外移設を明記する動きを見せていることについて、「民主党と同じではダメだ」と述べ、党本部と見解を統一すべきとの考えを示した。
政府は普天間移設先を辺野古にすることを決め、それに向かって着々と進められています。
それなのに肝心の地元沖縄県連は、頑なに県外移設と言っています。
県外に当てもないのに無責任です。
本当に、沖縄選出の自民党議員は県民の安全の為に活動する気があるのでしょうか。
県民、特に宜野湾市民の安全を蔑ろにするような公約。
このままだと「普天間固定化」になるのはわかっているはず。
それなのに県外移設にこだわる議員たち。
宜野湾市民の安全を確保する気があるのなら、
もっと冷静な判断をすべきです。
自民党執行部は党の方針に従わない議員をこのままにすると
民主党となんら変わらない、まとまりのない政党だという事になります。
国会議員の活動の目的は「国民の生命財産を守る」ことにあります。
「普天間固定化」はその目的から 外れます。
そんな公約で選挙に臨もうとする議員は
残念ながら、自民党から去ってもらわねばなりません。
しかし ただ一人西銘恒三郎議員だけはこの問題を真剣に考え
県外移設は可能かどうか、長崎県、佐賀県、山口県と意見交換しています。
その結果、全く目途が立たなかった現実を知り、
「普天間の固定化はしないという点は安倍総理の考えと同じだ」と
3月11日の予算委員会で述べています。
この事から西銘議員は党の方針に従うのではないかと思いますが
他の衆院議員、宮崎政久氏、比嘉美津代氏、国場幸之助氏や
参院議員糸数慶子氏、島尻安伊子氏の考えはどうなんでしょう。
また自民党県連となると、県会議員も入りますから
一筋縄ではいかないようです。
「普天間の固定化を避ける」という事と
「普天間の危険性の除去」
この二つを主目的に自民党沖縄県連はまとまってもらいたいところです。
西銘議員に続く勇気ある議員が名乗り出すことを期待します。